公園通りに打ち上げられたいきものは?
渋谷の公園通りで写した写真。(5月中旬)駐車場の一角に嵐の後のようなビーチの様子が表現され、浜辺にクジラが打ち上げられている。
クジラは、ビニールの黒い袋で作られていて、口からは大量のPETボトルなどのプラスシック製品が吐き出されている。。。
ちょっとショッキングな情景。
暫定利用の駐車所用の一角を仕切る工事をしてたので、アンテナショップか、オープンカフェでも作るのかと思っていたら、要するに全体が立体的な大型の展示物。
企業のイメージ広告・イメージ広告のようなもの。
死んでしまったウミガメなどがプラスチックを多量に飲み込んでいた…なんていう報道をたくさん見る時代。
スペースの隅には、海洋のプラスチック汚染に対する企業のメッセージが書かれていて…。
よく見ると、瓶ビールで有名なビール会社のもの。
多くの飲料メーカーはPETボトルの製品が多く、こんな広告はできないだろうけれど、ビンビールだけ使ってる会社だからできる?
わが活動の中でも、プラスチックのストロー・麦のストローの話をしたけれど、きれいなもの、さわやかなものを広告で使いたいはずの飲料メーカーが、あえてこういう環境メッセージを大規模にする時代ということか…と。
しかし、なんと!!あっという間、一週間ほどの展示の後、5月20日には撤去作業。大雨が降る前には、撤去完了。
ちゃんとリサイクルしてくれたならいいな。。。
渋谷で見つけたクジラでした。
文章:小池常雄
写真:同
ブログ編集:同
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