次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名でした。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加でした。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名の参加でした。 全て無事終了しています。
〇第1回特別活動は、4月5日土午後実施しました。

2025/03/23

段ボールコンポスト(2)

  自己流変化型:追熟追求型   
2年ほどの活動の中で、まちだエコライフ公社さんに指導していただいた「段ボールコンポスト」。
この方法は、以前自宅でトライした「ミミズコンポスト」と大きく異なり、好気性のバクテリアを利用する方法。
段ボールの通気性の良さを利用したやや乾式の方法。
ネットで検索してみると、町田市が推進する今回の方法は恵泉女学園大学の先生の方法による「竹マット」を利用した方法とのコラボ。
[公社からいただいた、使用し+1か月の熟成を済ませた物]
[既に乾燥させてあるけれど、さすがに壁面は水分で傷んでいる]
[表面には4ヶ月では分解しきれなかった卵の殻と竹炭がたくさん見える]
九州などの西日本などで特に深刻化している孟宗竹など竹類の繁茂により、雑木林の在来種を駆逐されそうになってしまっている状況は、町田市でも一部で同じ状況を生じつつある。
故に、竹を伐採して利用する竹チップを使うことの意味は十分理解したものの、簡単に竹チップを入手することはできず、公社から譲り受けるにも手間がかかり、安いものでもない。
同公社のHPでは温度計や段ボールを含まない、補充・投入用の基材セットでも1600円(税込)+送料(300円)=1900円かかる。

この方法は一般名称では「段ボールコンポスター」という方法。
方法について解説したHPなどをよく読むと、何のことはない、好気性バクテリアが生息しやすい、空気を含みやすい状態を維持できる素材を基材とすれば良いらしく…。
「竹チップ(竹パウダー)」以外にも、「ピートモス」「米ぬか」「 おがくず」などが使える…と記載されている。そもそも「ピートモス」をメインに紹介し、「竹チップ」でも代用できる…と記載しているものもある。
「米ぬか」は、スーパーマーケットで、「ピートモス」はホームセンターなどの園芸コーナーで、「竹炭」は新治市民の森の保存会の売店で売っているので、容易にかつまずまず安価で手に入る。
そもそも竹炭でなくとも、キャンプ用の安い炭を粉砕すれば使えるのでは??
消耗品の段ボール(果物用などの2重構造の物)は、スーパーマーケットでいつでもただでもらえる。

そもそも、経済観念の発達した主婦層ならずとも、
いくら「SDGs」とか、「地球にやさしい!」とか言っても、
(有料可燃物用ゴミ袋を買って)ゴミで出してしまった方が、はるかに経済的!安く済む!!」と、思われてしまっては、この方法の普及はないのではないか?

この方法の資材のセットを販売をしておられる「まちだエコライフ公社」さんには悪いけれど、特別なものを購入するのではない、身近で、手に入れやすく、極力お金をかけない方法を自分自身で工夫して調達し、同じ効果を発揮させる方法を試みたいと考えるにいたり。

▶ 容 器
:「段ボール」は、前述のようにスーパーマーケットで、小型で丈夫な2重構造の物(柑橘系やリンゴ系に使われている?)をただで入手。
中板も他の箱から切り出して作れるし、新聞紙もある。…すべてただ。
小さめで、断面を見てこの2重構造になっていることが大切。

▶ 竹 炭
:使用し、熟成済のものをたい肥として散布用に1箱頂いたので、中をよく見ると竹炭が大きく残っている。
この素材は、ニオイの吸着を狙ったものだけれど、4-5ヶ月の利用で効果が無くなってしまっているとは考えにくく。
そもそも竹炭の粉砕が大きめで、土中に投入しても分解するものではないのでこのままの大きさで畑に散布することはためらわれ…。
(注:土壌の改良材として、炭は投入されるけれど、微生物の働きなどで、分解させることはない。石炭などがその典型。ついては、大気中の二酸化炭素の固定には、役に立つ。)
ついては、堆肥化した部分をフルイで分け、残った竹炭(においの吸収)と分解が遅い卵の殻(㏗調整剤として)を再利用することに。
[手に取ると、卵の殻は、4ヶ月では分解していない]
[この基材セットの中の竹炭は、粉砕具合が荒く、こんな大きさ。]
[このまま畑にまくことは少しためらわれる]
▶ 基 材
:これは前述のように、手に入れやすい「ピートモス」を利用。
[これは大袋、18ℓ]
[これは小袋、3ℓ]
▶ 米 ぬ か
:以前は、我が家では玄米を大袋で購入し、食べる直前に精米して食べていたので、米ぬかは少なくない量が、容易に手に入った。
現在はこの方法はお休み中なので、お店で買わなければならない。
でも、材料としてはまあ安い。(800gで168円(税抜)、181円(税込))
[駅前のTストアのヌカのコーナー。 中央と左はぬか床なのでだめ]
[炒ったヌカだけれど問題はなく。塩分などを付加していないことを要確認]
松坂市のHPで見つけた段ボールコンポストの紹介資料(A4×2枚)が見やすく、わかりやすく、なかなか良いので、ここに引用してご紹介。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同

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