春は名のみ？

　　　　積雪の畑で見たものは？　　　

２月5日から6日にかけて、今季初めて降った大雪。

当日は仕事があって朝雪かきした後出かけ、都心に居たので畑の確認ができず。

天候が回復して、晴天となった翌2月7日朝に専用畑を確認すると…。

幸い、土手の菜の花は、一部が倒れていたものの全体としては何とか大丈夫か…

遠目で見ると野菜は雪に埋もれて無事な様に見えるのだけれど…

数日前にあわててネットを掛けた部分を含め、そもそもは防虫の目的で張ったネットが良い感じで機能している。

これはソラマメのウネ。

数日前に土寄せをしたためもあり、いい感じで雪に耐えている。

あれあれ？これまで野鳥にはまったく見向きもされなかっらソラマメの葉が、食害に合っている。

キャベツは数日前掛けたネットが上手く働き、雪の下に…

…と思って、よく見ると、ネットとネットの隙間になってしまったキャベツの株が野鳥の食害に合っている。

中央部の甘いところを狙って食われてしまった。

ネットから覗いたわずかな部分が狙われている。

茎ブロッコリーでネットを掛けられなかった株はこんな姿に…

ハクサイは寒さ対策で上部を縛っておいたので無事か…と思っていたのだけれど…

いやいや一株が標的にされ、甘い中心部をめがけてこんな姿に…

残されたダイコンはいい感じで残っていると思っていたのだけれど…

わずかに収穫されなかったカブの葉はこんな感じで食べられており…

アブラナ系の作物の葉は、積雪で他に食べ物を得られえなくなり、飢えたヒヨドリやムクドリに襲われて被害にあったけれど、

キク科でお口に合わない？リーフレタスは全く被害なし。

タマネギも被害なく、順調。

中村さんお畑の小麦も被害なく。

エンドウ（サヤエンドウ）も被害なく。

この日分かったことは…

・積雪で食べるものが無くなった野鳥が飢え、畑が狙われた。

・これまで茎ブロッコリーが狙われたけれど、今回はキャベツも白菜も狙われた。

・ダイコンよりカブの葉の方がお好み。

・珍しくソラマメの葉が味見されていた。エンドウは無事。

・空腹でも、菜の花、レタス、ネギ、タマネギ、コムギはお好みではなく、食害なし。

身近な野生動物：野鳥は、おおかれ少なかれヒトの暮らしをうまく利用して生活して暮らしいる…といつも話しているけれど、確かにその通り…と感じたこの日の朝。

〈おまけ：この日のセントラルパーク〉

前日、雪が止んだ後、子供たちの手で大きな雪玉が作られており。

文章：小池常雄

写真：　　　同

撮影日：20240207朝

撮影場所：専用畑

編集：小池