水鳥もこの時期 子育てに大忙し!
本当は、カイボリで復活した水草の観察会(6月17日)に井の頭公園に出かけたのだけれど、初めてこの場所で営巣したというオオバン(冒頭の写真)やカイツブリの子育てが、とてもかわいらしく目を引き。
我が家の庭でよく子度建てしてくれるシジュウカラは、子育ての時は動物食なので、イモムシやクモをたくさん咥えて運び、給餌する姿をよく見る。
けれど、植物食のオオバンが、どうやって給餌するのか?と疑問に思っていたのだけれど…。
要するに親鳥が水中にもぐって食べやすいやわらかな水草を採って水面で待つ、子どもたちに与えるということのようで…。
こちらはカイツブリ。
自分で植物を集めて作った浮島の上で、子育てをしている。
写真は取れなかったけれど、オンブされている姿がカワイイ。
会は、いつものように集合場所で保険料30円/人を払って受付をした後、班分けをし、概要の説明を聞き…。
かいぼりで復活した在来種。
カイボリしても数年で大きく生息域と生息数が変化するという。これはカイボリの前。
すっかり水が濁ってしまっている。
カイボリ後は、透明度が増し、水中に太陽光が入るものだから、水中の水草が繁茂。
カイボリ後は、透明度が増し、水中に太陽光が入るものだから、水中の水草が繁茂。
カイボリをした際に用いた鉄骨の基礎が残され、再度の活用を待っている。
それをカモたちがちゃっかり借用中。
カワウが、休息中。説明役のS氏が面白いことを…
「外来種のコカナダモは雌雄別株。
しかし日本に入ってきたのは雄株だけ。
だから、コカナダモは雌株がいないので花は咲かず、種もできない…。
それゆえ、井の頭池を含め、全てクローンで増えている。」
このお話しを聞いて思い出したのは、キンモクセイの花の事。
中国原産のキンモクセイは、普段は地味なのだけれど、秋に強く存在感を主張する。
雌雄異株の雄株につく雄花が発する芳香は秋をイメージさせるものの1つ。
素敵な雌花に、花粉を届けたく頑張っているのだけれど、残念ながら日本には雌株つまり雌花がない。
わざわざ雌株に種を作らせなくとも、簡単に挿し木で雄株は増やすことができるので、日本中のあちこちに植えられている。
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