オカメインコ とすごした 日々
[妻と私の頭の上をとても気に入り。] 親しくさせていただいているK夫妻。 ペットにオカメインコを飼い始めて数か月。 はて、ピーちゃんのお世話係は?…ということで、お声がかかり、さっそく手を挙げ。 |
私は子供のころからイヌやカメ、アゲハの幼虫、色々な魚類、カブトムシなどは飼育したことがある。
今年は、プールのヤゴはさておき、カイコもたくさん飼育。
カブトムシの幼虫は今も幼虫を飼育しているけれど、さすがに鳥類は…。
子供の頃は文鳥やカナリヤなど小鳥を飼う人が多く、専門の小鳥屋さんもあったけれど、私は飼育経験は無く、少し心配。
お預かりにご自宅に伺うと、今の小鳥の飼育はこんな感じ。
ケージは500㎜×500㎜×600㎜ほどのサイズ。
エサや水の入れ物がケージの片方に設置できるようになっていて、止まり木が縦横にセットされている。
出入り口の扉に渡る梯子までセットしてある。
爪がかかりやすいように小さな穴が開いた軽石?ALC製?や硬質プラスチック網の留まり場所までセットしてある。
籠の下には、トレー型で、食べ残しなどをうける紙を敷く引出し付き。
この写真の後ろの、白色の穴が開いた装置は、保温用のサーモスタット付きのヒーター。
オカメインコは、オーストラリアが原産。
日本のこの時期の気温では、これが必須。
ウィキペディア先生は、かくのごとく教えてくださる。
「 オカメインコは名前に「インコ」とあるが、
インコではなくオウム目オウム科に属するオウムである。
オウムの仲間では最も小型。
オーストラリアに広く分布し、群生する。
和名「阿亀鸚哥・片福面鸚哥」は、
頬にある橙色のチークパッチ(斑点)をおかめの面になぞらえたものである。
尾羽を含めた全長は鳩などと同じくらい。
身体そのものの大きさはヒヨドリなどと同程度である。
全長の半分を占める尾羽と、頭頂部にある冠羽が特徴。
冠羽は精神状態によって立てたり寝かせたりする。
驚きや緊張を感じた時や危険を察知した状態では立ち、
リラックスした状態では寝ていることが多い。
飼い鳥として日本でもポピュラーな種である。
高い知能を有し、雛から育てた場合は人によく懐く。
セキセイインコやジュウシマツなど、
おとなしい他種の鳥であれば共に飼育することが可能である。
また容易に繁殖する。 」
…とある。
よくよく観察していると、行動パターンは
「よく動き➡よく啼き➡よく食べ➡よく羽繕いし➡しばらく静かにし➡また良く動き➡…」
…といった感じ。
明確に、活動モードが変わり、とてもわかりやすい。
さっきまでいろいろな音色で大騒ぎして啼いていたのに、パタッと静かになってたりする。
ケージは横桟なので、かぎ爪とくちばしをうまく使って、ケージ内を上ったり下がったり。
ケージの内側には保温用の開け閉めができるビニールシートと、遮光用のシートが二重にセットされていて、光や温度管理が容易にできるようになっている。
確かに体は小さいけれど、知能は高い。
食堂の席の横にケージを置き一緒の時間を過ごすと、次第に気持ちがわかるようになってくる。
日に何度か、体を揺らして、「だして!だして!!」というので、
部屋の戸締りを厳重にして室内に出してやるとお気に入りの場所がすぐに決まり。
…それは、私と妻の頭の上。
ここに落ち着くと、なぜか?髪の毛を引っ張り始め…。
飼い主からは、「頭上でのウンチに注意!」と聞いていたけれど、
幸いその洗礼は受けずに済んだけど…。
やれやれ大切なお客様とはいえ、なんとも傍若無人。
こちらも口笛で鳴きまねをすると、呼び交わす形になり…。これまた嬉し♥
22時ころ、寝かしつけるときは外側の遮光シートでケージの5面を覆うのだけれど、
笑ったのはこの時。
寝たかな?…とそっと覗いたら、あれあれ、向こうもこっちを覗いていて、目があった。
今回、初めて知能の高い鳥類の可愛さを知り。(笑)
エサなどの手間もそんなにかからないし、散歩に行かなくちゃならない…ということもない。
ウンチもべちゃべちゃしていないので処理が簡単。
「地球に暮らす生き物全て同じ宇宙船地球号の乗組員、
だから… たった一つの地球は大切に!」
…と、いつも活動で話しているけれど、確かにそんな気持ちになる。
帰っちゃったら、自宅がすっかり静かになっちゃった。
にぎやかに囀っていた声が家に響かなくなり、寂しい…。
また遊びにおいで… 同じ地球号の乗組員「ピーちゃん!」
〈おまけ:体重測定用止まり木の製作〉
ネットで、オカメインコを調べていたら、体重計測の時、平らな秤の上でも体を安定させられるように、止まり木をセットして測定している写真を見つけ…。
それならば…と自宅内を見回し、幼稚園でのゴミを使ったオモチャづくりを教える時用に準備してあった、カマンベールチーズなどのプラスチック容器と、プールのヤゴ救出大作戦の時に配布用の庭木の剪定小枝(乾燥したもの)で、工作。
最初の試作品は、下部の固定方法のディテールにやや難があり。
2つ目3つ目で、だんだんとよくなり。
裏側の固定方法を次第に進化させ。何やかやで、3種試作。
垂直の棒は、庭木の剪定枝を使ったものと、100均の竹製菜箸を切って使ったものと2種。
裏側の固定方法もいくつかバージョンを作り…。
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