「収斂進化」とは?
毎回の活動の中で「生物多様性」の重要性をお話しすることも多い。
今上野の国立科学博物館で開かれている「大哺乳類展3」を見学。
展示会の詳細は上記で…会場の中で面白かったも展示や印象的な写真をいくつか…
イルカの首の骨の本数が圧縮されているけれど、キリンなどと同じ…ていう展示。
有名なヨシモトコレクションがメインをなす。
ハリモグラの骨格標本。カンガルー
似てるけどワラビー
体表にとげがある哺乳類たち
一番大きかったカナダヤマアラシ鳥類ではなく別の方法で空を飛ぶコウモリやムササビ。
ツチブタ。
アフリカゾウ。
マンモスか?と思ったほど大きい。
考えれば当たり前のことだけれど、太い木の幹のように外観は見える足にもちゃんと指が!
こっちはインドゾウ。
意外に骨太でがっしりしているジュゴンの骨格標本。
カワイルカ。
前歯が大きい齧歯類。
考えれば当たり前のことだけれど、太い木の幹のように外観は見える足にもちゃんと指が!
こっちはインドゾウ。
こっちはインドゾウ。
意外に骨太でがっしりしているジュゴンの骨格標本。
カワイルカ。
前歯が大きい齧歯類。
パカ。
カピバラ
アメリカビーバー。
カバの頭部
このブロンクホーンは毎年、角の表面が抜け替る。
シフゾウ
カピバラ
アメリカビーバー。
霊長目の入口には、ヒトの骨格標本が紹介を担い。
こっちを向いているのはチンパンジー
アリクイの特殊な頭骨。
マレーバクの赤ちゃんコビトカバの赤ちゃん
アザラシの赤ちゃんカバの頭部
イノシシの仲間のバビルサ
珍獣・キリンの仲間のオカピこのブロンクホーンは毎年、角の表面が抜け替る。
シフゾウ
おもしろかったのは、この展示
アルマジロとセンザンコウは共に体表に殻があって外敵から身を守る。でもアルマジロの体表は骨が変化したものであるのに対し、センザンコウは爪のようなウロコ状のものと大きく異なる。
それをわかりやすく展示したもの。
アルマジロの骨格標本
これの装甲部分を上に移動すると…
センザンコウはこんな感じのいきものだけれど…
表面の装甲は、爪みたいなものなので。
骨格標本は普通の小動物の物とあまり変わり映えしない。(笑)
分類や進化を様々な側面で実物をまじえて展示してあり、興味深い。
多用な展示や解説があったけれど、1つだけキーワードを揚げれば「収斂進化か?」
下は展示の最後に展示してあったもの。
魚類のサメと哺乳類のイルカが全く異なった種でも似た環境・同じような食べもので、似たような形態・能力に進化したものを示す展示。
標本とはいえ、本物を感じられる展示は博物館ならでは…
なかなか見ごたえがある展覧会でした。
6月末まで上野でやってまーす♥
文章:小池常雄
写真: 同
撮影場所・日:国立科学博物館/20230406
編集:小池常雄
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