市北部のNPO法人たがやすと相互訪問
11月18日午前、市中北部の小野路で活動するNPO法人たがやすを見学訪問。
その後、食べ物に関わる活動を様々に展開しており、今秋「まちだSDGsアワード」で最優秀賞を受賞。
成り立ちや実施していることは異なっているけれど、町田市内で農業や食べ物に関わる活動をしている…という点で共通項もあり、当方から見学をお願いしてこの日に至り。
小野路農園クラブは、運営している農園の1つ。
多摩ニュータウンのエリアにも近い町田市北部に立地。
つくし野からは、鶴川経由で北上したのだけど車で1時間ほどを要する場所。
細い道を入る入口が分かりにくく通り過ぎてしまい、10分ほど遅刻。
現地では、数名が待っていてくださって、ビニールハウスの作業・休息スペースに案内してくださり。
立派な看板があり…
この日の作業内容を掲示した案内の上に、私の訪問を記載していただき…
資料を頂戴し、説明もそこそこに園内を案内していただいた。
10年前、このエリアの利用を開始する前はすっかり樹木などに覆われていた場所を開拓し、現在のような姿に開拓したとの事。
大きくは東側に下る緩やかな東西方向の谷地の中央と南側(北斜面)が対象地。
エリアは大きく2つに分かれ、日当たりのいい農地エリアと緩やかな北斜面で日当たりが悪い果樹園エリア。
それにしても農地エリアだけでも3,000㎡もある。
南側(緩やかな北斜面)果樹エリアと合わせると5,000㎡も!
この農園の成り立ちと経緯は以下のようなもの。
そもそもの発祥は、生活クラブだから、以前から活動していたけれど、この場所を農地として開墾し、農業を始めたのは2013年から…ということのよう。
休息用のビニールハウスの横には、資材・道具庫が…。
入口の駐車場から北方向を見る。
緩やかな谷戸であることが良くわかる。
エリア内は、区画貸の部分と野菜販売用のエリアが…
栽培している野菜はこの時期なので当方の野菜と似たようなもの。
そもそも町田市や東京都から活用を何回も持ち掛けられたものの、大変な事になる事は目に見えていたので、なかなか首を縦に振らなかった…とか。
ここは、不耕起で堆肥だけで野菜栽培をして売る区画とか…。
タマネギの苗は、当方と同じで植えたばかり。
秋ジャガイモはこの日はまだ霜に当たっておらず青々としており。
入口あたりの施設の方向を見返すと…
よく見ると谷戸の反対側の別農地の一角には、ヒツジが2頭飼われているとか…で時々声が響く。
左側の斜面が果樹エリア。
果樹エリアを少し上ると谷の最奥部分が見える。
都市農業・農地を守ることが目的であり、主な収入は農地の区画貸・幼稚園のサツマイモの収穫体験・農作物の販売などと…。
農作物の販売は、専門の店舗に加え、一定の費用を支払ってホームセンターの片隅で販売しているとか…。
サッカーのゼルビアともコラボした活動を行っているとか…。
町田市南部とは、少し都市化などの状況は異なっている故か…。
事前にインターネットで農業法人「たがやす」について、勉強していったつもりだけれど、実際に見るのは大違い。
当方の活動との共通点も異なる点もさまざまに理解され…。
一方、当方の畑に「たがやす」の事務局長のS女史、副理事長のA氏、そしてT女史の3名。日を改め、12月8日金午前に訪問していただき…
当方のこれまでの歴史、現在の実施プログラムなどは前回お邪魔したときに差し上げたので、この日は現地を見ていただきことに重点を置き、前回は持参しなかったPCで活動紹介の動画をお見せすることなどを実行。
畑の入口には、こんな歓迎シートをつくって掲示。
10時15分頃から12時前まで1時間半ほど懇談。
お隣の中村農園も併せて見学。
後で悔やんだのは、3人+1人で写真を撮らなかったこと。
今後も、相互のいいところを持ち寄って、コラボできれば…と願っています。
文章:小池常雄
写真: 同
資料:「たがやす」により提供された概要資料
撮影地:「たがやす」専用農地・当専用畑
撮影日:20231118・1208
編集:小池常雄
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