次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2019/08/15

黄色く輝く宝石?(アゲハチョウの幼虫の成長:その1)

柑橘類の新芽の先に、そして…
黄色く輝いて見えるのは、アゲハチョウの卵。
長い梅雨の切れ間、雨が止んでいるわずかな間。
庭にアゲハが飛んでいるな…と思い、少しした後、庭においてあるアゲハ食草用の鉢を見ると、新芽の先には、こんな宝石が…。
鉢は見えないけれど、下の写真の左上に黄色い卵が…。
数年前に何かのかんきつ類の種を空いている鉢に撒き、アゲハチョウの専用誘致用スペース!アゲハのメスは木のにおいを嗅ぎつけ、毎年必ず卵を産みに来る。
新芽の部分を見ると…。
拡大すると、本当に真ん丸。
1週間ほどした7月28日に探してみると、あれだけいくつも卵が産みつけられていたのに、見つけられた幼虫はわずか一匹だけ。
初齢のアゲハチョウの幼虫。
実際の大きさは、2㎜程。蛹になる直前の終齢の姿と比べると、ずいぶんイメージは違う。
さすがにこの大きさだと、よほど気を付けて探さないと、見つけられない。
休んでいるところを上からだけ見ると、毛虫のようであまり可愛く感じないけれど、活発に活動している姿を真ん前から見るとはこんな感じ。
頭でっかちで、毛の生えたからだと、大きくてつるつるの目の対比が可愛い・・・!
同じ齢でも、生まれたばかりと、少し成長した後では、大きさも色も少し違う。
これは、怒って頭から黄色い2本の角を出しているところ。
やや強いにおいがする。
五齢(終齢)の時には、もっともっと大きく強いにおいを出す角を出す。
更に数日して…、第2齢はこんな姿に…。
天敵のトリに食欲を起こさせない、トリのウンチの色に擬態した姿に変わる。
成虫になって、つくし野の空を飛べるといいね…。
私が子供のころ、自宅机の上でアゲハの幼虫をたくさん飼育したことが思い出され…。
彼らの成長は、毎年、この時期のお楽しみです。
文章:小池常雄
写真:SKさん、小池
(SKさんの幼虫の写真はスマホにアクセサリーレンズを付けて撮影したもの)
(小池の責任でトリミングや色調整など加工しています。)
ブログ編集:小池
卵の撮影日:2019年7月20日
初齢の幼虫の撮影日:2019年7月27日








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