次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2022/01/13

またまた でた!

   ハクビシン・タヌキ 出没!! 
我が家の2階の物干し場のパラペット(笠木)の上に残された何者かの足跡。
足跡が来たほうをたどると、樋を伝って屋根に乗り、屋根に上った後は壁沿いに歩き、次はパラペットの上に…。
パラペットの上で、位置を確認した後、
1mほど先の屋根の上に降りて…
前回フンがあったのと同じ場所で用を足し。
どこかに去っていった…ことがわかる。
どうして、ハクビシンの足跡(前足)と分かったというと…。
五本指の痕がしっかり残っていること、中央の肉球の部分が丸く大きくいくつかに割れていること、5㎝ほどの大きさ、など…。
高見顧問の勤務先、隣部署の専門家にこの写真を見てもらうと、やはりハクビシンではないか…と。
そういえば…最近、自宅庭にてアブラナ科野菜の生物多様性をお話しする教材用として育てていた野菜にいくつか被害があり。

これは、ロマネスコというカリフラワーの仲間の頂蕾部分。
まだ育っておらず、芽は小さかったのだけれど、すっぱりと周辺の若芽とともに食べられている。
この部分は、生で食べても甘いのだろうか?
蕾と周辺がすっぱりと食べられている。
3鉢とも、同じ種類に同じ被害。
茎ブロッコリーはまず頂蕾を取って、脇蕾を育てて長く楽しめるけれど、ロマネスコはこの後は脇芽は生えてこない??。
苗は高価で、手間をかけて鉢植えにし、ここまで育てたのに…(涙)
すぐ横に置いてあった白ブロッコリーは被害なく。
こっちは、紫ブロッコリー…これもお好みではないらしく。
順調に生育中。
鉢植えを移植したばかりのエンドウが、若芽とやわらかい葉だけが食べられ、無残な姿になってしまった。
鉢植えのサツマイモの地上に出ていた部分が、毎晩少しづつ齧られている気配。
これは、ネズミかもしれない。
これは春先に植えつけようと大切に育てていた茎ブロッコリーの鉢…の痕(涙)。
なんと中央部の芽だけ食べられ、双葉だけが残されたものも…。
ハクビシンは市に連絡すると、害獣としてワナをしかけ、駆除してくれる。
田村顧問のご近所の人は、業務用のネズミホイホイで駆除したのだとか…。
でも、悲惨な状況が目に浮かび、とてもそんな気持ちにはなれない。
この活動は、宇宙船地球号に暮らすあらゆる生きものの命を大切にしたい…という思いがあるから、なかなかそういう行動はとりにくく、どうしたものか…。

これは12月4日の朝。
雨の降った翌日、午後から枯葉集めの特別活動をした日のこと。
活動の前の朝、畑に確認に行ってみると…。
活動の時、いつも皆に座ってもらう場所が少しくぼんでいて、泥が溜まっている。
ここに新鮮な獣の足跡が!
中央の肉球以外に4本のツメのある指がそろった足跡。
これは、まぎれもなくタヌキ
偉そうにつくし野はヒトのものと思い込んでいるあなた!
あなたが知らない時間に、別の世界が広がっている。

そういえば、年末に東急田園都市線斜面の草刈りを専門の人たちが作業していた時のこと、真昼間なのに土手の上を駅の方向にトコトコ避難している丸々としたまぎれもないタヌキを目撃。
一体どうやって生きているのだろう?と不思議に思ったけれど…。

これまでも、このブログで、自宅へのハクビシン出現の記事は2度ほど書いています。
屋根の上のフンは写真で紹介したことはあるけれど、足跡を紹介できるのは今回が初めて。

屋根の上のためフン:1年前(2021年1月)
庭に出たハクビシンの目撃談:12年前(2009年1月 写真無し、文字のみ)
間違いなく、長く、つくし野に生息している。

以下は公的機関のHPより
千葉県立中央博物館の資料より
昭島市のHPより
〈おまけ:害獣駆除〉
町田市によれば、市の事業としてアライグマとハクビシンは屋内に侵入し害を及ぼしている場合は、業者委託で駆除するのだそうで…。
どちらも外来種だからね…。
個人で捕獲する場合は、許可がいるのだそうで…。
この資料の下の写真をよく見るとつくし野でも2020年度 
アライグマが捕獲された実績があることがわかる。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影日:20211222/1204
撮影場所:小池自宅

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