次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2021/01/25

大学産のLED野菜

  made in 町田 の工場野菜  
いつも取材に来ていただいている岡本さんから、市内の大学産の工場野菜のお便りをいただきました。(文章は、小池の責任で文意を生かして調整してあります。)
「本日玉川大学で(新しい施設の)竣工式があり、(取材に行って来)ました。
大学の資料と一緒に入っていた手土産の中に、
『第九を聴かせながらLEDで育てた』レタスが入っていました。
LEDレタス自体はコオロギ(せんべい)よりずっと前からありますし、
プロジェクトの(ブログ)の中に書かれていた記憶もありますが、
実物は(活動の中で紹介されていなかったので、活動の時に持参できれば、参加者の)皆さんの話のネタにいいかな…とも思ったのですが、
さすがに(活動日まで時間が)あるとしなびてしまいますね。
野菜だけ見せても子ども達はイメージしづらくて少し難しいかな…。
パッケージについている色の円は、どの光をどの程度あてたかを示しているようです。

竣工式が行われたのは、Consilience Hall 2020 です。
玉川大学では、STEMにELF(共通語としての英語)とARTを加えた独自のESTEAM教育を展開していて、最近建設した施設でキャンパス内にESTEAMエリアを形成しています。
この施設が最後(とのこと)です。
LEDレタスそのものはだいぶ前から取り組んでいるようで、今回の竣工に直接関係するわけではありません。
ただ、『ベートーヴェンを聴かせて(野菜を)育てる』ことが、ESTEAM教育の肝である学部を横断(農と芸の融合だったと思います)した研究で目指す姿の一つと示してくれたものでした。
レタスのポスターに刷ってある楽譜は「『月光』第三楽章」とありました。
レタスは市販されているみたいです。
これも「made in 町田の野菜」 になるんですね。」
…とのこと。
以前、このブログでご紹介したのは、銀座のど真ん中の文房具店:伊東屋の工場野菜でしたが、これは町田市内の大学で、研究用に栽培し、市販もされている工場野菜。
以下は、玉川大学のHPの紹介のページと、紹介されている写真。
私が、銀座で見たものは、白色光で育てられていたんものだけれど、こちらはずいぶんとカラフル。
野菜の種類それぞれに成長に適した波長の色をブレンドして、研究しているのかな?

以下、岡本さんがこの日取材した玉川大のスクールニュースの紹介記事。
少しむつかしいけれど、転載してご紹介します。

スクールニュース 最新記事, 
玉川大学にConsilience Hall 2020が完成
「1月18日、玉川大学(東京都町田市:小原芳明学長)は「Consilience Hall 2020」のメディア向け内覧会を行った。知の融合を意味するConsilienceと名付けられた新校舎の完成により、前年に完成した「STREAM Hall 2019」を融合拠点とする玉川大学のESTEAMエリアがキャンパス内に完成した。

Consilience Hall 2020 外観。
道路に面した1階の各室はガラス折戸を開いて屋外も活動スペースにできる

ESTEAMとは、玉川大学がSociety5.0を見据えて取り組む独自の教育の形。科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)を統合的に教える「STEM教育」に芸術(Art)とELF(English as a Lingua Franca:共通語としての英語)を融合させた学びで、ベースとなる学園の教育理念「全人教育」に基づく「デザインシンキング(課題解決型学修)」の展開が期待される。
最新の施設であるConsilience Hall 2020は地上5階建てで、この4月からは主として農学部・工学部・芸術学部が共有する。外観はConsilienceから想起した「紡ぐ」をキーワードに、庇・ルーバー・構造材・設備配管などを配置してデザインされた。
可動壁によって最大4分割が可能な5階教育用実験室。
写真手前上部に電気・ガス・給水・空調・照明が一体化された
シーリングフリーユニットがみえる
屋上からの自然光を建物内に採り込む光ダクト。
一定の明るさを確保すると周囲は消灯される
工房が並ぶ1階のGlass Blowing Workshop。
溶鉱炉やグローリーホールが設置され本格的なガラス制作を行う
内部は、1階を「造る」、2階は「学ぶ」、3階に「集まる」、そして4階・5階は「試みる」機能を持つフロア構成で、異なる学部の学生が隣りあって学修することにより刺激となる、新しい発想の創出につながることが期待されている。
また、SDGsの視点も踏まえ、自然環境やジェンダー、健康などに配慮した施設設備に取り組み、なかでも省エネルギー性については、一般的な理工系大学の校舎と比較したときに20%程度の一次エネルギー使用量削減を見込んでいる。」

コメント:岡本さん
写真:   同
引用:スクールニュース
vol.537
ブログ編集:小池常雄

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