次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2024/04/12

初めてドックショーに潜入(後に驚きの…!紹介)

 イヌの生物多様性・驚きのおやつなど  
昨秋、このブログに時々「フィンランド通信」を送ってくださるフィンランド在住YMさん撮影のマルちゃんの写真がJKCの写真コンテストに入賞(応募手続きを当方が支援)。
つくし野ビオトーププロジェクト: フィンランドのマルちゃんの写真入賞(おまけに近影・コメント) (biotop-project.blogspot.com)
今回その写真が4月5-7日に国際展示場で開かれるドッグショーで展示されるとのことで入賞者用の招待券を頂いたので、中日の4月6日土午前中遠征。
恐らく日本最大のドックショー。規模が大きい。
入口正面の案内の後ろ側に展示。
犬の絵や川柳のコンクールと共に展示。
写真の展示はこんな感じ。
入賞写真はこちら。
改めて会場全体を見るといくつかの展示スペース、待機スペース、物販コーナー、ドックダンスの展示、トリミングの競技会関連など多彩
よく見ると審査員は皆男女とも外国人(欧米系?)
そもそもわざわざドッグショーに出かけたのは、生物多様性(種・遺伝子)の表現型としてのイヌの多様性を感じられるか?と思ったから。
ヒトはイヌを古くから仲間にしてイヌの持つ遺伝子の多様性を活用して多種多様なイヌを作り出し、この日のようなドッグショーの形に発展してきた…と。
姿かたち大きさなど、イヌの多様性は十分感じられたけれど、おもしろかったのはドックショーを取り巻く様々な人や物。
特殊な世界だろうと想像して居たけれど、確かにお金の掛け方もヒトの熱気も、これに人生かけているらしい人がたくさん…。
見たことはある犬種でも、これだけ珍しいものがこれだけ集まると…。
見たことのない超大型犬種も多数。
出待ちでグルーミング中。
初めてみる道具や器具ばかり。

〈おまけ01:驚いたのはおやつの内容・多様性〉
会場の一部に、イヌに関わる様々な商品・食べ物の出店がたくさん。
イヌの保険や肖像画などはそんなに驚かなかったし、
ドッグフードもスーパーに売っているようなものも沢山あって驚かなかったけれど…。
驚いたのは以下のようなおやつ系。

鳥の手羽元ステック、牛タンステック、サーモンステック、神戸ポークラング(豚の肺)に始まり
豚やシカのあばら骨
馬アキレスけん、牛レバーの燻製、
牛アキレス腱、豚ハナ、神戸ポークの耳のスライス
牛ゲンコツ(大腿骨の関節?)、鹿ツノ
牛のゲンコツなど、口に入るのはかなりの大型犬でないと…
豚耳と牛のひづめ
豚耳は沖縄料理などで食べたことあり…
さすがに牛のひづめはどんな味??
鶏モミジ(足先)、トサカ
モミジはヒトもラーメンのスープにする位だから、齧っていると味わい深いのか?
牛・馬・豚のラング(肺)やレバー。
なんとなくラングはローカロリー?
ふわふわしてスポンジ状???
中央は、牛気道の輪切りになった輪状の物
鯨のジャーキーにサメの干し肉
馬肉・牛肉・マグロも小分けにしてあって買いやすいものも…。
買いやすいとの表記はあってもかなり高価。
わたしがお酒を飲むときの肴はもっともっともっと安い!!
各種魚の煮干し系も…
写真撮り損ねたけれど、ウナギの頭だけ集めて干したものも…
また、イノシシだったかシカだったのかの肩甲骨を燻製した?物も…。
前記のよなものを見て回って、あまり驚かなくなっていたけれど、最後に見つけて驚いたのがこれ。
ウズラ丸ごと一羽を、姿ジャーキー!!にしたもの。
…まあ要するにミイラ。(笑)
家畜系動物の人が食べない部分を加工したものは、まあ想像できるけれど、野生生物の恐らく駆除されたものの部位を使ったものも多数。
ヒトはイヌを古くから仲間にしてイヌの持つ遺伝子の多様性を活用。
長い長い時間をかけて、多種多様な特徴を持ったイヌを作り出し、この日のようなドッグショーの形に…。
その出展する犬たちの日々のストレスを解消して、健康にするために様々な生き物のパーツが様々に加工されて使われているのだけれど…。
ヒトとイヌと、加工食品に姿を変えた動物たちの命の関りついて考えさせられた次第。

〈おまけ02:驚くバックヤード・ケージの多様性〉
ランウェイの裏側には、かなりの広さのバックヤードがあり、出待ちのイヌや資材が置いてあり。
面白かったのは多種・多様なケージ。
よく見るタイプもあれば…
おそれくこれは特注だろう立体的で車輪や取っ手が付けてあるものも…
かなり作りこまれたものも、市販品を台車に載せて崩れないようにしたものも…。
会場に行くJRの中にもベビーカーのようなものに入れられた犬がたくさんいて…
入賞犬の専用撮影コーナーもあり。
一種独特な雰囲気とニオイ? ヒトとイヌの熱気とざわめき??…に満ちた初めて覗いたドックショーの世界。
イヌの生物多様性とヒトの願望?のようなものも感じた半日でした。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影日:20240406
撮影場所:東京国際展示場
編集:小池常雄

 

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