「畑のお世話~種ジャガイモ植付、野菜の収穫をしよう!」
を実施
当日は9時過ぎからいつもの各種資材のセットと、溝堀の追加を…
植付けの馬鈴薯のダンシャクMサイズの10㎏の段ボール箱を開けてみると、予想よりやや大きい。
ついては、このところあまりやっていなかった種芋を半割にして植えることにし。
慌てて自宅から暖炉の灰を持ってきて、半割した断面に押し付け。
この面を上にして、風に晒して乾燥させる作業を開催時間まで放置。
準備を終えた資材
早めに支援に来て下さったFさんが、植付穴を準備中。受付は真っ先に来てくれたいつものA母娘にお願いし…
出席者の出足は遅かったけれど、事前に保育園の卒園式などが重なって参加できないとか遅刻する…という話は聞いていて…。
この日に強行したのは前週はやはり降雨だったし、翌日も確実に強い雨が予報されていたので仕方なく。
この時期は、晴天と降雨が周期的に変わり、それが3寒4温で1週のリズムにはまってしまうと、延々週末が開催できない事に…
最初のお話しは、いつものようにジャガイモの作物としての優れた特性など。
久々に実施した半割にして植えつける方法、特に種芋の切方や芽が、らせん状についている訳などを紹介。
また畑の隅で実施している、セントラルパークの落ち葉、家庭生ごみからできたたい肥、ヌカ、えひめAI-2号(納豆液、イースト、ヨーグルトなどの混合培養物)などを混和して熟成させる方法を解説。
発酵・熟成熱で暖かくなる…という解説をしたけれど、こんなに人がたくさんいるのにここをねぐらにしていたネズミが飛び出してびっくり。
実際の活動は、子供たちに既に開けておいた植穴に、ひとつづつ種芋を植えるところから…
今年は、ジャガイモ植付をいつもの一般的な方法に加え、マルチの下にやや深うえする方法も実施する事に…。
実はこの幅広マルチウネ、昨年秋遅くソラマメ苗植付用に準備して置いた3本のウネのうちの1本。
苗が足りなくなったので、そのままにし、冬を越えたものを有効活用することに。
Fさんたち大人には、イモとイモの間に牛ふんと化成肥料を置き、軽く土をかぶせることを支援いただき…
また主に女性の支援者・保護者に皆さんには、子供にはネットが邪魔して収穫しにくい茎ブロッコリーの収穫を支援いただき…
配分の準備の途中状態。
茎ブロッコリー、ターツァイ、キャベツだけでもこれだけの量が…。
子供達でもできるシンプルな作業でできるように、事前の準備をいろいろしておいたので、かなり順調に植付は完了。
キャベツ、ブロコリー、カリフラワーの収穫は、子供たちの手で行うことを優先して実施。
[包丁を横から差し込んで、巨大ブロッコリーの下に包丁を…] |
ブロッコリー、カリフラワーは出来が良く、市販の店頭に並んでいるものと比べて4-5倍の大きさになっており。
普通の市販を想定した栽培では、売価が上がらないのでここまで大きくはせず。
でも味は花が咲く前ならば大丈夫。
ブロッコリー、カリフラワーは寒さが厳しかったので一部に表面が寒さ焼けしたものもあったけれど、出来は記録的に良く。
家族にほぼひとつずつを配分できることになり…。
春ダイコンの出来は順調なので、ミニダイコンは全量を収穫してしまい、跡地を耕耘。
新聞半分に乗りきらない量を家族単位で配分。
この日の参加者は
未就学児は卒園式などの関係で0人
小学校、1年:4名、3ねん:1名、4ねん:3名、5年:4名、6年:1名
小学生の合計:13名
保護者:9名
支援者・代表者(W、O、F、I、Oの各氏、小池):6名
参加者の総合計:28名
〈おまけ:巨大ブロッコリーの軸のお味は?〉
「ブロッコリーの(収穫の時に)捨てられたぶっとい茎を数本、子供達が持って帰っていました。
さっそくレシピを調べて食べさせたところ、大喜びで食べております。
あまりに固すぎて食べられなさそうなところも硬い皮を剥けば食べられると、
あまりに固すぎて食べられなさそうなところも硬い皮を剥けば食べられると、
Googleに教えてもらいました(マジウケる)笑。


ブロッコリーやカリフラワーは、こういう食べ方もあるのね…
野菜が高値の昨今、ここまで丁寧に食べてくれて、野鳥の食害に耐えながら育ててきた私としてはとてもうれしく…
以下は当家奥様の作。
皿の横にあるのはミニダイコンを生でスライスしたもの。
これが噛んでみると密実でやんわり甘く、市販の青首ダイコンとの違いを痛感。
〈おまけ:みんなが帰ったその後に…〉
雨に降りだしがやや早まったけれど、幸い、解散時間には間に合って…
皆を返した時間を見ると、まだ14時40分くらい。
午前中、資材を届けてくださったもののご家族の病院送迎で16時半ころ畑に来れそう…というO氏まで、まだ時間があったので、この日収穫した後のウネ3本分を、整地し、耕耘することに…。
いつものように、牛ふん堆肥に加え、いろいろ工夫して作っている自家製たい肥、化成肥料などをウネの上に撒いた後、トラクターで耕耘。
なるべく、省作業化して作業したものの雨が降り出してしまい。
それでも何とか、畝は整い、次の日の降雨を待つことに…。
文章:小池常雄
写真:Fさん、小池
撮影日:20250315
撮影場所:専用畑
編集:小池常雄
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