次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2023/05/25

幼稚園の先生と、SDGsの勉強を…

  身近なことで できる事ばかり…   
いつも子供たちとゴミになるものを使ったおもちゃづくりや園庭での作物栽培による環境学習を一緒に学んでいるF幼稚園。
園から、身近にできるSDGsについて、話してほしい…との要望があり
5月1日月、1時間と少しの時間…お話しさせていただきました。
20名程の先生方は、英語担当のお一人を除きみなさん女性。
30歳前後の平均年齢というと、私の娘位の年齢の人が殆ど。(数名例外!)
この日は、午後の帰宅は園児たちを保護者が迎えに来て帰る防災訓練の日。
それゆえ園長も、先生方も多忙を極め、会場設営、プロジェクターの準備は私が自主対応。
園側の都合で、15時からの定刻を15分ほどすぎて開催。
最初は、F園長先生から私の紹介と、この日の目的について…。
私からは、最初に建築設計者としての経歴、環境学習に興味を持ったきっかけ、
つくし野ビオトーププロジェクト18年目の歴史の概要などを説明。
次にこの1年、F幼稚園で試してきた「身近なゴミとなるものを素材としたおもちゃ作り」
半年ほど前から開始した「園庭の放置されていた植栽スペースを用いた野菜作り体験」について概略をPPでお話し。
「つくし野ビオトーププロジェクト」について説明(資料の一部)
これまでの経験を踏まえ、園で試みたことなど…。
上記のような活動と並行し、農業体験のための取り組みと成果について…
これは、ハクサイとカリフラワーの収穫と、給食の先生への引き渡しの様子。
これは年長児全員へのジャガイモ植付体験の様子。

改めて半年から1年弱をかけてやってきたことを振り返るとSDGsの考えに沿ったもの。
改めてSDGについて考えてみると…。
外務省のHPではこんな風に説明。
SDGsの理念の詳細は、大人でもなかなかに難しい…
でも、幼稚園生にも取り組める…いや既に取り組んでいることがあるのでは?
私が提案したのは、幼稚園生でもわかる言葉でのキャッチフレーズ…
これはこの日、1時間かけてお話ししたかったことのまとめ・サマリー。
今後、幼稚園ではどう具体化していくか?検討を始めていく…との事。

この日の様子は、同幼稚園のHPでも下記のように紹介されています。


〈おまけ:菜の花の後始末〉
この幼稚園、昨年秋遅く、空いているスペースを少し耕し、手持ちの菜の花の種を撒き…
それが半年を経て、見事に咲き、卒園式の映えスポットに…。
その菜の花が、すっかり花期を終え、こんな感じに…。
ついては、晴天で空気が乾いているこの時期にほりあげ、種を採集することに…。
5月2日火曜日10時から15時作業。
最初に、株ごとほりあげ。
昨秋、植えたときはもう晩秋に近かったので気が付かなかったけれど、スギナが侵入していることに気が付いて、この根の除去に苦しむことになり…。
すべてを除去し、牛ふん、石灰、化成肥料を投入して耕耘し、整地

別角度から見ると、こんな感じの順で…。
こっちは、少し南側の茎ブロッコリーが植えてあった場所。
引き抜いたナノハナの株は、10本くらいを束ねて根元で縛り…。
作業は基本ひとりで行ったのだけれど、園庭での遊び時間となると、次々園児たちが…。
「何やっているの?」
「フーン」
「手伝いたい…!」
…と参入し。
最後まで手伝ってくれればいいのだけれど、大体10分ほどで飽きてしまう。
「じゃね、ボク行くから…」
…と、嵐のように去っていく…。(笑)
本当は、一人でやったほうが効率はいいのだけれど、そこは教育活動の一環での作業だから…。
でも、ばらばらに参入してくる園児に、同じことを繰り返し説明。
そうこうするうちに、あちこち我先に引っこ抜き始め、根についた土があちこちに…。
こちらは時間が経て、第2陣。
「手伝う!」
…ってくれるというので、土の攪拌を頼んだところ、穴掘り大会となり…。
そんなかやで、10時過ぎに始めた作業、ジャガイモ畑の方の草取り、土寄せも合わせ、15時過ぎまでの作業となり…。
掘り上げた菜の花の株は、園庭の植栽にポールを渡し、稲穂のようにはさがけにして乾燥。
1~2週間かけて乾燥させたのち、穂先をたたいて、サヤの中から種を取り出し、ゴミと選別し、乾燥させて保管することに…。
[注:これらから種を取った際の作業内容は既にHPで公表中。]
文章:小池常雄
パワーポイントデータ制作:同
開催場所:F幼稚園
開催日:20230501・02
ブログ編集:小池

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