アクション宣言?!
午前午後の日が2回あったので、延30時間ほどを費やしたこの会議体がこの日最終回。
最初は市の担当課から、流れなどを説明。(冒頭の写真)
最初のグループは「地域ポイントを活用した街づくりと地域活性化」
発表の様子は、フェイスブックで生配信。
このチームはメンバー数が多い。
地域通貨「COCOPO」を発行しようというもの。通貨の呼称は「POCO」(ポコ)
イタリア語でPOCOは「少し」…という意味。
代表はM氏だけれど、発表は4人で分担。
最初に、M氏から順に4人が自己紹介。
近隣自治体はSDGsを踏まえたマッチングサービスがあるのに、町田市には無い…という説明。
既に1度セッションを行った、企業や市民活動との対話の場で出されたマッチングができそうな事例を説明する(一財)まちだエコライフ推進公社のSさん。
最初に、M氏から順に4人が自己紹介。
近隣自治体はSDGsを踏まえたマッチングサービスがあるのに、町田市には無い…という説明。
既に1度セッションを行った、企業や市民活動との対話の場で出されたマッチングができそうな事例を説明する(一財)まちだエコライフ推進公社のSさん。
実はこの図の右下に黄色くマーキングされたのは、家庭で段ボールでつくる堆肥。
自宅で使いきれないものの使い先に困っていたものを、当活動で受け入れることになり。
ここで、SDGsのマッチングがすでにいくつか成立。
私が説明したのは、3つのフェーズに分けた展開。
2030年がゴールなのは、SDGsのゴール年度だからなのだけれど、あと7年しかない。
でも実際は、この1年で動かないと…というお話を…。
(一財)町田市地域活動サポートオフィスのHさんは、SDGsフェスタの紹介と、活動案内チラシの紹介を担当。オリジナルはMさんが作り、私もご助言させていただいた、活動案内・登録募集チラシ。
ファーストアクションとして「坂のまち元気プロジェクト」とのコラボが計画され…。
3チーム目は「まちかつ」チーム。
市内の様々な市民活動をポストカードの形でまとめ、発信していこう…というもの。
ポストカードのイメージ。ファーストアクションとして「坂のまち元気プロジェクト」とのコラボが計画され…。
今回町田市市民協働課から声がかかり出席。
半年に及び延7回、延30時間ほどを費やした会議。
(私は1回のみ、大手町で同時刻実施の団体宛受賞式と重なり欠席。)
参加報酬どころか、交通費すら一切支給されない手弁当で参加したのだけれど…。
[良かった点]
▶私は過去40年ほどつくし野から都心の会社への通勤勤務。
これまで地元の活動団体や企業との関りはほとんどなかったけれど、今回、地元の環境系・福祉系財団・企業の人たちと知り合え、LINEなどでつながれたことは貴重だった。
▶チーム内で(一社)まちだエコライフ推進公社のSさんと知り合え、お試しマッチングイベントで家庭ごみコンポストでできた余剰分の堆肥の引き取り先を探していることが分かり。
聞けば、長く引受先を探してきたのだけれど、見つからなかったとの事。
それならば…と、当方の専用畑で受け入れることが決まったことも、SDGsの考えに沿ったものでよかった。
▶特に3チームのリーダーを始め、数名の皆さんはとても優秀。
地域振興に向けた熱意も感じられ、学ぶべき点も少なくなかった。
[疑問点・課題と感じた点]
▶特にコンサルの進行・誘導が、会議・議論方式の紹介に重点が置かれているように感じられ、「目的と手段」がひっくり返っているのでは?と感じられもした。
私はこれまで街づくりや施設建設での住民合意の形成などで、長く仕事でファシリテーションなどはやってきており、今更…の部分もあり。
また、カタカナだらけの会議方式の中には目新しいものもあったけれど、その方法でなくともいいのでは?と思わせる部分も多く。
市民のレベルは、そんなに低くないのでは?と、思われる部分も少なくなく。
▶30人で始まった会議のはずが、最後の回の写真に納まった出席者は17人。
当初から、57%に激減。
私は参加を受諾したからには…と全回出席 (表彰式と日時がバッティングした1回を除く)
したけれど、みるみる参加者が減っていった。
いったいどういう声の掛け方をしたのだろうか?内容についての事前説明は
適切に行われた上での参加受諾だったのだろうか?
▶7回の会議がそれぞれがとても長く。7回を積分すると延30時間以上。
2度ほど、朝10時から夕方17時まで(昼休みがあっても延7時間!)の物があり。
自由で平等な議論には時間がかかるものだけれど、
会社組織から出てきた人もいるのに、これは厳しい。
▶会全体を仕切るはずのコンサルタントが、7回の内、2回を欠席。
特に最終回を欠席!!
やりっぱなし、やらせっぱなし、全体の総括もない。
何を目的としたコンサルタントなのか?
そもそもなんという名前のコンサルタントか?最後までフルネームで認識されず。
▶30人のメンバーが個別の発言で「提供できる」と皆の前で発言したものが、
では…と具体的な内容で声をかけると、それはできない…という。
公式の場で大企業からきている人が発言した内容が信じられない??経験が複数回あり。
▶大きな企業からの参加者が、早々に離脱。
私が声をかけた相手からは企画へのお参加が内諾されていたので、裏切られてしまった。
そもそもどういう目論見で参加していたのだろうか?疑問。
大組織ならそれなりに発言に責任はあろうに…。
「社会貢献は社是です!」…と初回に発言したのは、どこに???
▶今年度は、3回目、3度目、3年目。
当然、1回目・2回目の情報が開示されると思ったけれど、無い。
記録があるのか?と思ったし、少なくとも紹介はあるのか?と思ったけれど、
それがない!!
ないのですか?と、コンサルと市職員に聞いたら嫌~~な顔をされた。
▶町田市が持つ課題などは、この3年間同じはず。
少なくも、市が有償で外部コンサルに委託し、会議体を運営したにも関わらす、
記録がない?残さない??のは驚くべきこと。
▶行政の役割として、市民の自主性を期待して…ということだろうけれど、
それにしてもやりっぱなし。前年・前々年の活動のケアは、一切していない?
前年の活動でのネットに残された宣言を見て、これなら役割を果たせるか?と考え、
参加を決めたのだけれど、前年度の活動など、
わずか半年も経過していないのに存在していなかった。
そもそも以前に、実施すると宣言されたことが、実施されていない。
▶今回が3年目の実施だったが、参加者が、行政や福祉系・公社
…といったところが多く、偏りが生じていた。
地区協議会の代表者など、真っ先に居なくなってしまった。
当方のように、農業体験を中心に環境学習を主活動としている団体としては、前年度のあった農業系の活動に関心があったが、この分野に興味を抱く参加者は本年はほとんどなく。
過去の参加者リストを見て、1年目、2年目の参加者が逃げてしまっていることに気が付いた。
町田社会福祉協議会でさえ…。
▶市が自慢する10ある地区協議会の内容・状態は本当にさまざま。
活動内容も、意識もあまりに差がある…ということが痛切にわかった。
10の地区協議会が公表したことをちゃんと実施する公的組織…と思ってはいけない。
公費の支給を受けているにも関わらず。
▶最後まで残った約半数のメンバーは、多くの人がなかなか個性的。
それぞれの人がやっていることや、目指しているものをもっと知りたかった。
個人個人の自己紹介など時間が設定されたけれど、とても時間が短く。
名刺交換できた人も一部の人だけであった…。
会議自体のなかで、相互理解の時間はあまりとられず。
▶初回、小さな声でこの会議体は有効と市は考えているのか?と市の担当者に質問。
さすが有能な行政マンは、いじわるな誘導尋問には答えず。
代わりに…
「行政の施策は、内容にかかわらず3年単位で実施されるものが多い。」
「市長が気に入っている…。」…との発言。
…お気に入りの市長は、病気療養でお休みとの事。
〈おまけ:町田市撮影による当日の動画映像 集合写真〉
市の担当部から以下の情報の提供を受けました
市撮影の最後の集合写真(小池の手でリサイズしています)
お疲れさまでした。
文章:小池常雄
写真:同(小池が写った1枚だけは隣席の市職員)
撮影日:20230203
撮影場所:町田市役所3-1会議室
ブログ編集:小池
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