次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2023/11/02

恩田小で4年ぶりに出張環境学習(その6)

  田んぼで生きもの探し ➡ お引越し  
10月26日木 恩田小の環境学習(総合)支援で本年度6回目出動。
この日は、小学校から徒歩15分所にある谷戸の水田の刈取り跡に入って良いとの地主さんのご厚意で、2度目の生き物観察。
一部は捕獲して、恩田池周辺にお引越しをさせようというもの。
今回が2度目との事だったけれど、前回は大した道具は持参しなかった…とのことだったので、私の手持ちの「プールのヤゴ救出大作戦」の時の資材を持参。
車ではなく、歩いて移動…との事だったので、大量に資材を運べるキャリアーを持参。
出発前に、道具の使い方を解説。
昔の竹製のザルや魚籠(ビク)を実物で説明。
皆でまとまって、谷戸の水田に出発。
目的地はこんな感じ。
F先生から、注意事項などが…
刈取りが終わった水田の中に自由に入っていいというご所有者のお許しがあったので、この日ばかりはこんな感じで…。
刈取り跡で、居場所を失ったカエルやバッタが比較的容易に捕獲でき…。
水系がもっとあるかと予想していたのだけれど、有ったのは水田脇のU字溝だけ。
コンクリート製の物なので、ガサガサをしてみたけれど、いたのはアメンボばかり…。
ヌマエビ・ヤゴもいたけれど、魚類の姿はなく。
水田の間の通路はあまり刈りこまれていない管理方法が取られていたので、刈取りの際、カエルやバッタの避難所になっていたらしく、この日も捕獲スポットに!
久々に大型のエンマコオロギを捕獲。
カマキリのメス。
お腹が大きいので抱卵しているのがわかる。
産卵まであと少し…。
水路で見つけたホテイアオイは南米産の外来種だから、恩田ビオトープには放せない。
ウイキペディア先生はかくのごとく解説。(一部抜粋、一部簡略化)
国際自然保護連合(IUCN)種の保全委員会が作成しの世界の侵略的外来種ワースト100(100 of the World's Worst Invasive Alien Species)に選定。日本ではホテイアオイは特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律において、特定外来生物には指定されていない。(要注意外来生物には指定)」
ちなみにこの田んぼでは、同時に5年生が、刈り取った稲を脱穀の体験授業。
小学校区のなかに、こんな田んぼがあるなんて、つくし野に比べると随分、恵まれている。
田んぼから学校への帰路は、女の子たちが荷物を運んでくれ…。
教室に連れ帰った生き物たちはこんな感じ。
この日の授業を、F先生がまとめられた板書。
このアマガエルは活動の翌日、恩田池のほとりに放された個体。数日後、F先生が写してくださった写真ではすっかり周辺の色になじんで体色が変化している。

〈おまけ:カマキリ産卵〉
数日後、F先生より再度連絡。
私の予想通り、抱卵していたカマキリが産卵したとの事。

〈おまけ:この日もゴチに…〉
この日の総合は午前中の2コマ。
午後から、30分だけ、午前中のまとめをする…との事で、私も居残り。
それで、この日も給食をご馳走に…。
先生によれば、年に2,3度の揚げパン…の日に当たり。
55年ぶりくらいで食べた給食の揚げパンでした。
文章:小池常雄
写真:F先生、小池
撮影日:20231026 AM/PM
撮影場所:横浜市立恩田小・恩田の田んぼ
ブログ編集:小池常雄


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