初夏の頃、アブラナやオオムギの種を
収穫しました!
この写真は2020年初夏、畑の北側で2畝、作っていたアブラナを根ごとほりあげ、根元を縛り、畑の隅で乾燥させたもの。(この種を20201018希望者に配布)船崎顧問と二人で、種の脱穀作業。
専用の道具はないので、シートの上に広げて穂先を木の棒でたたいたり、踏んだりする方法で穂先の種を落とし。
穂先だけになったものをたたいて、入念に種を落としていることろ。
次に、ふるいをかけて、サヤに相当する部分と茎の一部を除去。残ったものを自宅に持ち帰り、納戸の中で乾燥機の風を当てて、しばらく乾燥。
まだ半分くらい残っている、細かいかすを、扇風機で風選(風選:ふうせん…と呼ぶ)。
なかなかに手がかかって・・・。
それでも種100%にはならず。
蜂蜜の容器が、保存と小分けしやすいので、こんなふうに保存。
それでも種100%にはならず。
蜂蜜の容器が、保存と小分けしやすいので、こんなふうに保存。
実ははちみつの容器のほうは、満杯だったのだけれど、20201018の活動で、希望者に分けたので減ってしまって…。 満杯の時の写真を撮り忘れ…。
これを蒸して、絞って油を搾っても大した量にはならず。
活動でも話したけれど、江戸時代など夜間の照明用に菜種油が用いられたはずだけれど、こんなに手間がかかって、採れるのはほんのわずか。
江戸時代など、夜間の照明は、大変に高価なものだったはずということが、やってみてわかる。
活動でも話したけれど、江戸時代など夜間の照明用に菜種油が用いられたはずだけれど、こんなに手間がかかって、採れるのはほんのわずか。
江戸時代など、夜間の照明は、大変に高価なものだったはずということが、やってみてわかる。
一方こちらは、オオムギの脱穀風景。実は数年前の6月中旬の様子。
畑の隅で、樋村さんが種をまいて育てていたもの。
少し遅くなってしまったけれど、梅雨が本格化する前に一人で刈り取り。
これもアブラナの時と同じように、ざっと畑の隅で乾燥させ、次は自宅に持ち帰り、納戸で乾燥機で乾燥。
作業していると、ポロポロと、穂先が落ちるものもあるけれど、それでもバラバラになるものは少なく…。
コムギやイネ、オオムギなど、人類が現在、広く栽培している穀物の多くが、この種が穂先で熟してもすぐに散ってしまわない特徴をうまく利用しているから…と勉強したけれど、確かにそうだなと、自分で収穫してみてつくづく思う。
(ソバは別)
植物としてはまあ失格。
子孫となる種を自分でばらまかないのだから…。
穂先はこんな感じ。
藁が十分に乾燥したら、大き目のビニール袋の上から、棒で穂先の部分をたたいて脱穀。
これにはまだ、藁も穂先の禾ももみ殻もついている。
これをまず、多くなゴミは風で飛ばして除去。
次に残ったもみ殻を除去して、さらにまた、風選。
アブラナの種と同じでとても手間がかかる。
そもそもオオムギは、古くからビールやパン、麦茶など、多様に利用される作物。
《おまけ:畑のお世話》
20201024夕方 先週植えた畑のお世話をしました。
植え足したのはタマネギを50本くらい、白菜を10ポット、芽キャベツを8ポット、リーフレタスを少し…といったところ。前週、できなかった木酢液の散布も実施。
実は、この日、これまで活動に参加したことのない、小川と成瀬の2家族が、畑を見学に来たいと連絡があり。
説明と見学だけでは…と思い、芽キャベツの植付を手伝っていただくことにし…。
お嬢さん3人は、初めての畑での農作業だったそうだけれど、楽しかったそうで…。
よかった。
この日は活動の概要と畑の状況のご紹介だけでしたが、定例・特別の2種類の活動にもご参加くださいな…。
文章:小池常雄
写真: 同
ブログ編集:同
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