野菜になる前の 野菜??
今年の春も終わり。
幸い今年は、山菜を食べる機会にたくさん恵まれた。
[日本で今食べられている野菜の渡来時期]
の資料を皆さんにお見せしたところから話は始まる。
国立科学博物館で開かれた「和食」展のテキストをベースに加工した資料を用いて日本への各野菜の渡来時期を説明した時、
「これらの野菜が伝来する前に、日本人は何をたべていたのだろう?」と私がつぶやいた時の事。
顧問のHさん曰く「いわゆる山菜を食べていたのだよ」…と。
確かに、ようやく稲作が伝来したころ食べていたのは、獣や魚介類以外は、現在で言う野菜など栽培していないから在来種の食べられる植物の「山菜」であったということ。
現在の野菜は、野生の植物をいわば家畜化して、本来持っている苦みなどを和らげたり、葉を大きくしたり、結球させたりしたもの。
風味という言葉で表せられる、そもそもの特徴を楽しめるように、ほどほど残して飼い慣れされている。
今季は人為的な野菜ではない「山菜」をよく食べるチャンスがあった。
これは天ぷらで早春の苦みを味わう大人の味…
併せたのは当方の畑で作ったハツカダイコンの浅漬。
以下は、活動の中で収穫したり、Nさん、Oさんにいただいたりして
以下は、活動の中で収穫したり、Nさん、Oさんにいただいたりして
豊富に到来した「タケノコ(筍)」。
米ぬかで茹でるイメージが強いけれど、新鮮なものは唐辛子を1-2本いれるだけでOK。
上には、庭に植えてある「山椒の若芽(木の芽)」
左は「タケノコの豚肉包み」右下は「タケノコと豚ひき肉を炒めたもの」
これは別に取っておいた「穂先タケノコ」をトッピング。
「タケノコと豚肉と新タマネギの炒め物、木の芽載せ」左は「タケノコの豚肉包み」右下は「タケノコと豚ひき肉を炒めたもの」
その上にサッとこごみをゆでたもので彩りと食感と…
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