次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2021/06/13

活動報告:第4回定例活動を実施しました

 「プールのヤゴ救出大作戦!vol.15」 
 を実施しました。 
6月12日土、昨年は実施できなかった「プールのヤゴ救出大作戦Vol.15」
つくし野小学校のご配慮により、実施しました。
この日の準備は10時すぎから。
屋内の活動は許されなかったので、熱中症予防の観点からプール脇の運動場にタープを張ることにして。
午前中は曇りがちだったけれど、午後からは晴れて気温が上がり、張ってよかった。
資料を掲示パネルに貼るのも、屋外なので大変。
午後から風が出たので、使用時には転倒防止でロープで縛って安全確保。
そうこうするうちに、短いランチタイム。
開始30分前には、すでに参加者が集まり始め、少々慌て。
受付助手は、中二になったMA嬢。
いつもと少し違った雰囲気での活動。
顧問など紹介の後、高見顧問からトンボとヤゴの生態などのお話し。
お話しの後は、お待ちかね、ヤゴの救出大作戦を実施。
しばらく救出作業をした後、水分補給目的もあり、中休み。
集合写真も撮り、救出作戦を継続。
プールサイドの6カ所にヤゴの集積場所を作り、、。
活動が長時間になりすぎない様に注意して活動を終了。
最後に、ヤゴ、冷凍赤ムシ、羽化用小枝セット、水草を配布。

ヤゴの配布を待つ、参加者の列。
この日救出できたのは、すべて赤トンボの仲間。
期待されたギンヤンマの姿はなく。
肉食で、生きている生き物しか食べないヤゴは、育てるにはエサがむつかしい。
共食いをしやすく、飼うのは容易ではないけれど、うまくトンボになる羽化がみられるといいね…。

この日の参加者は、
未就学:9名。
1年:6人、2年:10人、3年:4人、4年:8人、5年:6人、6年、2人。小学生総数:36人。
中学生:4名。
保護者:31名(30家族)
小学生の所属:つくし野、南つくし野、みのわ、南
幼稚園・保育園:天使、南が丘、もりのおがわ、どうぞの
顧問・取材・代表者(檜村夫妻、田村ゆ、船崎、高見、石田、岡本さん、小池):8名
総参加者合計:88名
《おまけ》
参加者にヤゴを配布した後、残ったヤゴたちは、以下のような場所にリリース
1。天使幼稚園
2。小学校の水田(ボウフラ退治用)
3。小学校の池
4。小池自宅のミニビオトープ
例年、羽化が観察できるけれど、
今年はどれくらいのヤゴが無事トンボになってくれるだろうか??
文章:小池常雄
写真:船崎、岡本さん、小池
ブログ編集:小池

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

3年生の参加者です。
一週間前くらいから早く行きたいなあと思っていました。
思ったより沢山取れたので、嬉しかったです。
ヤゴは、
①顔がカマキリみたいなところ
②顔の割には眼がとても大きいところ
③顔の形が逆三角形で、なぜか笑っているように見えるところ
がかわいいと思います。
家で今育てているヤゴが、無事につくし野の空に羽を広げて飛び立てますように…

小池常雄 さんのコメント...

投稿をありがとうございます。
一週間くらい前から楽しみにしていてくれたとのことで、企画した側としてはとてもうれしかったです。
身近な生き物が、そのままでは、下水に流されて死んでしまう!
単に昆虫を採る…のではなく、トンボの幼虫、ヤゴの命を救う!…というのがこのプログラムのコンセプト(考え)。
しかし実は、プールから救った後が大変。
キンギョやメダカ、フナなどは、乾燥エサを売っているし、なんでもよく食べる。
しかし、ヤゴはそうはいかない。
生きている生き物しか食べてくれない。
活動で冷凍アカムシをプレゼントしたけれど、そのままでは食べてくれず、ピンセットなどでつまんで生きているようにヤゴの前でゆすってやらないと食べてくれない。
生きたエサしか食べない生き物にエサを与えることがなんと、大変なことか!
でも、そうやって育て、無事羽化したときの感動は…。
是非、その感動を味わってほしく…。
小池常雄