巣箱を作ろう!(その1/2)
今年度、既に7回通っている恩田小4年3組の総合(横浜の時間)の授業。
年度の終わりを見据え、整備してきた恩田小ビオトープを
より生物多様性に富んだものにするためには何ができるのか?をF先生と相談。
4年前にも恩田小5年生を対象に作った巣箱を、再度作って取付けよう…ということになり。
ついては日を分けて第一弾で解説、第二弾で製作と順を追って実施することに…
自宅から運んだトリや巣などに関する写真・実物資料をSさんの支援を頂いて図工室に準備。
わたしからのお話のポイントは、
▶多様な鳥類それぞれが、環境や特徴によって多様な材料や形の巣を作る
▶作る場所も方法もさまざまで、そもそも巣箱を使うのはごく少数である
▶巣箱はシジュウカラ(四十雀)を想定したもの、でも最近スズメも沢山営巣する
▶巣箱は基本を守ればいろいろな形がある。
▶次回、皆に作ってもらうのは営巣率が高く実績があるひし形巣箱
▶鳥用だけでなく、これまでにコウモリ用やヤモリ用も…
▶実際の営巣跡を見ると、シジュウカラ・スズメでは全く作り方も材料も全く違う
▶メジロ・ヒヨドリなど、巣箱を使わないタイプの巣もある
▶巣立ちしたばかりの幼鳥が落ちているように見えても、手を出してはいけない
▶すべてのいきものにやさしくありたい。でも、巣箱を作ることはえこひいき?
カルガモの巣に残されていたダウンボール
これはスズメの巣を取り出してアクリルケースに入れたもの。
ヒヨドリの小枝で作った巣を、ニススプレーで固定して保存性を高めたもの。
ヤマガラの巣に残された孵化しなかった卵を見せているところ
色々なタイプの巣箱を紹介
この内容は、私が好きなネタであることもあり、1時間半はあっという間に…。
最後にお約束の集合写真!(写真はリサイズし、更に加工してあります)
少しだけ余った時間を利用して、時間をかけて整備してきた恩田小ビオトープを少しだけ掃除。
放したメダカたちは気温が下がったので隠れていて確認できず…
文章:小池常雄
写真:F先生、Sさん、小池
撮影日:20231219
撮影場所:横浜市立恩田小学校
編集:小池
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