次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2022/08/01

町田市「広報まちだ」で紹介されました

 「まちだのいきものみ~つけた!」特集  
月2回発行される市の広報紙。 8月1日号冒頭2頁は生き物特集。
冒頭の1ページがキャッチの写真とクイズと教室の記事。
第2面で市内の活動団体として、当活動を紹介いただきました。
第1面は以下。
第2面全体は、以下。
掲載されている活動紹介の中の2枚の写真は、
第4回定例活動「ジャガイモを収穫しよう!」が市の広報課に取材され、撮影があったことは、当日参加された皆さんには冒頭にご紹介し、ご了承いただいたのでご存知の通り。
紙面では小さく使用されている町田市広報課撮影の写真2カットは以下です。
紹介記事の内容は、事前に広報課とやり取りし、調整していきました。
私への質問部分は、ちゃんと文書でお答えし、広報課に要約していただいたのですが、
実際に活動している「参加者の声」の部分は、市からは急な要請でしたので、
締切までに活動の中で直接「コメント」を集める時間がなく。
ついては、ショートメールやラインで短時間に連絡がつく
いつも参加してくださる保護者に直接連絡を取って、「声」を頂く方法をとりました。

編集では、小池宛たくさんいただいた子どもと保護者の回答(合計22)の中から、市の広報課の編集でセレクトいただき、4つの回答の一部のみが紙面に掲載されています。

当活動初期は、毎回の活動でアンケートを実施し、井上顧問がとりまとめてくださり、ブログで開示していたのですが、活動回数が初期の倍以上になったこと、各回膨大な手間がかかることもあり中断。
ついては、今回は久々に当活動宛にいただいた貴重な「参加者の声」すべてを以下に転載しご紹介します。
これは、後日にも市のHPで紹介される由。
市広報での紹介方法とは異なり、「こども」と「保護者」に分けて記載しています。
文章は小池の責任で一部調整しています。
掲載順は、小池の手元に届いた順です。
お名前は全てイニシャルにしました。
保護者13のYWパパの回答は、私のみが市に答えた項目の回答も
記載いただきましたがそのまま転載します。

  未就学児・児童  
▶1.【一部が広報に掲載】
活動を通じて、いきものの事を知ることができて、虫や鳥が大好きになりました。
ヤゴがトンボになる事も、家で育てるのが難しい事もわかりました。
ふだん外を歩いていてもシジュウカラの鳴き声が聞こえたり、トンボをみかけるととてもうれしくなります。(MAさん:小3女子)


▶2.
虫が好きだからヤゴやおたまじゃくしを採れてうれしい。
エサを食べるところを見られるのも面白い。(HKさん:小3女子)


▶3.
【一部が広報に掲載】
学校では絶対に教えてくれない野菜の育て方(〇〇野菜は〇〇科とか、〇〇野菜は〇〇野菜の親戚など)や生き物と共存して生きていくためには何が必要で何をしたらいいのかなどについて詳しく教えてもらうことができ、知ることができるのでとても勉強になります。
そして、なんといってもいろいろな実演があり、おもしろく、楽しく自然のことについて身をもって体験できるので『つくし野ビオトーププロジェクト』の活動は最高です‼︎(RSくん:小6男子)


▶4.
つくし野ビオトーププロジェクトに参加していて、自分達で苗を植えるところから収穫するところまで体験することができて、生物や自然のことも楽しくわかりやすく学べるので、いつも参加するのを楽しみにしています。
でも、虫は嫌いです…。
そして、いつも私達のためにいろいろと準備をしてくれている顧問の人達の大変さも知っています。
いつもありがとうございます。(MSさん:小4女子)


▶5.
私たちがつくし野ビオトーププロジェクトに参加して、顧問の人達が準備してくれている種や苗を自分達で植えて、こんな種や苗からこんなお野菜に形を変えて変身するんだ‼︎という発見もあったりしてびっくりすることもあります。
自分で収穫して食べるお野菜はいつも新鮮で美味しいです。(KSさん:小3女子)


6.【一部が広報に掲載】
ビオトーププロジェクトの活動では、図鑑や本で見た虫たちを実際に育てられ、
さわることができて夢がかなってうれしいです。
生き物にさわった感触などは本からは得られないから、新しい発見ができてうれしい。
生き物と触れ合うと自分が優しい気持ちになっていきます。
生き物を大切にすることを経験すると、人にたいしても優しくできるような気がします。
虫たちも頑張って成長しているのをみると自分も頑張ろうと思います。
野菜を育てることについて、植物にもいのちがありお世話しないと枯れてしまう。
肥料や水や太陽など手間暇がかかりお世話が大変だったりするけれど、いろいろな世話を経て、作られていることを想像するとスーパーで売っている野菜を作っている人に感謝したくなります。
活動の専用畑で採れた野菜は鮮度がよいし、愛情が入っている気がしてとても美味しく感じます。
一口一口大切に味わって食べたいと感じます。(NKさん:小4女子)

7.
私は、ビオトーププロジェクトでは、川の活動が大好きです。
そこで捕まえてきたアメリカザリガニは、1年ちょっとで死んでしまいましたが、とても大きく育ちました。
毎年、パパとカブトムシを育てています。今年もカブトムシ相撲大会に出るのが楽しみです。(MKさん:小4女子)


▶8.
たのしいからうれしい。
参加してると楽しくて嬉しくなる。(SS君:小2男子)
 

  保 護 者  
▶1.
活動に参加するようになり、娘二人が街で生き物を見つけると足をとめ、愛情をたっぷり注ぎながら眺めている様子がみられるようになった事がうれしいです(AYさん:ママ)

▶2.
はじめは子供向けの活動と思い、娘たちが自然に慣れ親しんでほしいと思い、参加し始めましたが、今では子供も大人(親)も楽しく参加させていただいています。
畑での収穫や他プログラムを通して、自分達の住んでいる町の自然を感じながら、野菜の成長やさまざまな生き物を実際に見たり触ったりと貴重な体験をさせてもらっています。
収穫したばかりの美味しい野菜達をいただける…という嬉しいオマケ付き、というのも主婦にはありがたい特典です。
4年前に活動のプログラムで子供達が作ったシジュウカラの巣箱の営巣と巣立ちが毎年初夏の我家の楽しみになりました。
楽しい活動のためにいつもありがとうございます。(MOさん:ママ)

▶3.
つくし野ビオトーププロジェクトでの収穫体験に今年度から息子と参加させて頂いています。
普段食べている野菜がどのようにできるのか?育っているのか?そして、どのように収穫するのか、個人で畑を持っていなくてはなかなか体験できないことです。
タケノコ掘りをさせて頂いた時は、頭が少しだけ見えるタケノコが、土の中は思っているよりとても深く掘らないと抜けないこと、抜いた途端にハエがどこからともなくきて人間ではわからない嗅覚を感じてくるんだな…など、体験しないとわからないことがありました。
子供は、畑で収穫したものが食卓にでると、自分が収穫した!!という思いから残さず食べてくれます。また、一緒に調理もしてくれます。
こうして子供たちに様々な体験をさせてくれる場所を提供してくださること本当に感謝しています。(YNさん:ママ)

▶4.
【一部が広報に掲載】
持ち帰ったヤゴが全部とんぼになるわけではないので、飛んでいるトンボは、とっても大事なトンボなんだ、来年も子孫に会えるように、水辺をキレイに保ちたい…と思うようになりました。
子供にとっては、育てるよりも、採るところが楽しいようで、最初はヌルヌルするとか、緑だとか言っていましたが、網ですくうとヤゴが入っているのに興奮してくるようです。
この活動に参加してなかったら、トンボは、ヤゴだったこと、ヤゴは、水辺に冬から夏にかけてひそんでいることを知らなったかもしれません。

余談ですが、中2になった娘が、同級の中学生で、ネギが土に植えられているのを知らない子がいた…と言っていました。
白いからか、枝?くき?みたいに思っていたみたいだよ〜と言っていました。
トンボがヤゴだったことを図鑑で知る現代っ子では、水辺をのぞき込んでもメダカくらいしか想像できなそうです。
プールのヤゴを救う活動は、この活動くらいしか聞きません。
小川地区(に住んでいますが、つくし野と同じ)も田んぼは無い台地ですから、希望者だけでヤゴを救えば良いのに…と思います。
でも、小学校の廊下でタライにびっしり入ったヤゴが置いてありましたが、子供に聞いたら餌やりしている様子もないそうで、今どきの若い先生は、捕まえるだけ捕まえて、もしかしたら飼えないのかも…と思いました。
活動で釣具屋で売っていると教えてもらったアカムシが買えて今年はとっても楽してます。(笑)(CYさん:ママ)

▶5.
プールのヤゴ救出では、親子共々ヤゴを初めて見たり、里山散歩でタヌキの排泄物や死骸、ヤモリの卵を見つけたり…普段は見ることもなく通りすぎている生き物たちや活動の痕跡を、驚きと共に感じ、知る機会をたくさん与えてもらっています。(CDさん:ママ)

▶6.
(活動に参加するようになってから)ふだんの生活のなかで見る生き物すべてを、
「がんばって生きているんだな…」と愛おしく眺めてみるようになりました。
虫も爬虫類も小鳥たちも、みんながそれぞれに一生懸命に生きている。
かつて汚いとか怖いとか思っていたのが今や不思議で、イモムシの造形美、ヤモリの機能美、野鳥の羽の色彩など、人の手では絶対に生み出せない美しさが自然界に溢れていることにも気づきました。
こどもたち(娘2人)は、カブトムシの幼虫の成長を通じて母性のようなものが育まれ、虫の赤ちゃん=イモムシをすごく可愛がるようになりました。
虫への感情が変わったのをこどもも感じていて、「クモも赤ちゃんから育てたら好きになれるかな」とつぶやいたのが印象的でした。
活動を通じて、生き物に対する愛情が生まれました。
長女が小学校2年の時参加したビオトーププロジェクトでカブトムシに出会って目覚めた娘(と私たち家族)は、その後、家族でイモリ、ヤモリ、トカゲ、オタマジャクシ、エビ、モツゴ、ドジョウなど、身近にいる生き物を捕獲しては飼育し、自宅小庭の巣箱に営巣したシジュウカラを眺め、長女が中学2年生になった今はカイコの飼育研究に没頭しています。(HSさん:パパ)


▶9.
私がビオトーププロジェクトに感謝していることは…、
子どものころ自然の中を駆け回って遊んでいた自分自身の幸せな記憶がビオトーププロジェクトに参加したことで蘇り、(年齢を忘れて)親の私が童心にかえって楽しんだこと。それは、とっても豊かな時間だったこと。
自然の中で遊ぶ楽しみを知っている私が、それを知ることができないと思っていた自分の子どもに、ビオトーププロジェクトを通して自然の中で生き物に触れたり、桑の実を食べたり、枯れ葉のプールにとびこんだり、サツマイモのツルで長縄をしたり、たくさんの野菜を収穫したり、カブトムシ育て、シジュウカラの巣立ちを見守り。
私の幼少期とは違うふれあい方でも、その内容は濃く広く。
きっと、子どもが大人になった時、私どうように、自然の中で遊ぶことの幸せと、自然を守らなきゃいけない…という気持ちを持っているだろなと確信しているんです。
なぜなら、私がそうだから。
そんなことを、ビオトーププロジェクトに参加しながら私は感じていました。(SMさん:ママ)

▶10.
 (プールのヤゴの救出活動は、)本来人間の使うものであるプールに秋から春までの間に自然界(小さな生態系?)ができあがり、そのプールを人間が使うときがきたらそこに生じていた生き物を子ども達が少しずつ自宅に持ち帰り、ヤゴやオタマジャクシを無事に成長させて自然界に返し完結させる。生き物がいなくなったプールでは人間が楽しむ…というとても面白い活動であると思います。
プールを人間とヤゴやオタマジャクシが共有していて、まさに共生していると感じます。
身近な昆虫であるトンボですがふだん目にするのは、無事に成虫になり空を飛んでいる姿です。
その姿になるまでの過程を、この活動は子ども達にも分かりやすく説明してくださいます。そして羽化への過程を実際に家に連れ帰って家族で見届けることができるのはとても貴重な体験です。
全てのヤゴがうまくトンボになれるわけではなく、それを知ることで生き物へ対する優しさやものごとのバックグラウンドを考える良い機会になるのではと思います。
生エサや羽化用小枝まで、活動で準備してくださり、お世話へのハードルを下げてくださるのも保護者としてはありがたいです。(AKさん:ママ)

▶9.
(つくし野ビオトーププロジェクトは)年間を通して様々な活動があり親子で楽しみながら体験しています。
畑作業では、野菜を種や苗から育て収穫まで、それぞれの野菜の季節を知るだけでなく、様々なことを体験から学んでいます。
例えば、リーフレタスはキク科で黄色い花がさき、キャベツはアブラナ科で十字の形の花が咲くこと。
サツマイモは苗を植えてから半年後に収穫するのに対して、ジャガイモは3ヶ月という短さでたくさんのジャガイモが収穫できること、ソラマメはさやが空を向いて(=上を向いて)成長すること、サヤエンドウは柔らかく放っておくと豆が大きくなること、タマネギはスーパーで売られている形ではなく、畑ではどのようになっているのか、など畑作業をしながら体験から学んでいます。
そして、収穫後は新鮮な野菜(いのち)をいただいています。
様々な虫の観察や触れ合いを通して、幼虫たちの成長の仕方や食べ物、育て方なども体験から学んでいます。
例えば、プールから救出してヤゴは、何を食べるのか、どのように羽化するのかを間近で観察しています。
最近は(スマホの)カメラのマクロレンズも簡単に手に入るので、ヤゴの呼吸をしている様子や餌を食べている様子なども見ることができます。
モンシロチョウやアゲハチョウの脱皮や蛹になる前の様子、蛹からチョウへ羽化する瞬間まで観察しました。
私たちの身近で実はこんなにたくさん感動的なことが起きていることに気づき、体験しながら生命の大切さを親子で学んでいます。
みのまわりに目を向けるとたくさんの生き物が存在しておりこのような生き物を身近に感じる体験をすることによって人間本位ではなく人間が生き物に寄り添いながら共生していくための自然環境作りにつながっていくのではないかと思っています。
つくし野ビオトーププロジェクトは子供たちが命の大切さを学んでいく上で、この上ない活動だと思います。(SKさん:ママ)

▶10.
プールのヤゴ救出では、親子共々ヤゴを初めて見たり、里山散歩でタヌキの排泄物や死骸、ヤモリの卵を見つけたり、普段は見ることもなく通りすぎている生き物たちを、驚きと共に感じる機会をたくさん与えてもらっています。(CDさん:ママ)

▶11.
 ビオトーププロジェクトに参加する様になって4-5年になります。
活動中にカブト虫の幼虫を譲ってもらう機会があり、自宅で飼い始めました。
図鑑では見た事がありましたが蛹から成虫へ羽化する光景を直接観察できた時は子供達だけでなく大人の私も感動してしまいました。
卵から成虫まで育てるきっかけを貰い、命を間近に感じる事が出来ました。
数年経っても、子供達はその時の事を思い出して話す事があります。
思っている以上にその時の感動や思い出は深く心に刻まれているのだと思って感謝しています。
今後も、様々な活動を楽しみにしています。(ESさん:ママ)


▶12.
私は、東北の農村で育ちました。
子供の頃、野山を駆け回って育ったことがとても楽しい思い出として残っています。
自分が楽しかった経験を、3人の子供達にもさせてあげたいと思っていたのですが、東京で子育てすることになり、あきらめておりました。
ところが、長男がつくし野小学校に入学した年(小池注:8年前)、ビオトーププロジェクトのビラを貰ってきたことをきっかけに、様々な活動に参加させていただいています。
畑の活動も楽しいですが、森の活動や川の活動を通じて、町田が豊かな自然に囲まれていることを知ることができました。
個人的には、つくし野の自然に触れることができるだけでなく、畑で様々な作物が作られていることを知ることができたり、つくし野の歴史にも触れることができる春のハイキングが大好きです。
活動に参加するだけでなく、自宅でもプランターでジャガイモやサツマイモを育てたり、カブトムシを幼虫から育てたりして、子供たちと楽しんでおります。
これも、この活動に良いきっかけを作っていただいたおかげだと思います。
ビオトープに参加した最初の年に作って庭の紅葉の木に取り付けてある巣箱では、毎年、シジュウカラが巣作りしており、今まで何度か巣立ちの様子も見ることができました。
これからも毎年小鳥達のかわいい鳴き声を聞くのを楽しみにしています。
子供達だけでなく、親もとても貴重な経験をさせていただいており、心から感謝しております。
つくし野の子供達にとって(親にとっても)ビオトーププロジェクトは、とても貴重な財産だと思います。色々ご苦労が多いと思いますが、つくし野の子供たちのために、末永く、この活動を続けていただきたいと思います。(YKさん:パパ)

▶13.
Q:子供たちが自然や生き物との共生を伝えていくうえでどのようなことを意識していますか?
⇒生き物(小さな虫)には人間と同じで命がある。
なので、安易に殺さない。と伝えている。
Q:実際に活動している参加者の声
 ⇒野菜の成長を自分の目で確認できるので、非常に有意義な時間である。
 ⇒自分で植えて収穫した野菜は新鮮でなんでも美味しいことを子供たちにわかってもらえる。
⇒(テーマとは外れるが)幼稚園時代の同窓会で友達と会える。
Q:自然と生き物と、共生していくために、私たちはどのような取り組みをしていくと良いですか?
⇒子どもたちに自然の大切さを教宣していく(なので、ビオトープの活動は有効です)
⇒生き物の過ごしやすい環境を創っていく(プラスチック削減もそのひとつ)
                         (YWさん:パパ )

▶14.
まだお喋り練習中のS(2歳、男子)でも、「つくし野ビオトーププロジェクト行く?」と聞くと「行く!」と張り切って支度をしてるので、参加できるのが嬉しいんだな…と感じています。
参加してわかることが増えていくこと以外に、他の学年の子や大人と関われることも素敵だと思ってます。(MSママ)
文章:小池常雄
参加者の声の部分は各項にイニシャルで掲載
引用:町田市「広報まちだ」2022年8月1日号
町田市広報課・環境共生課の許可を得て転載
使用写真撮影:町田市広報課
ブログ編集:小池

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