次の活動実施予告・実施済の報告


〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施しました。

2024/04/27

これ Unagi Don(鰻丼:うなどん)???

   米国: 驚きの日本食と価格!! 
なんとこれ、米国留学中のMA嬢から送ってもらったウィスコンシン州チぺワフォールズ市Chippewa Falls(米国北東部内陸の五湖西岸近く:人口13,661人)…という郡部の街の更に隣町のEau Claireにあるレストランで頼んだという「Unagi Don」! 
価格は21.95$これに税金が5.5%乗る。
1ドル:154円で日本円に換算すると3,566円也!!
ここは当地ではそこそこ安い店という。
改めてプレート全体をよく観察すると…。
大型ウナギの切り身をソテーしたものをキュウリ?かなんかの細切りに載せ、トロリとした甘辛い照り焼きソース?が垂らしてある。
そもそも日本のうな丼は、かば焼きだけど、これは焼いたたれをたらしただけ??。
左上の黄色い野菜ステッィク状のものはたくあん??  ウナギに沢庵??
その右側の白い三角形のものはゴマかなんか振ったおにぎり??
〇〇丼はいうまでもなくどんぶり容器に盛ったご飯の上に具をのせたものだけれど、おにぎり別添え??
さらに飾り花を挟んだ右は、ホウレンソウか何か、青菜のソテー??
右下の妙にオレンジ色の大量のものは ガリ? ウナギにガリ???
ガリにセロリの葉っぱがさしてあるのは飾り??

一方こちらは、「Sushi Deluxe」
握り9貫とカリフォルニアロール?
添え物が??なのはさておき、外観的にはまずまず。
レモンの半輪切りを添えてあるのはビジュアルで???
価格は25.50$これに税金が5.5%乗る。
1ドル:154円で日本円に換算すると4,143円也!!
証拠のレシート
「FUJI」というお店は、日本風ステーキハウスとあるから、焼肉屋さん??
レシートに、人数表記が1名とある。
これひとりでたべたの???

これは、別のお店のすしのメニュー。
こちらの方が高級??
セットもアラカルトも価格表示があるのでわかりやすい。
メニューの上部にはこんなアラカルトの2貫当たりの価格があるのでわかりやすい。
一番安い「玉子焼き」4.95$/2貫
これに税金を5.5%乗せて1ドル:154円で日本円に換算すると804円/2貫也!!
玉子焼きがこの値段なのに、「イクラの軍艦巻き」が6.95$:1129円/2貫が安く見えるから恐ろしい。
一番高い「甘エビ」が8.50$/2貫
これに税金が5.5%乗せて1ドル:154円で日本円に換算すると1,381円/2貫也!!
ウニの「M.P.」はたぶん時価。恐ろしや…!!
他には、
ハマチ、マグロ、ウナギ、マサゴ(シシャモの魚卵?日本ではトビコかな?)、サーモン、カジキマグロ?、イカ、タコ、カニ足、ホッキ貝(サーフクラム)
Red Snapperは鯛(マダイ?)
Smelt roe は魚卵(シシャモ?)かな?( commonly known as masago — are the edible eggs of the capelin fish (Mallotus villosus:カラフトシシャモ), which belong to the smelt(ワカサギ) family.)

セット物もなかなかのお値段。
それぞれにミソスープとサラダが付くと書いてある。すしにみそ汁とサラダ!
上から3つ目、中段の「すしデラックス(9貫とマグロロール)」で23.50$:3,818円也
セット物で一番高い「サクラ ラブ ボート(刺身16切れ、12貫とマグロロール)」で65.95$:10,715円也

留学先は米国でもかなり内陸の郡部、いわゆる「い〇か」…との事だけれど、なにやかや言ってもそもそも全く食習慣が無かった生魚が、今や普通に流通して食べられている。
メニュー表の最下段に「生や加熱調理されてない肉や魚、卵を食べると病気になるリスクがあります。」という警告文があるのが、そもそも食べなれていない米国らしい。
わたしは日本の高級すし店でも食べたこともあるけれど、そのレベルの価格。
一方ネタは、特別なものはさすがになく、養殖系の物が多い。
私が好きな青魚系はないし、地魚もない。
英国旅行した際、一般のスーパーマーケットのパックされたすしも食べたことがあるけれど、日本のすしと外観は同じでも似て非なるものだった。
シャリが全く別物。
この米国の高価なすしはどんな味だったのだろう?
そもそも魚を生で食べる食習慣が無かった国の人たちが、日本食ブームの影響で食べるようになって、ますます世界の魚が奪い合いになり、日本で魚の価格が高騰していく。
魚は、種類の多様性、味の多様性、調理・加工方法の多様性がある食物。
まさに生物多様性の恩恵を味わうのが醍醐味なのだけれど…。
それにしても円安を感じさせられるメニュー。
日本に溢れてる外国人観光客が、安い安い♥♥と、買い物天国なことが良くわかる。

この写真を送ってくれた米国留学中のMA嬢は
以前からよく当活動に参加して、受付などを支援してくれていた。
都立の中高一貫校に進学し、現在は高2。
東京都の米国派遣制度で、1年間の留学中。
渡米前からこのブログで紹介するにふさわしい生き物や環境などのネタの発信をお願いしてあったものの…、あまりに日々の生活が充実して多忙。
今回ようやく、食べ物・経済・生物多様性を考えられる上記の写真を送ってくれたもの…

普通の内容だったので、以前送ってもらったもののこのブログで紹介していなかった内容を、上記の背景説明として、今回初めてこのブログで以下に紹介。

「私が留学してるところは割と田舎で、市街地を少し抜けるととうもろこし畑や大豆畑、牧場があります。
私が住んでるところにはフクロウとウサギと、たくさんのリスがいます。
また、少し市街地から離れた家には鹿や熊が出ます。
(ウサギの写真しか撮れませんでした)
リスがほんとにたくさんいて、よく木登りをしたり電線の上を走ったりしています。
バッタは日本より大きめな印象です。
あとよく飛びます。
雨が降った次の日などは、よく霧がかかります。
子供たちはお化けが出ると言って怖がります。」

あと少しの留学生活、楽しんで、学んで、充実した時間になりますように…

文章:末尾「」以外は小池常雄
写真:MAさん(写真の加工は小池の責任で行っています)
編集:小池

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