次々姿を大きく変えるアゲハチョウの幼虫
チョウは完全変態で、幼虫(一齢~五齢)からサナギを経て成虫:チョウになる。しかし、成長とともに改めて見直すとこれほど色や姿・形を大きく変えるとは!
次第に子供のころ観察したことを思い出す。
これは四齢かな?
次第に緑色に…。
これは4齢。次第に色が変わり…。
脱皮した皮をまだ食べる前の後ろ姿。
脱皮したてなのでしわしわで、皮がまだ余っている感じ。
旺盛な食欲で、どんどん丸くなっていく…。
この時期の幼虫の食欲はすざまじく。
厚い葉っぱもムシャムシャと…。それで終齢になりたてと比べて2倍ほどまで大きくなり。
だから、大きいウンチがごろごろ。でも、不思議に不潔感はなく…。
このまま、この場所で蛹になってしまうのかな?…と思ったけれど、そんなことはなく。お腹いっぱいで、消化中?…でも動きが鈍い。
頭部を拡大するとこんな感じ…。
これは、蛹になる直前。
落ち着かない感じでうろうろ。。。
水槽の内側から見るとこんな感じ。糸が見える。
口から少し糸を吐き、体を固定する。
前蛹という状態。五齢と同じ外観なのだけれど、体長が短くなりずんぐりむっくり。
あまり動かずぴくぴくするくらい。
既に糸で体を固定している。
そして脱皮して、ついには蛹になる。
これは、写真をいただいたKさんのお嬢さんの夏休みの宿題の自由研究のスケッチ。
成虫まであと少しの時間。アゲハチョウになって、つくし野の空を飛べるといいね…。
文章:小池常雄
写真:SKさんのママ、小池
ブログ編集:小池
幼虫の撮影日:2019年7月下旬から8月下旬
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