「 幼稚園児に ジャガイモ 収穫体験(2:イモ洗い篇) 」
F幼稚園年内で収穫した翌々日、6月27日木曜日午前。
園庭の隅に金属製のタライを並べ、前々日に収穫して段ボールに入れておいたジャガイモ30㎏ほどを洗っていく…。
周りを取り囲んでいるのは、保護者の皆さん。
あちこちから小さな手が伸び、おしゃべりしながらジャガイモを洗うのは楽しそう…
それにしても園内で最近まで植栽が荒れていたこの場所に客土し、ジャガイモ栽培するのは初めての試みだったけれど、大きさといい、形といい、皮の薄さといい、とても出来がいいジャガイモがたくさん収穫でき。
収獲同様に、3クラス、72名がジャガイモを順番に洗い。
給食の先生に来てもらって、引き渡し式。
これまで実績があるハクサイ・キャベツ・ブロ一コリ―・カリフラワーのように
「おいしい給食にしてくださ~~い!」と、大合唱。
翌6月28日金の給食で、全園児にフライドポテトにして提供されたとか…
園児には多すぎて…(笑)
[同園の公式インスタグラムより転載] |
これ(下)は自宅に持ち帰った職員配布して園長が自宅に持ち帰ったジャガイモ。
フライドポテトにして食べたとの事。
「昼食時に全館放送にて、年長の兄さん姉さん達が年中の時にヤマネコさん、小池さ んと一緒に植えたジャガイモですよ…と紹介しました。」
〈おまけ:ジャガイモの跡地に植えた作物は>
25日火曜日の収穫の日、午後から跡地の耕耘を開始。
たい肥は牛ふん堆肥を半分の量に減らし、代わりにまちだエコライフ推進公社から提供いただいた家庭生ごみ由来の堆肥を混入。
意外だけれど、この堆肥はとても甘くいいにおいがする。
耕耘機を掛けると次々にイモが出てくる。
耕耘機の刃に当たって切れてしまっているのだけれど、すぐに洗えば食べられる…と伝えると、帰路に拾って帰る親子連れがこんな感じで吟味中。
耕耘機の刃に当たって切れてしまっているのだけれど、すぐに洗えば食べられる…と伝えると、帰路に拾って帰る親子連れがこんな感じで吟味中。
この日は途中でトラクターが不調に陥ったこともあり、耕耘途中で作業を終了。
暑くて、朝から夕方までの作業となりなかなか大変。
中1日おいて6月27日木、前記イモ洗いの日に私はこんな作業を朝から夕方遅くまで…
作業を急いだのは、翌28日金が大雨が予報されており、その前に跡地利用の作業を終えてしまいたかったから…。
朝から自宅から運んだ苗はこんな感じ。
既に時期が遅く、店頭には無い。
そもそもこれだけの鉢数を市販で手に入れたら数万円を要してしまう。
とてもとても支出できないので、自作したもの。
これはジムニーの助手席を占有する1トレー24鉢(4×6)程。
更に後ろには、4トレー×24鉢で94鉢程。
これが園に搬入した全量の苗鉢。そもそも、この日は天気予報では曇天で、気温があまり上がらない…はずだったのに、意外に曇らず陽ざしが強い。
更に、頭上からと足元からの反射の光で、2重に太陽に炙られることになり…
また耕作地の幅が細長く2500㎜なので一般に用いられる900㎜×3本ではなく1350㎜幅のマルチを使ったので、ウネの表面にピンと張力を持たせて張るのが大変。
なにせ私の手は2本。
途中からロールの芯の中に支柱を通し、片方から支えてロールから伸ばす方法を思いついたけれど、東側は1本×20mの長大なウネにしたので、反対側の下側のピンを止めるには、大回りして止めに行かねばならない。
一度には1.5mほどしかロールを広げられず、少し出しては走って回り込む…という繰り返し作業に、体力をとても消耗。
下は、マルチを張り終え、鉢をマルチの上に仮置きしたところ…
マルチの穴あけ道具で穴を開けた後、土を鉢の形に掘り出す器具で取り出して、苗鉢を入れるのだけれど、これもまた100鉢以上をひとりでやるのはなかなか消耗。
朝から1日がかり、熱中症を警戒し、腰痛にも苦しみながら、夕方遅くまでかかってしまった。
下は、マルチを張り終え、鉢をマルチの上に仮置きしたところ…
マルチの穴あけ道具で穴を開けた後、土を鉢の形に掘り出す器具で取り出して、苗鉢を入れるのだけれど、これもまた100鉢以上をひとりでやるのはなかなか消耗。
朝から1日がかり、熱中症を警戒し、腰痛にも苦しみながら、夕方遅くまでかかってしまった。
この翌日、大雨が降ったけれど、ウネはマルチに守られて持ちこたえたはず。
また高温が予報されるこの夏にあっても、シルバーマルチの効果で、地温が上がりすぎないで根を痛めないのでは?
今後、猛暑の夏に無事成長して、各種カボチャが収穫でき、ハロウィンカボチャを園児たちに供給できればいいのだけれど…。
文章:小池常雄
写真:S園長・園の公式インスタ引用・小池
撮影日:20240524・25
撮影場所:F幼稚園 園庭
編集:小池
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