次の活動実施予告・実施済の報告


〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施しました。

2022/09/15

「久しぶりにお堀端をお散歩」

  都心も 秋 ~お堀のハクチョウとギンナン  
鉄鋼マンさんに都心の秋のお便りをいただきました。
「今日は久し振りに、お昼休みにお散歩に出掛けました。
オフィス街側は非常に暑かったのですが
道路を挟んでお堀端に行くと、風が吹いていて、非常に爽やかでした。
柳の木も、風に吹かれて涼しげです。
油断すると大量の銀杏が落ちているのですが…。
そう言えば、(鉄鋼マンさんが)小学校の六年生になると、校舎のそばに生えていた銀杏の実を拾い、そのお金で体育館のマットやら跳び箱やらを買う習慣がありました。
体育館のトタン屋根の上に上り、ツルツル滑りながら拾ったりして。
今にして思えば、とても危険なことをしていたような気がします。
学校のそばにあったF君の家は、銀杏のせいでトタン屋根に穴が空いてしまい、瓦葺きになったそうです。
写真の鳥は、白鳥ではないとおもうのですが、ガチョウでもないだろうし、何でしょうね?アヒルかなあ?
最後の写真は、T海上さんの本社ビルです。
私が初めて東京に来た頃、今から40年以上も前の大昔ですが、その時は抜きん出て大きなビルと言う印象だったのですが、今ではビル街に埋もれ、『小さなお家』みたいな感じです。
建設時は、皇居の中が見えてしまうと言うことで高さ制限の話があったとか言うことを聞いた記憶があります。
小池さんのご専門の分野かと思いますが。」
鉄鋼マンさん、いつもながらお便り感謝です。
文中の私への投げかけ?について、すべてお答えします。(笑)

【ギンナンと街路樹】
都心のギンナンはもう2週ほど前から落ち始めています。
下の写真は、絵画館前のイチョウ並木で2週ほど前に写したもの。
まだ葉はこんなに緑なのに…。

昔は良く街路樹に使われたイチョウ。
でも、落ち葉がなかなか腐葉土になりにくく、乾燥すると細かく粉砕されて粉状になり、滑りやすくなったりして近年は新たに街路樹に使われることは、ほぼなくなりました。
雌雄別株の植物ですが、当初の頃は雌雄株の見分け方ができず、雌株も植えられたので、ご指摘のようにこの時期、ギンナンを落とすものもあります。
以前勤務していた渋谷の会社は、公園通りを上った先にあり、昼休みに歩道に落ちているものを拾ったことを思い出しました。
ビニールで厳重に包んでロッカーに入れておいたけれど、どうしてもあの特有のにおいは漏れ…。
果肉の部分はヒトの皮膚をかぶれさせるので、気を付けて作業しても、どこかしらかゆくなる部分もあり…。
でも、いまだに好きなので、箱で買ってきて、常備してある専用ハサミで割って食べたりします。

【ハクチョウ】
皇居のお堀にいるのは、ハクチョウです。
1953年、皇居外苑保存協会に上野動物園から15羽とドイツのハーゲンベック動物園から9羽の計24羽のコブハクチョウが贈られた。…との事。
解説している東京新聞の記事は以下。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/185365
現在は5羽いるけれど、動物愛護に対する考えの変化もあり、これ以上の移入はしない方針との事なので、この5羽が元気なうちが見納めになりそうです。

【T海上本社と美観論争】
T海上本社ビルは、以前、「環境学習とは、どんなものか?」について話をしてほしいとの要請を知人から受け、1度だけ行き。
建築を学んだ者にとっては、皇居とこの建物の景観論争は有名です。
ル・コルビジェの日本人3大弟子のひとり、前川國男の作品です。
(上野の文化会館、新宿の紀伊国屋…)
打ち込みレンガタイルが特徴的です。
同じ工法で作られた青森の施設が凍害でおかしくなり、改修に苦労したことを思い出します。
東京ならそれほどの積雪も凍結もないので問題が起こらなかったのでは???
どうして130mほどだった当初計画が、100mに低くなったかは、下記などに詳しく載っています。
今は東京海上日動になっている会社ですが、私が社会人になりたての頃、別の会社だった日動火災は当時の勤務先の重要顧客。
自由が丘の東急線路沿いの小さな三角形の敷地に支店を新築したのですが、この基本設計が私の最初の基本設計が形になったもの。
規模が小さい施設だったので、合併後売却され、渋い濃い艶消しの銀灰色の瓦のような外装なのにカラオケ屋さんになっています。

【ちいさいおうち】
岩波書店発行の有名な絵本ですね…。
岩波書店のHPでは以下と解説されています。
「しずかないなかに,ちいさいおうちがたっていました.
やがてどうろができ,高いビルがたち,まわりがにぎやかな町になるにつれて,ちいさいおうちは,ひなぎくの花がさく丘をなつかしく思うのでした――.
時の流れとともに移りゆく風景を,詩情ゆたかな文章と美しい絵でみごとに描きだした,バートンの傑作絵本.」(岩波書店のHPより転記)
1965年の刊行の絵本です。
私が、どの時点で読んだか記憶は無いのですが、内容と絵のイメージは残っています。
文章:鉄鋼マンさん
補筆・追記:小池常雄
写真:鉄鋼マンさん
ブログ編集:小池常雄

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