前蛹が蛹に、蝶に…、
そしてつくし野の空へ!
終齢の五齢の後期、前蛹の時間があり、蛹になる。
この時期以降とても、鳥など天敵に襲われやすくなるので、目立たない場所で蛹に…。
庭で育てていると見失ってしまうことが多く…。
今回は、家庭のベランダでの飼育+観察なので、つぶさに成長の様子が分かり…。
五齢幼虫が、お尻のところを固定し、胸の周りにぐるっと糸を回す様子の動画もお送りいただいたのだけれど、今回は割愛。なかなかの見ごたえ。
これは、蛹の上下に五齢の幼虫がいる様子。
蛹には、2色ある。
蛹になった場所の周辺の色彩で、茶色か緑色のいずれかになると言われており・・・。
緑のタイプの蛹を透かして見ると、ヒスイ色に輝く。
これから先は、茶色のタイプ。
この状態になって、10日から2週間、蛹で過ごす。
色がこんな風に変わってくると、羽化が近く。
下の写真はすでに羽化した後の抜け殻。
トンボやセミと比べてアゲハはあっという間の羽化。
蛹の上下がぱかっと割れて、羽化。
羽化した後、手で触ると弱ってしまうから、触らないようにして割りばしで扱ったのは良かったね…。だから、鱗粉が飛んでいなくてとてもきれい。
およそ1か月。黄色い宝石のような卵からよくここまで育てたね…。
夏休み、ひと夏で命の循環を見られた・・・。
ひょっとしたら新しくこの時期に産み落とされた卵は、厳しい冬を蛹で越す越冬型という、春に羽化するタイプになるかもしれない。
今回、アゲハの幼虫の成長を追い、もう50年以上前、私が子供のころ、自宅机の上でアゲハの幼虫をたくさん飼育したことが思い出されました。
あれから1/2世紀以上が過ぎましたが、毎年の彼らの成長は、今になってもこの時期のお楽しみです。
この夏、SKさん母娘にアゲハが卵を産みたての柑橘類の誘致用専用鉢をお貸しし、たくさん写真を送っていただきました。
これまで私も見たこともないシーンがいくつもありました。
素晴らしい夏休みの自由研究ができたのではないか?と思います。
写真やコメントをたくさんお送りくださったSKさん母娘にお礼申し上げます。
5本の幼虫の成長を追うシリーズとしてブログの形にまとめ、皆さんに見ていただくことができました。
ありがとうございました。
この夏、SKさん母娘にアゲハが卵を産みたての柑橘類の誘致用専用鉢をお貸しし、たくさん写真を送っていただきました。
これまで私も見たこともないシーンがいくつもありました。
素晴らしい夏休みの自由研究ができたのではないか?と思います。
写真やコメントをたくさんお送りくださったSKさん母娘にお礼申し上げます。
5本の幼虫の成長を追うシリーズとしてブログの形にまとめ、皆さんに見ていただくことができました。
ありがとうございました。
文章:小池常雄
写真:SKさんのママ
ブログ編集:小池常雄
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