次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2023/04/27

里山の日時計

     お洒落な日時計は…    
写真撮影で定点で通っている新治市民の森の池への途中にこの日時計はある。
小規模で、家族かグループで菜園として野菜栽培しているらしい畑の隅にあるのだけれど、
何処かふつうにみる平面型の日時計とは異なる。

独楽型日時計と読まれるタイプ。
素材としては、白樺の30cmほどの丸木をスライスし、中央に丸棒がさされている。
南方向に時計面が加工された金物(羽子板金物?)で傾けられ、
表面が太陽高度が高い「春➡夏➡秋」の時期を受け持ち
裏面が太陽高度が低い「秋➡冬➡春」の時期を受け持っている。
傾けた設置にした結果、平面タイプが時刻は等間隔に刻まれないのに対し、
この方法だと、腕時計の盤面(24時間計)のように24時間が等間隔に刻まれる。
日本は北緯35度の位置。
春分や秋分の南中高度は90ー35=55度の高度。
で季節の影響である地軸の傾き23.4度を足すと夏至の南中高度。
日本の場合、55+23.4=78.4度が夏至の南中高度。
反対に冬至は23.4度を引けば、31.6度になる。
つまり、この日時計版は、春分・秋分の太陽の南中高度55度に傾けてあるということかと…。
55度という角度は微妙だから、どうやって角度を付けたのだろうか??

ネットで「独楽型日時計」を検索するといろいろ出てくる。
以下は、「身近な自然と科学」というHPの物。
[出典:コマ型日時計の作みると、手が咥えられていて.com)

久々に、この日時計を見に行ってみると、手が加えられていて
文章:小池常雄
写真:   同
撮影場所:新治市民の森
撮影日:20230128 その他
ブログ編集:小池


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