「プールのヤゴ救出大作戦!」を実施
10時から保護者のKママが支援に来てくださり…
ヤゴのエサ用のアカムシを30g/包で8つ買ったものをそれぞれ5個に小分け。
配布用に計40パックを午前中に準備。
生餌(いきえ)しか食べない種類の昆虫は飼育は容易ではないけれど、これを釣具屋さんで見つけてからは楽になり…。
その前は、観賞魚用の冷凍アカムシキューブパックを切って配布。
されどこれは当然生きてはおらず、ピンセットなどでヤゴの目の前で振って、生きているふりをしないと食べてもらえず。
世話をしない子どもたちの代わりにお母さんたちが、疲弊➡不評。
数匹摘まんで投入するだけなので、評判良く♥
ただやはりビジュアルが…との声はあり。(笑)
下上は、40パックに分けたアカムシが、アルミホイルとペーパータオルに包まれており。
左下は羽化支援用小枝、右下はカルキを含まないプールの水を配布用に事前確保。
これは配布用に自宅で年間沿通じて育てている水草。
実体顕微鏡も2台準備。
スマホで光軸を合わせるとこんな写真が簡単に…
受付はSママにお願いし…
参加者は例年より多め。
・19年間の経緯・成果
・どうしてプールにヤゴがいるのか?
・昔と今のつくし野の環境の違い
・ヤゴを飼うときの注意点
・飼育用に配布する、アカムシ、小枝、水草などについて
今年は、プールサイドに仮設の日よけが設置して有り…
ついては4隅ではなく④を屋根の下に移して4班で救出作戦を実施。
(班長の個人名は消してあります)
プールサイドで、4班の人数がバランスするように誘導…
最初は皆恐る恐る…でもすぐに慣れて…
途中休息・水分補給の時間を挟みつつ1時間ほどを救出に…
多目的室に戻って最後のまとめのお話しを…
4班の計数の結果は事前に用意しておいたこんな表で集計。
次回以降の活動の予定をお話しして解散。
その後は、用意しておいた配布物を希望者に配布。
この日の参加者は
この日の参加者は
未就学:12名
小学校:1年:5名、2年:5名、3年:6名、4年:9名、5年:8名、6年:6名
小学生の合計:41名
中学生:3名
保護者:37名
支援者・代表(Tさん、Kさん、Iさん、Oさん、小池):5名
未成年の合計:53名
成人の合計:42名
参加者の総合計:95名
保護されたヤゴたちは、この後それぞれの自宅に連れ帰られ…。
アカムシをたっぷりと食べさせてもらい、なかなか大変な一大事業の羽化を乗り越え…
つくし野の空に飛び立っていったそうな…(多分)
〈おまけ:この日の夜に…〉
数が多すぎて引き取り手が無かったヤゴの多くは、学校の校舎脇の池に…
実はプールから救出したその夜に羽化したらしく…
台所のガラスに居た時は翅の色も薄かったのだけれど、窓の外に出して陽に当ててやると…
次第に体色が濃くなり、翅の模様もくっきりと…
日に当たっているうちに翅の先が黒くなり、アカトンボでもシノメトンボ…とわかり。文章:小池常雄
写真:Oさん、Tさん、小池
撮影日:20240608
撮影場所:つくし野小多目的室・プール
編集:小池
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