次の活動実施予告・実施済の報告


〇第6回定例活動は「畑のお世話~秋野菜の苗などを植えよう!」は9月15日日午後51名の参加を得て完了しています。
◇第5回特別活動は。実施日・実施内容ともに未定です。

2024/06/10

「ヒマワリ」「ナノハナ」「ソラマメ」の種採り 詳細報告

   次年度の栽培に備えて…   
年間を通じて沢山の野菜などを栽培していますが、たくさんの種を都度購入することは費用を沢山要します。
更にそれぞれの種類の特性を踏まえて参加者や街の人に配布しているものを購入することは趣旨に合いません。
そこで、主に「ヒマワリ・ナノハナ・ソラマメ」の3種の種は、毎年たくさん採取しています。
(上記以外には、各種カボチャ、ウリなども例年自宅で種採りしています。
種類によっては、発芽するものしないものがあるけれど…)
活動の中で、乾燥させておいた「ヒマワリ」の種の取り出し方を実演。
トンカチでたたいて種を採り分けるとこんな感じ。
最初は、種以外にもいろいろな部分がゴミとして混じっている。
それを網で濾して大きなゴミを取り分ける作業をする。
大きなものと、極めて細かい砂は取り除けるけれど、中間の大きさのごみはこの方法では取り除けない。
次の作業は「風選」
専用の機械はないので、ヒト用の扇風機を活用して、細かくて軽いゴミを吹き飛ばす。
実った種は重いので、飛ばされずにまっすぐに落ちる…ということ。
100%ではないけれど、まあおおよそのごみを取り除き、密閉袋に入れると…
800g+700gで合計1500g♥
これらを大匙一杯で、何粒あるか?というと…
64粒で2.9g
つまり0.045g/粒。
1,500g÷0.045g/粒≒33,333粒 つまり3万3000粒
これらの一部は、袋詰めにして、活動の中で参加者の希望者に配布。
それでも全く減らないので、助成を受けている「みど*リンクアクション」の参加者や主催者にも配布。
まだまだ減らないので、活動案内を掲示してくれている東急ストアのEV横非常階段1F掲示物コーナーに小袋を付けて、希望者に配布中。
一度にたくさん入れておかずに数日ごとに補充中。

一方こちらは「菜の花」
5月の連休中にO家のお父上・ご子息に支援いただいて、土手沿いで春を誇った菜の花を掘り上げ、乾燥。
量が多いので、2カ所に稲架して風に当て…
乾燥したら大きな「ガーデンスタンドBAG」の中で、穂先を棒でたたいて、サヤと種だけを落とし、更に乾燥。
およそ乾いたら、大きいビニール袋に入れ替えて自宅に持ち帰り、すのこでサヤを除去。
こんな感じで最初はサヤが入っていたものを次第に除去。
除去したサヤは、堆肥置場へ…
ほぼ種になったアブラナの種はさらに乾燥。
それでも残る細かい軽いゴミは、今度は我が家の選択干し場で、自然の風で「風選」。
ようやくここまで来ても、さらに天日干しを継続。
ざっとこんな感じで種だけに…
細かいゴミは、あまり気にする必要はなく。
総重量は、1,800g+250g≒2,050g
0.07g÷32粒=0.0021875≒0.0022g/粒
一粒は0.0022g/粒と試算。
総重量2,050g÷0.0022g/粒=931,818.18≒93,000粒
全数は、推計 93,000粒。

さて、最後は「ソラマメ」の種採り。
収獲の活動で、適量の黒く熟したサヤがあったので、今年は全部のソラマメを一気に収穫。
配分せずに残した黒化したものは乾燥して次年度の種に…
畑では山盛り大型金属バケツ一杯だったソラマメを、乾燥しやすいように、4つのバケツに分けて…
これらを我が家の屋上に、天気のよい日中だけ干し。
夕方には室内に戻すことを繰り返し…。


ほどほど乾燥が進んだ後、鞘から種(ソラマメ)を取り出す作業を実施。
右下の乾燥させた黒いさやから、ひとつずつ手作業で、中の種を取り出す。
左下が種を取り出した後の殻(サヤ)。
中央上が取り出した中身の種。
このタネの状態にして更に陰干しを継続。
更にこれを屋根の上で乾燥…
ざっとこんな感じで種だけに…
総重量は、1,350g
11.7g÷10粒=1.17g/粒
一粒は1.17g/粒と試算。
1,350g÷1.17g/粒=1153.8≒1150粒
総数は一粒が大きいので(いろいろな大きさがあるけど)1,150粒
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同
撮影日:2024年春から初夏

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