次の活動実施予告・実施済の報告


◇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施予定です。
◎久々の第5回特別活動は、10月27日日午後実施済み。

2024/10/15

小川小 4年生70人に出張環境学習(その7)

考えて企画し、実施の前準備段取りは大切
ここに示した5枚ほどのスケッチは、前回の授業の後で子供たちが描いてくれた自分だったらどのように整備する?というアイデアスケッチ。
限られたスペースだけれど、色々な工夫で多様な環境やエコトーンを作ることの大切さは総じて理解してくれているようで嬉しく思います。
気になったのは、土を入れて陸地化する提案があった事。
コンクリート製の水槽で、流れがない環境なので、土を入れるとその中の有機分が腐敗してしまう。
小石などなら腐敗しないけれど、深いほうは、次回の清掃の時に大変。
また、サワガニの移入はこの流れのない環境では棲息させることはむつかしいだろう。
照明を付けるという提案が2案あったけれど、観賞することが目的の造園とは異なっているので、照明を付けると生物の生態を乱してしまうことになるのでは?
…とはいえ、魚が隠れることができるトンネルや倒木の設置などのアイデアは、とても良いと思う。
そんなことを踏まえ、10月17日の授業の2日前、15日の午前、資材の搬入と金属網の加工を現地で実施。
これは数日前、奈良川などで採取してきた移植用の植物。
小学校内の排気置場からもらってきた廃材。
朽ち木は今回の提案を受けてもらってきたもの。
これ以外にU字溝の1/2の物を4つ。
積み上げて乾燥化を進めていたヘドロは、ここ数日は晴天の見込みなので陽に当てるために広げて再設置。
さてこの日のメインイベントは、池に転落防止でかけてあった鉄製のフレームの加工。
この日急遽支援に駆け付けて下さった熊谷さんにディスクグラインダーで…。
A池の大きさに対し、短辺は長いのでカットを入れて折り曲げることに…。
逆に短辺は池の内法より短いのでそのままに…。
まずは全体を裏返して切り込み作業を…
手前は三澤氏、作業中なのは熊谷氏。
切り取ってしまうと、全体の強度が落ちる。
そもそも切り離した時点でゴミになるのを防ぐ意味もある。
めでたく折り曲げ作業完了。
これは底の水抜栓の位置をします白線が消えてしまっていたのを復活作業中。
浅い池は、水を戻してしまっているので、この部分だけに塗装。
持ち込んだ資材を整理し、工事中であることを明示して、この補遺の作業は完了。
はてさて17日の作業はうまくいきますやら…。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影日:20241015午前
撮影場所:小川小校庭
編集:小池常雄

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