平和の日 まだ遠く
4月半ばだったろうか…ウクライナの戦争終結が、ヒマワリの花が咲くころまでに実現することを願って、畑の土手の上にたくさん植えたヒマワリ。
従来は景観作物としてだけだったけれど、今年は特別な意味を込め。
されど、戦争は終わらず、終結のめどは立たない。
いやいや…そんなことはない。
花が終わり、実が熟して重くなり、「実るほど 頭を垂れる 向日葵哉」になっているだけなのだけれど…。
それにしても、この調子では、来年初夏には、またも平和祈願のヒマワリの種蒔きをしなくてはならない。
それでも、その時期までにはまだ8ヶ月ほどの時間がある。
平和を祈って…ではなく、平和を祝って…の種蒔きになりますように…。
また、たくさんの人たちにヒマワリの種をプレゼントできるよう、ちゃんと乾燥させて、たくさんの小さなごみを取り除いて、保管することに…。
ヒマワリの花 満開の様子(8月7日のブログ)
咲いた時の様子(7月24日のブログ)
種を撒いた時の様子(4月12日のブログ)
昨年同様、後日、種を収穫し、選別様子を配信出来ればよいけれど…。
〈おまけ:畑作業を実施〉
8月30日午後、ひとりで畑作業を実施。
天気予報では曇。 雨の予報ではなかったで…。 でもこの予報は大外れ…。
最初に北側のサヤインゲンを植えてあった場所を整備。
枯れ始めたので、もう除去。
跡地にはいずれ冬野菜か、玉ねぎか?
わずかな面積だったけれど、積み上げるとこんな感じ。
跡地には、防草用に古い銀色のシートを展開。
次は畑の南端のエダマメ。
今年は前の作物の栄養分が残っていたためか、ツルボケの状態。
茎や枝葉はしっかり茂り、房も付いているように見えるけれど、この状態から先、実が充実しない。
以前は、カブトムシ相撲大会の参加賞として、当日早朝にたくさん一人で収穫したことが思い出され…。
見た目はいいのだけれど、サヤを触ってみるとぺこぺこ。
花を付けた時期に高温少雨だったことが原因かもしれない。
気になっていて、ひしゃくで毎夕、水を撒いていたのだけれど、そんな量ではとても足りなかったようで…。
Nさんのエダマメも同じ状況とお聞きしたので、ツルボケより、そちらの方の影響か?
根には根粒がたくさんついてい居る。
引っこ抜く作業は容易なのだけれど…霧雨が止まないので、ひとウネだけの作業にしたけれど、こんな量になる。
50m以上、公道をはさんだたい肥置き場へひとりで運ぶのは大変な作業。
とても袋ごと抱えられる量・重さでなく、ずりずりと引きずって運んだのだけれど…。
天気予報に騙され、作業時間中、ほぼ霧雨が降り続け…
室内にいたときは、今日は涼しい…と思い、作業を始めたのだけれど、霧雨で湿度100%。
汗と霧雨と作物についていた水分で、ぐしょぐしょに。
跡地は、やはり防草用に古いシートをかけて次の作業に備え…。
活動の中でも、収穫だけでなく、なるべくこういう作業も参加者の皆さんに手伝ってもらうように努めているけれど、とてもとてもそんな作業では追いつかない。
農作物を育てるということは、手間暇をかける時間の集積。
「畑の野菜は、足音を聞かせる分だけおいしくなる。」
…なんていう言葉がある。
毎日生えてくる草を抜いたり、間引きしたり、支えを補ったり・抜いたり、ツルを誘引したり、伸びすぎたツルを返したり、スイカをネットで支えたり、イモの苗を補植したり、シートをかけたり・外したり、水を撒いたり、土の状態を見たり、苗をつくったり……、畑全体にそれぞれ生育する野菜の様子を確認し、それぞれの野菜と会話するようにしていくことが必要。
収穫の活動1-2時間だけ参加して、「大変だ!大変だ!!」と騒ぐ人がいるけれど、最後の最後のおいしい部分を経験していただいていることはなかなかご理解いただけない。
今の世の中は、お金を出せばきれいに整えられた野菜は手に入る。
終生、そうやって生きていく人が大半だけれど、自分でやってはじめてわかることもある。
また、畑で、お目にかかりましょう…。
文章:小池常雄
写真: 同
撮影場所:専用畑
撮影日:20220830
ブログ編集:小池常雄
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