次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2024/04/03

2023年度の活動を完了し、総括します。

 2023年度 一年間の活動を総括します  
「つくし野ビオトーププロジェクト」2023年度(2023年4月初日から2024年3月末日)
は無事、予定したものそれ以外のものすべての活動を終えました。
ここに活動状況をまとめ、概要をご報告します。
概要報告
当年度、つくし野地区では予告通り、あらかじめ開催日程を公表しておく定例12回・特別活動13回の合計で年間25回開催しました。
(つくし野地区以外(恩田小・F幼稚園)での出張活動を除く。)
年間活動計画に基づき、定例活動12回の開催案内(裏面にその前の回の活動報告を記載)は毎回、つくし野小全校とつくし野天使幼稚園年長・年中に配布(合計約470枚/回。年間約5,640枚)両校にポスターとして掲示。同時に当活動の専用HP/ブログで紹介しています。

特別活動は、年間定例活動以外に随時(年度により10~12回)開催。
これは天候による畑の野菜の生育状況によって臨機応変に開催しているためです。
年度の前半の春から秋に開催が多いのは、野菜の生育が早く、収穫物が多いからです。

「つくし野ビオトーププロジェクト」は、つくし野小学校元校長田村健治先生(故人)の発意・呼びかけが発祥ですが、現在は、同校校区のみならず、地域に開放した活動に変化しています。
近年、近隣の幼稚園や小学校からの継続的参加者が増えています。
近隣の未就学児やHPを見ての参加者、天使幼稚園の卒業生の参加もあります。
この傾向は拡大し、未就学児童の参加者が増えています。
児童の半数が未就学児という開催もありました。
本年度は複数の環境系・SDGs系を賞を受賞しています。

コロナ禍の影響に苦しんだこれまでの影響は残ったものの、少しずつ活動内容を復活。
開催方法を工夫・修正を行いました。
手指消毒薬や手洗い水の準備、非接触体温計の導入などは引き続き継続しています。

■年間 定例・特別活動の表による整理(開催日程順に記載)(つくし野地区で実施)

定例

活動

特別

活動

開催日

2023年/2024年)

タイトル

主催者・取材他

 

4月 1日土

「畑のお世話~野菜の収穫-01」

13

10

27

 

4月 9日土

「畑のお世話~野菜の収穫-02」

0

 

4月22日土

「さあ、ことしはなにやろう?-03」

17

11

35

 

4月29日土

「畑のお世話~野菜の収穫-04」

10

20

 

5月21日土

「サツマイモの苗を植えよう!―05」

22

20

47

 

5月27日土

「畑のお世話~ソラマメを収穫しようー06」

12

27

 

6月 4日土

「プールのヤゴ救出大作戦」

27

23

56

 

7月 2日土

「ジャガイモを収穫しよう!―07」

33

23

61

 

7月22日土

「畑のお世話~ミニトマトの収穫-08」

10

 

7月30日日

「第18回 カブトムシ相撲大会

~つくし野場所」

25

24

52

11

 

8月 6日土

「畑のお世話~ミニトマトの収穫-09」

10

12

 

8月11日土

「畑のお世話~ミニトマトの収穫-10」

11

13

 

9月16日土

「畑のお世話~カボチャなどの収穫-11

15

14

32

14

 

10月1日日

「畑のお世話~冬野菜の苗の植付-12」

2

15

 

10月14日土

「畑のお世話~サツマイモの収穫-13」

38

30

75

16

 

1111日土

「畑のお世話~タマネギの苗植え他-14」

25

18

49

17

 

12月9日土

「畑のお世話~ソラマメの苗植え他-5

12

10

26

18

 

1223日土

畑のお世話~白菜・秋ジャガ収獲-16」

12

10

3

25

 

 

 

小計

12月23日まで

291

237

76

604

19

 

10

120日土

「校庭の巣箱の管理・記録・再取付」

10

20

20

10

 

127日土

「畑に小鳥を招待しよう!巣箱を作ろう

17

15

34

21

 

11

24日日

畑のお世話~カリフラワーの収獲-17」

11

10

3

24

22

11

 

210日土

春を探して    ~里山ハイキング

8

9

5

22

23

12

 

310日日

畑のお世話~種ジャガイモの植付-18

10

24

24

 

12

324日日

畑のお世話~                      茎ブロッコリー・ハクサイ             菜の花の収獲-19

13

25

 

13

3月31日日

 畑のお世話~新キャベツ

ハクサイ菜の花の収獲-20

13

10

5

28

合計

12

13

 

(前は前年度通年の総参加者数)

499365

340299

157100

988769


■F幼稚園への出張出前授業(開催日程順に記載)

定例

活動

特別

活動

開催日

2023年/2024年)

タイトル

主催者・取材他

F0

5月1日

「SDGs教職員勉強会」

 

21

21

F01

 

 

6月21日

「ジャガイモ収穫・年長」

72

 

80

F02

1012日木

「カボチャ収穫体験」

12

F03

1016日月

 「野菜苗植付体験」

60

 

68

F04

1031日火

 「サツマイモ収穫体験」

 

11

F05

119日金

 「ハクサイ収穫体験」

70

 

12

82

F06

214日水

 「新しい畑の耕耘見学」

40

 

5

45

F07

34日月AM

 「種ジャガイモ植付・年中」

74

 

10

84

 

 

 

34日月PM

 「キャベツ等の収獲・年少」

20

 

5

25

合計

 

 

 

F幼稚園  合計

351

74

428


■恩田小学校4年3組への出前授業(開催日程順に記載)

定例

活動

特別

活動

開催日

2023年/2024年)

タイトル

主催者・取材他

O01

6月26日

恩田小43組 出張出前授業(1)

26

 

29

O02

7月12日

恩田小43組 出張出前授業(2)

26

 

29

O03

7月19日

恩田小43組 出張出前授業(3)

26

 

29

O04

8月28日

恩田小43組 出張出前授業(4)

26

 

10

36

O05

9月12日

恩田小43組 出張出前授業(5)

26

 

16

42

O06

 

 

1026日木

恩田小43組 出張出前授業(6)

26

 

28

O07

11月27日月

恩田小43組 出張出前授業(7)

26

 

29

O08

1218日月

恩田小43組 出張出前授業(8)

26

 

2

O09

2月1日木

恩田小43組 出張出前授業(9)

26

 

33

O10

217日土

恩田小43組 出張出前授業(10

26

20

3

49

合計

 

 

 

恩田小学校 合計

260

20

53

333


年間延べ参加人数は、2018年度は870名、2019年度は恩田小での特別授業を加え1,041名、コロナ禍が始まった2020年度は3月末までで1,002名。2021年度は3月末までで972名が参加。2022年度は3月末までで998名が参加。2023年度は3月末までで延769人。恩田小333人とフェリシア幼稚園の428人を加えると延1,530人(769人+333人+428人)です。

活動歴18年目。活動開始以来の延参加人数総数は1.8万人を数えます。従来同様、ESD,SDGsの考え方を基にした多様な環境学習に加え、畑での「体験的環境学習を重視」し、「生物多様性、生態系サービス、地球環境の維持保全の理解推進」に一層努めています。
なお、各活動時の詳細な報告文は「つくし野ビオトーププロジェクト ホームページ」でご確認いただけます
当ブログは、小池が管理。年間の更新回数は2018年は112回、2019年は151回。2020年は164回。2021年は213回。2022年は200回、2023年は204回。 PVは年間延5.5万回ほど、延約36.5万回の閲覧数(PV)です。

公的助成先は、2022年度は「(一般財団法人)セブン‐イレブン記念財団」「(公益財団法人)国際花と緑の博覧会記念協会:花博自然環境助成」、2021年度またぎで「SOMPO財団」、3つの助成を頂いて実施しました。

2023年度は2022年度またぎで「SOMPO財団」、「㈱東急 みど*リンク アクション」、「安藤財団 トム・ソーヤースクール企画コンテスト」の3つの助成、2024年度またぎで「明治安田生命」からのご寄付を頂いて活動しています。

●その他の活動や表彰
〇「スクールアメニティ」での紹介

・定例活動は、毎回月刊「スクールアメニティ」の取材を受け、同誌が発行するスクールニュースで毎月配信されていましたが、同誌の廃刊で、6月4日の活動紹介が最後になりました。(過去約6年間ほぼ毎月配信)

〇認定こども園フェリシア幼稚園で教職員対象にSDGsの勉強会を実施
・講師として、これまでの活動などをベースに、園児対象のSDGsを教職員の皆さんに解説・推奨。(5月1日)

〇団体宛の表彰を受けました(2件)
・団体として(公財)東京都公園協会が主催する「東京都公園協会賞」「奨励賞(ボランティア・社会貢献活動部門)」を受賞(7月29日)季刊「都市公園」2024年3月号で紹介。
・団体として(一財)町田青年会議所が主催する「まちだSDGsアワード」「教育賞」
 全180者応募のうち、入賞6者の一つとして入賞。
 この入賞は、市役所アトリウムに掲示され、受賞内容の展示も行われました。
・これら以外に、この活動の参加者の応募による(一部応募実務支援)受賞が2件あります。

〇ピンズを製作
・前年度、町田市市民協働課の要請を受けて参加した「まちだをつなぐ30人」会議で組成した「SDGs まっちんぐまちだ」のチームで、町田のSDGsをシンボライズしたカワセミ型のピンバッジを製作・販売。(無報酬)

〇町田市役所「まちカフェ」に出展
・12月2日土(一社)まちだエコライフ推進公社とコラボが実現して出展。
・当団体の活動内容紹介とオリジナル製作ピンズを販売支援。

〇フェリシア幼稚園で、野菜作りの環境学習を実施
・当活動で得た野菜作りによる環境学習のノウハウを援用。町田市内F幼稚園の要請を受け、年長・年中・年少児に園内の空地を活用した野菜作りを指導
・収穫物(白菜、キャベツ、カリフラワー・ジャガイモ等)を複数回の給食(カレー・サラダ)で活用が実現。園庭の一部をヒマワリ畑・菜の花畑に改変。
・入園希望の1・2歳児にカボチャの収穫体験提供。
・園庭の植栽部分の植栽を撤去し、畑地化。畑用地3倍に。
 3月に年中児の手で種ジャガイモを植付。

〇横浜市立恩田小4年3組の総合学習の授業に10回にわたって環境学習出前授業
・校庭の植栽スペースを活用した学校ビオトープづくり・改修を理論・作業の両面で支援。
・総合の授業(横浜の時間)にゲストティーチャーとして参加。
・水田跡地での生き物採取・メダカのお引越しも実現。
・10回/延16時間以上、支援実施。

〇町田市環境共生課などとの協働を継続
町田市は公式HPで当活動を本年もまた継続して紹介。

〇町田市主催「まちだベジハブ」に出席
・町田市主催で、市内の農業関連活動団体をつなぎ、活性化を図る「まちだベジハブ」
 ご案内を頂き、3月5日午後  第2回会合で活動内容を紹介・プレゼンテーション。


当活動の2023年度の2024年3月末までの1年間の主な活動は以上です。
ご支援いただいた皆様、参加してくださった皆さんにお礼申し上げます。  

2024年(令和6年)3月31日
つくし野ビオトーププロジェクト  代表 小 池 常 雄 

文章:小池常雄
写真:同

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