スクールニュース vol.708
つくし野ビオトーププロジェクト2023年3月「いよいよ暖かくなり、上着1枚分身軽になる3月。
つくし野ビオトーププロジェクトは11日に定例活動「種ジャガイモの植付」+「段ボールコンポスト講習会」、21日に特別活動「畑のお世話~キャベツなどの収穫」を行った。
これによって2022年度は番外編1回を含めて合計24回の活動が行われたことになる。
感染症への配慮から屋外の、そして専用畑での活動が主体となっている近年、この季節は春野菜の収穫体験が中心で、今年もそれは同じだが、11日の定例活動はさらに踏み込んだプログラムが組まれていた。
感染症への配慮から屋外の、そして専用畑での活動が主体となっている近年、この季節は春野菜の収穫体験が中心で、今年もそれは同じだが、11日の定例活動はさらに踏み込んだプログラムが組まれていた。
つくし野ビオトーププロジェクトは作物を減農薬で育てている。
小池常雄プロジェクトリーダーは活動で使っている肥料の説明もしてきた。
たとえば作物を植える前には牛糞などのたい肥を土に混ぜる。
また、近くの公園で集めた落ち葉を(プールにしてから)専用畑の隅でたい肥化していることはここでも書いてきたし、ブログでも紹介されている。
ただ、これらはあくまでもプロジェクトが育てている作物に利用する。
ただ、これらはあくまでもプロジェクトが育てている作物に利用する。
自宅で育てたいと希望する参加者に種や苗を配布することはあっても、腐葉土(肥料)まで渡すことはなかった。
この状況から一歩踏み出す体験が今回試みられた。
この状況から一歩踏み出す体験が今回試みられた。
1月に続くゲストティーチャーを一般財団法人まちだエコライフ推進公社から招聘して、家庭の生ごみを活用した段ボールコンポストの方法を学ぶミッションである。
自宅でできる点がその理由だ。
説明してくれた同公社によると、町田市では家庭から出る可燃ゴミのおよそ4割が生ゴミで、コンポストへの活用はゴミの減量(ゴミ袋のサイズダウン・焼却量や伴う手間と費用、さらには焼却に使用する化石燃料の削減)に大きくつながること。
コンポストに使う基材も市内で伐採・粉砕をしたタケの粉末で、この地域資源も言い換えれば放置竹林の管理対策であること、などが取組の背景にある。
そして、公社が実際に販売・提供している段ボールコンポストをグループに分かれて試作。
そして、公社が実際に販売・提供している段ボールコンポストをグループに分かれて試作。
臭いや虫など自然を相手にしているためゼロにはできないが、極力抑える対応の説明も受けながら、生ごみ投入直前の状態まで。
大人の手伝いを受けて、子ども達はつくる。
種ジャガイモの植付と春野菜の収穫というもう1つの活動が終了後、つくった段ボールコンポストは希望者が持ち帰った。
種ジャガイモの植付と春野菜の収穫というもう1つの活動が終了後、つくった段ボールコンポストは希望者が持ち帰った。
今頃は、それぞれの家庭で実際に生ごみが投入されているはずだ。
たい肥化するまでに4か月くらいかかるということで「それまでの様子を観察・記録して夏休みの自由研究にしてはどうか」と小池リーダーは呼びかけていた。」
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出展:月刊誌「スクールアメニティ」が発行する
Webニュース「スクールニュース」を
編集部の許可を得て転載
ブログ編集:小池常雄
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