次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2023/12/20

恩田小で4年ぶりに出張環境学習(その8)

  巣箱を作ろう!(その1/2)  
今年度、既に7回通っている恩田小4年3組の総合(横浜の時間)の授業。
年度の終わりを見据え、整備してきた恩田小ビオトープを 
より生物多様性に富んだものにするためには何ができるのか?をF先生と相談。
4年前にも恩田小5年生を対象に作った巣箱を、再度作って取付けよう…ということになり。
同日中の短時間で、解説から実際の巣箱づくりまでするのは困難。
ついては日を分けて第一弾で解説、第二弾で製作と順を追って実施することに…
自宅から運んだトリや巣などに関する写真・実物資料をSさんの支援を頂いて図工室に準備。




わたしからのお話のポイントは、
 ▶多様な鳥類それぞれが、環境や特徴によって多様な材料や形の巣を作る
 ▶作る場所も方法もさまざまで、そもそも巣箱を使うのはごく少数である
 ▶巣箱はシジュウカラ(四十雀)を想定したもの、でも最近スズメも沢山営巣する
 ▶巣箱は基本を守ればいろいろな形がある。
 ▶次回、皆に作ってもらうのは営巣率が高く実績があるひし形巣箱
 ▶鳥用だけでなく、これまでにコウモリ用やヤモリ用も…
 ▶実際の営巣跡を見ると、シジュウカラ・スズメでは全く作り方も材料も全く違う
 ▶メジロ・ヒヨドリなど、巣箱を使わないタイプの巣もある
 ▶巣立ちしたばかりの幼鳥が落ちているように見えても、手を出してはいけない
 ▶すべてのいきものにやさしくありたい。でも、巣箱を作ることはえこひいき?

カルガモの巣に残されていたダウンボール
これはスズメの巣を取り出してアクリルケースに入れたもの。
ヒヨドリの小枝で作った巣を、ニススプレーで固定して保存性を高めたもの。
ヤマガラの巣に残された孵化しなかった卵を見せているところ
色々なタイプの巣箱を紹介
この内容は、私が好きなネタであることもあり、1時間半はあっという間に…。
本や写真で理解できることも多いけれど、鳥の巣に関しては、自分で様々に集めてきた本物の巣を題材にして見せながらお話しすると、良く伝わるのでは??
最後にお約束の集合写真!(写真はリサイズし、更に加工してあります)
少しだけ余った時間を利用して、時間をかけて整備してきた恩田小ビオトープを少しだけ掃除。
放したメダカたちは気温が下がったので隠れていて確認できず…
文章:小池常雄
写真:F先生、Sさん、小池
撮影日:20231219
撮影場所:横浜市立恩田小学校
編集:小池

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