身近なことで できる事ばかり…
園から、身近にできるSDGsについて、話してほしい…との要望があり
5月1日月、1時間と少しの時間…お話しさせていただきました。
30歳前後の平均年齢というと、私の娘位の年齢の人が殆ど。(数名例外!)
最初は、F園長先生から私の紹介と、この日の目的について…。
私からは、最初に建築設計者としての経歴、環境学習に興味を持ったきっかけ、
つくし野ビオトーププロジェクト18年目の歴史の概要などを説明。
次にこの1年、F幼稚園で試してきた「身近なゴミとなるものを素材としたおもちゃ作り」と半年ほど前から開始した「園庭の放置されていた植栽スペースを用いた野菜作り体験」について概略をPPでお話し。
「つくし野ビオトーププロジェクト」について説明(資料の一部)
これまでの経験を踏まえ、園で試みたことなど…。
上記のような活動と並行し、農業体験のための取り組みと成果について…
これは、ハクサイとカリフラワーの収穫と、給食の先生への引き渡しの様子。
これは年長児全員へのジャガイモ植付体験の様子。
改めて半年から1年弱をかけてやってきたことを振り返るとSDGsの考えに沿ったもの。
改めてSDGについて考えてみると…。
外務省のHPではこんな風に説明。SDGsの理念の詳細は、大人でもなかなかに難しい…
でも、幼稚園生にも取り組める…いや既に取り組んでいることがあるのでは?
今後、幼稚園ではどう具体化していくか?検討を始めていく…との事。
私が提案したのは、幼稚園生でもわかる言葉でのキャッチフレーズ…
これはこの日、1時間かけてお話ししたかったことのまとめ・サマリー。今後、幼稚園ではどう具体化していくか?検討を始めていく…との事。
この日の様子は、同幼稚園のHPでも下記のように紹介されています。
〈おまけ:菜の花の後始末〉
この幼稚園、昨年秋遅く、空いているスペースを少し耕し、手持ちの菜の花の種を撒き…
それが半年を経て、見事に咲き、卒園式の映えスポットに…。
その菜の花が、すっかり花期を終え、こんな感じに…。
ついては、晴天で空気が乾いているこの時期にほりあげ、種を採集することに…。5月2日火曜日10時から15時作業。
最初に、株ごとほりあげ。
昨秋、植えたときはもう晩秋に近かったので気が付かなかったけれど、スギナが侵入していることに気が付いて、この根の除去に苦しむことになり…。
すべてを除去し、牛ふん、石灰、化成肥料を投入して耕耘し、整地
別角度から見ると、こんな感じの順で…。
引き抜いたナノハナの株は、10本くらいを束ねて根元で縛り…。
作業は基本ひとりで行ったのだけれど、園庭での遊び時間となると、次々園児たちが…。
「何やっているの?」
「フーン」
「手伝いたい…!」
…と参入し。
最後まで手伝ってくれればいいのだけれど、大体10分ほどで飽きてしまう。
「じゃね、ボク行くから…」
…と、嵐のように去っていく…。(笑)
本当は、一人でやったほうが効率はいいのだけれど、そこは教育活動の一環での作業だから…。
でも、ばらばらに参入してくる園児に、同じことを繰り返し説明。
そうこうするうちに、あちこち我先に引っこ抜き始め、根についた土があちこちに…。
こちらは時間が経て、第2陣。「手伝う!」
掘り上げた菜の花の株は、園庭の植栽にポールを渡し、稲穂のようにはさがけにして乾燥。
1~2週間かけて乾燥させたのち、穂先をたたいて、サヤの中から種を取り出し、ゴミと選別し、乾燥させて保管することに…。
[注:これらから種を取った際の作業内容は既にHPで公表中。]
文章:小池常雄
パワーポイントデータ制作:同
開催場所:F幼稚園
開催日:20230501・02
ブログ編集:小池
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