次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第12回特別活動は、「茎ブロッコリー・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月24日日午後の実施しました。次の特別活動の実施日・内容は未定です。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。

2019/08/08

トカゲの孵化

赤ちゃんトカゲ誕生!!
これは、卵から生まれたばかりの二ホントカゲの赤ちゃん。
目がぱっちりしていてかわいいね…。(7月下旬撮影)
聞けば、いつも家族で活動に参加してくださるSさんママのご実家で、庭を改修。
それで、庭を片づけていたら見つけたものを譲り受けたのだそうで…。
トカゲのような爬虫類は、特に卵を温めなくとも孵化するものが多く、湿度と温度を適切に管理してやれば、比較的容易に孵化させられる。
聞けば、卵を回収した後、母親トカゲがさがしに来たと聞いて、Sさん家族のKちゃんがかわいそうと大泣きしたとか…。
(ウイキペディアによれば、「4-5月に交尾をし、5-6月に石や倒木等の下に掘った巣穴に1回に5-16個の卵を産む。母親は卵が孵化するまで保護する。」…とあるから、ちょうどこの時期に母親が保護していたものと思われる。)
でも、そのままにすれば、工事の人が片付けねばならなかったから、これがまあ正しかったと、おもうけれど。。。
この写真とは別に送っていただいた動画には、卵の中を動いているトカゲの姿が、透けて見えているものもあり。。。
最初に一匹が生まれた後は、次々孵化。
トリの卵と違って、トカゲの卵はふわふわ。不思議な感触。
カラを割って出てくるのではなく、膜を破って出てくる感じ。
出てきた赤ちゃんは卵の大きさに比べてずいぶん大きな印象がする。
どう折りたたまれていたのやら…?
もう出られるのに、卵の中に体はかくして、周りの世界を観察中?
生まれた後は、水分補給。
ペットボトルの蓋に脱脂綿を入れて湿らせたもので、まずは水を飲み…。
少し、頭でっかちに感じるけれど、大人になった姿とほとんど変わらない。
ここは、完全変態・不完全変態と大きく育つにつれて姿を変えていく昆虫たちとは違うところ。
スマホにクリップ型レンズを付けて写した写真かな?
これは、卵を観察中の様子…ではなく、トカゲにも刷り込み:プリンティングが起こるか?実験中。
プリンティングとは、鳥類は生まれてすぐに目にしたものを親と認識し、なつくというもの。そんな習性を利用したセミドキュメンタリーの映画もありました。
トリとトカゲは違うから、厳しいかもね??
でも、なついて朝小学校に登校するとき、ぞろぞろついていったら笑えるね??
6匹すべてが無事孵化。
慌ててトカゲの隠れ家などを飼育水槽の中に作ったそうで…
生まれたてのトカゲのエサは??と思案中の様子。
アリやクモを水槽に入れてみたけれど、食べないらしく…。
釣具店で売っているサシや小型のミミズを切って与えることをお勧めしたけれど、なかなかに動物食の生き物を飼うことは大変。
ウイキペディアでは、
食性は動物食で、昆虫、クモ、甲殻類、ミミズ等を捕食するほか、それらの死骸や果実もしばしば摂食する。
とあり、ダンゴムシやミミズを餌にできるくらいの大きさにまず育てば、飼うことは無理ではなかろうけれど、まずはいかに生まれたてのしばらくを乗り切れるか?かな?
うまく育つといいね。。。
続報を、お待ちしています。
ますますSさん家族の扶養家族が増えていき…。
文:小池常雄
写真:Sさんパパ、ママ
ブログ編集:小池常雄

2 件のコメント:

kk さんのコメント...

こんにちは。
いつもお世話になっています、畑横のM家です。
昨日も芋の苗植え楽しくさせていただき、ありがとうございました。

ここ数日、小3のお兄ちゃんがトカゲトカゲ言ってまして
何とか捕まえたい、と公園や草むらを探しています。
今日また探していたら、何かの卵みたいなのが出てきて(結局卵ではなかったのですが)
トカゲの卵ってどんなだろう?とyahooで画像検索したのです。
そうしたら最初の画像が「つくし野ビオトーププロジェクト」のトカゲ画像でした。
そこから行きついて、トカゲブログ拝読しました。
卵から孵る姿はかわいいですね。私はトカゲよりカナヘビ、ヤモリの方が色的に受け入れやすいですが・・・

最近何度かトカゲを見かけたのですが、探そうとすると全然いないものですね・・・
晴れの日によく日向ぼっこしてるらしいところを探してみたいと思います。

トカゲの卵画像のトップに出てきたのが驚きで、ついコメントしてしまいました!

匿名 さんのコメント...

Mさん
投稿、ありがとうございます。
これだけ長く、たくさんブログで活動のみならず、身近ないきものに関する話題を配信していると、先日のいなばの白兎とガマの穂の話題など、いろいろな背景から検索してくださると当方の記事や画像がヒットすることも増えているようです。
いつも言いますが、つくし野周辺の身近な環境でも関心を持って観察すると、驚くような世界や美しい光景に出会うことがあります。
小鳥の営巣もそうですよね!
是非また、お便りを書き込んでくださいな!
小池常雄