「巣箱の確認▶記録▶清掃▶再取付」実施
住宅地つくし野で巣箱を利用してくれるのは、シジュウカラとスズメであることを説明。
シジュウカラは漢字では四十雀と書き、かつてはスズメ40羽分の価値がある…なんて意味だったけれど、最近はスズメが激減し、三~四雀??くらいの感じ。
本来、校庭に付けてある巣箱の巣穴は、直径28㎜で作ってあり、この直径だとシジュウカラは出入りできるけれど、スズメはできないはずなのだけれど、最近のスズメはスリム化し、毎年、利用率が高まっている…なんていうお話を…。
校庭には、昨年、傷んだものを除去し、新しいものを追加し、現在、大2(集合住宅型:⑤と⑧)、小15の巣箱が設置中。
大きくは時計回りに上の図で、①から順に巣箱を確認。
修理が必要なものは、樋村さんが工具を持ってきてくださり、その場で修理し、再設置。
①は、校舎西端非常階段に取り付けてあったものから、順に…。
シジュウカラかな?
②は壊れていたので修理。
空間を巣材(主にイネ科の植物の枯れたもの)でいっぱいにしなくては気が済まないスズメの物。
③と④は、校門のすぐ左側に、表裏で2つ取り付けたもの。
②は壊れていたので修理。
空間を巣材(主にイネ科の植物の枯れたもの)でいっぱいにしなくては気が済まないスズメの物。
③と④は、校門のすぐ左側に、表裏で2つ取り付けたもの。
これは明かにシジュウカラ。コケがほとんどの材料。
④にも営巣痕
⑤は縦型集合住宅型。
下は左右に穴があけてあり、最上部だけ正面に穴。
正面の居たが、ドアのように開く方式。
期待は高かったけれど…。巣材は多少運び込んだ跡はあったけれど、営巣したものは1つもなく。
正門横の巣箱が、毎年100%の営巣率なのに、こちらの営巣率は例年、良く無い。
コケの塊はあったものの、途中で営巣は諦めたもの。
⑦はシジュウカラ。鳥の羽も活用。
⑧は、横型集合型。
⑧は、横型集合型。
6戸建てだけれど、ひとつも営巣せず。
⑨はスズメ。
孵化できなかった卵が一つ残る。
⑩はシジュウカラ。きれいに作られていた。⑭はきれいな産座が残るシジュウカラ。
この種箱はおそらく16年前からの物。
修理を繰り返ししてあるけれど、もはや再取付は断念。
最後は⑮
昨年新設したものなので、まだ痛んでいない。
明かにスズメのもの。
・15のうち、11に営巣。(集合住宅型は6穴あるけれどそれぞれ1戸にカウント)
・集合住宅型は、例年以上に不人気。
・正門横は、両面とも今年も営巣。
・従来以上にスズメの比率が高まり、シジュウカラ:スズメ=6:5
・スズメの比率が高く成ったので、相対的に巣材がコケが減り、ワラが増え。
・スズメの巣には、孵化しなかった卵の殻がいくつも残っていた
[集合写真は、リサイズしてあります] |
この日の参加者は、
未就学:2名。
小学2年:3名、3年:3名、4年:1名。
小学生の合計:7名
子どもの合計:2名
大学生:1名
保護者:8名
市議・顧問・代表(Y氏、樋村夫妻、小池)
子どもの合計:9名
大人の合計:13名
参加者の総合計:22名
大切な春の休日の午後、1時間半ほど。
参加者の皆さん、つくし野に棲むなかま、野鳥のために費やしてくれてありがとう!
文章:小池常雄
写真:I君、小池
撮影場所:つくし野小学校校庭
撮影日:20230224
ブログ編集:小池
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