あちこちに、色々な姿のカメが…
そもそも東西南北を守る神は、中国神話に登場する聖獣である「四神(しじん)」。
四神は、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武の4体で構成される。
龍は、中国のありとあらゆる文物におめでたいもの、皇帝の象徴としてたくさん登場するけれど、この三神?を祭った廟には日本では見ない大きな亀が、像の前に退治するように飾られている。
なぜ、カメだけが選ばれて像の前におかれているのか?はガイド氏の解説を聞き漏らし、ネットで調べたけれどよくわからない。
それでも日本では見ないこのカメのずんぐりしたフォルムと、まん丸くくりくりして光る目に心惹かれ…
これは別の場所に置かれていた別のカメの像。
甲羅の形も、表情も違っているけれどずんぐりしたフォルムとかわいい顔は共通している。
下のカメは、亀好きの息子のために、お土産さんで探し、ようやく見つけたもの。
手の中には収まらないけれど野球のボールより小ぶり。
樹脂製ではなく、本石を掘り出したものなのでぞれなりに重い。
すっかり気に入ってしまい、日本円で3000円(税込)で日本にやってくることに…。
下の写真は息子の家の玄関に飾られたもの。
先住のカメ(樹脂製の精密なフィギア)たちに、仲間に入れていいか?と検分を受けている新参の台湾の石製亀…といった風情。
日月潭の遠望。…そんな訳で、台湾うろうろの過程であちこちのカメに目が留まり…
これは台北の植物園の池で甲羅干しするカメたち。
遠目だけれど、少なくともアカミミガメではなさそう。
これは台南の孔子廟の前の池のカメたち。
これは、台北市龍山寺の前庭の脇の池にいた亀。
どこかの免税店の棚で見つけた本物のカメの甲羅。
値段を見たらとても手が出るものではなく。
免税品店で見つけた緑色の翡翠のカメ
翡翠(ヒスイ)には硬玉と軟玉の2種類あり、硬玉は宝石。
でも可愛さでは日月潭の石製のカメには及ばない。
こっちは木製で大型。
台北市内のオーストラリア系?の民芸店の棚にいた布製のウミガメ。
これは大理石か?
台中の観光施設で見つけたコーヒーカップ。
竹をそのままの形を生かして整形して作られている。
亀はウミガメ。
ピンズかな?イヤリングかな?台北の雑貨屋さんで見かけたアニメチックなウミガメ。
〈追記:沖縄の美ら海のカメ?〉
上記記載を見て。いつも活動に来てくれるJMさんから下の写真とコメント(一部小池が調整)を頂きました。
「台湾はずいぶん昔にいきましたが、また行きたくなりました。沖縄の美ら島自然学校でウミガメの甲羅を背負えました。
飼育もしていて、赤ちゃんウミガメを地域の小学生が、御世話をしていました。」
文章:小池常雄
写真: 同
JMさん(末尾の写真
)
撮影地:台湾(台北・台中・台南・高尾)
撮影日:20241105~10
編集:小池
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