おいしいハクサイに なぁ~れ!(2)
F幼稚園の園庭の隅に植えたハクサイ。
「ムシに食われちゃった!」…との報を受け、また、愛車ジムニーに資材を満載して出動。
最初に植付をしたのが、9月22日(☚クリックすると当日の記録へ)だったから、
この日までに12日間経過。
ハクサイは順調に生育しているけれど、この間季節にしては気温が高く、この日も30度越え。
昆虫の活動がまだまだ活発で、おいしいハクサイの若葉が食害にあっている。
中心部分の肥大化にはまだ時間があり、高温の日もまだあると予想されたので、現状の虫を処理するため、消毒をすることにし…。この日用意したのはこんな資材と道具。
まずは、8mmほどの球形の化成肥料を根元に4つから6つ置き。
次に、全体をさっと消毒。
裏側から見ると、こんな感じ。
次に、全体をさっと消毒。
手前のプランターから順に、
1. 圧縮力に耐える円弧状の金属パイプ2本を交差させて刺す。
中央部がずれないように麻ひもで縛る。
2.防虫ネットをかける。
途中で切ると次の利用の時によくないので、1枚のまま。
ネット面に張力が生じるように、4辺で引っ張る。
3.プランターの上辺に、防虫ネットを抑える木板をスクリューねじで固定。
…文字で書くと簡単だけれど、ピーカン晴天・高温・強風のこの日、
私一人での作業で、あちこち引っ張り、たるみが生じないように順番に固定するのはなかなかに大変。
助手がいると楽だったのだけれど…。
プランターとプランターの間は、こんな感じ。
子どもが触っても危険が無いように…。
ゲート・通路側はこんな感じ。裏側から見ると、こんな感じ。
「隣の空地を何とかしたい…。」という園長の希望をお聞きし…。
どうやら、施設の建設時に自治体の規定・基準で求められる緑化面積を確保するため、工事用?に砕石を転圧してあった園庭の一部を舗装せず、客土を少し被せたうえで低木を植えた場所のように思われる。(小池の推察:未確認)
試しに、硬い砕石を転圧した層まで掘ってみると、
下の写真の縁石の左側のような深さしか表土がない。
つまり、植栽に適した土壌部分の厚さは、わずか150mmほど。
中くらいのプランターほどの深さしかない。
オイル缶の中には、掘ると次々出てくる土壌中の石を集めて撤去。
とりあえず試掘した3m×0.6mくらいの長さの範囲で混入していた石は、
1.保水性を回復させるため、腐葉土や牛ふんを混入し、土中の微生物を活性化
2.酸性に傾いているだろう土壌の中和のため、苦土石灰や化石貝紛を投入
3.化成肥料などの肥料分の投入
…などの作業が必須。
そもそも全体に土壌が薄すぎる。
今後、全体を花壇や畑として有効活用をするのなら、全体に適した用土を客土し、
今の地表全体を覆土してしまうのが良いのだけれど…。
次は、伐根した低木や根を除去してから、土壌改良し、畑用に整備する作業かな??
文章:小池常雄
写真: 同
ブログ編集:同
撮影地:町田市内 F幼稚園
撮影日:20221004
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