次の活動実施予告・実施済の報告


〇第6回定例活動は「畑のお世話~秋野菜の苗などを植えよう!」は9月15日日午後51名の参加を得て完了しています。
◎第7回定例は10月12日土の予定ですが、確定後告知します。
◇第5回特別活動は。実施日・実施内容ともに未定です。

2024/09/16

小川小 4年生70人に出張環境学習(その3)

 調査 ▶ 図面化 ▶ 資材調達 ▶ 泥さらい  
小川小の4年生2クラス(35人×2)が総合学習で放置されていた池を改修して湿地型ビオトープにする…という計画を支援。
9月13日は、B池の泥さらいを…というのだけれど、そんなに簡単に4年生に中の事が何も分かっていない池の作業させることはできず。
最初に前週に現地を実測し、下記の平面・断面図を作成。
50年前の工作物だけれど、図面が出てくるはずもなく。
作成したこの図面、地上部はまずまずの精度だけれど、じつは左側の池がこんな深さでなくもっと深かったことが水を抜いてからはじめてわかり。
授業の前日、12日午後、まずは右側の浅い池から手を付けることに。
既に水を抜いてあったので、少しヘドロの水が抜けつつあり。
F幼稚園から捨てるというので許可を得てもらってきた一部われるなどしている容器。
所詮底に穴を開けて池の中に投入する目的なので十分に目的は果たせる。
半分だけ、私ともう一人のMさんの手で、先行してヘドロを出し、水を切っておくことに…
池の底部のヘドロを除くと止水栓が沈んでいるのを見つけ…
半分だけヘドロを除いた状況で翌日の子供たちの活動がしやすいように静置…
9月13日金は午前中はF幼稚園の方の環境学習。
慌てて午後からの授業に間に合うように小川小に…
決して大きくない池(4.9㎡)でそのうち半分に泥が残されている場所に35人が一気に押し掛けて入ったので、何が何だか…
幼稚園から廃棄物を頂いてきて費用をかけていないケースなどにヘドロを移し…
人数はたくさんいても、こういう作業をしたことがない35人だったので大騒ぎ…
前年度同じような整備を支援した恩田小では、おやじの会やクラスの保護者の皆さんの支援を受け、一緒に作業を行ったのだけれど、小川小はそうでは無い。
ヘドロを出した後は、Mさんの手で、高圧水で洗浄。
手前のおおきいA池は、持参した水中ポンプで水抜き中。
子供たちが小さい池のヘドロを出している間、
私はもう一つの思いの外深かったA池のごみ掃除…
大きいほうの池は深く、金属製の覆いの隙間から投入されたゴミや大量の大小の石の投入が多く、状況は悪い。
面積半分のエリアから掘り出した石やプラゴミ、ガラス瓶はこんな量があり…
小さい池同様に、ヘドロの半分は来週のもう一組の活動のために残しておくことに…
ヘドロの状況が良くなく流れてしまわないように工夫をし…
こちらも底を探ると止水栓を発見。
鎖が欠損していたのでかわりに針金を発見しやすいように設置。
ヘドロを掻きだした半分は、 小さい池と同じく底と壁面を高圧水で洗浄。
鉢植えのザルを積み上げ、ヘドロ留め。これでヘドロの水抜き
これは池から救出したフナ。
池の主かな?15cmほどの個体も…
浅いほうの池(B池)は、水道水で水位を8割方復活。
Mさんが提供してくださったカルキ抜き材を投入後、魚・水草をリリース。
下校途中の子供たちが、底や魚が見えるので驚きの声をあげ…。
この後、1週間後の大きくて深いほうの池のヘドロ除去後の整備を待つことに…
この日の参加者は、児童35名、教員1名、支援者2名+小池。
総合計39名。

自然再生プロジェクト…というよりは、在来型生物による湿地型ビオトープ創出かな??
文章:小池常雄
写真:   同
撮影場所:小川小校庭内の池
撮影日:20240912・13
引用:小川小HP「学校日記」
編集:小池常雄

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