次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2024/03/07

幼稚園児に野菜作りの体験を!(17)

年中組に「種ジャガイモ植付」、年少組にキャベツなど収穫」
3月4日月、午前は年中児、午後は年少児、合計100名程に体験学習を出張授業。
事前準備は、今回初めて畑地として利用するために植栽を除去し客土などをした場所を、耕耘機を持ち込んで事前に2回、トラクターで耕耘。
直接の準備は、資材調達と立て看板を制作。
持ち込んだ資材はこんな感じ。
事前に土づくりをしてあるので、比較的少なく。
半分ほどウネ立てしていなかった部分をH女史と2人でウネ立て。
細長い新畑は短辺方向にウネを建てると陽当たりがバランスする。
まず午前中は年中の3組「ぞう」:26名、「ぱんだ」:25名、「きりん」:23名の
合計74名を対象に3回に分けて種ジャガイモの植付体験を実施。
この日は、種芋と種芋の間にまく腐葉土と化成肥料を、小さい紙の手製容器に入れて準備。
種芋一つと、この肥料をひとつづつ子供たちに作業させることに…。
最初の「ぞう」組から順番に、肥料についてや種芋を植える深さなどをH女史と私で手分けして解説。
わが家の地下に置いておいた段ボールの中で保管していたジャガイモは、
もうこんなに芽を出している。
2組目の「ぱんだ」くみさんにも同じ内容でお話し。
30分1コマなので一休みする余裕がなく、息が切れる。
ウネ幅が短いので、畑の外からアプローチしやすいのはこの畑のいいところ。
種芋の間隔は30cm。
そっと肥料を置いている感じがわかる。
最後は「きりん」組さん。
74名/3組全員が一人一つずつ種芋を植えてもまだ畑は、1/3ほどが残り…。
中途半端にスペースを残しても、他の作物も植えにくい…。
それで、Hさんと、先生、私で、残りのスペースすべてに、植えてしまうことに…。
大人3人で作業すると、何とはやく作業が進むことか!!
結局、この日、植えたジャガイモはダンシャク(男爵)ばかり、5+5+3+3=16㎏!!
ジャガイモは、一般に種芋の8~10倍の収穫が期待できるので、128~160㎏が予想収量。
前年度は、チビイモ数個を子供たちのお土産にできただけ。
今期は給食用に残しても、それなりの量をお土産…として、
お持ち帰りにすることができるのでは?

この日は昼休みの後、午後からも引き続いて年少児(ウサギ組:20名)にキャベツなどの収獲体験を…。
子供にも、気を付けながら包丁を持たせ、自分で収穫。
キャベツ以外にも、茎ブロッコリー、ハクサイ、カリフラワーを収穫。
収穫物は日ごろからお世話になっている近隣の老健施設や駐在所にお届けするのだそう…。
翌日、園長と以下のやり取りを…
園長から「種芋を植えた年中組の子どもが帰宅して保護者に話をしたらしく。
次の日、畑を見学に来ている親子もいました。
貴重な体験だと改めて思ったシーンでした。」
わたしから「種芋におへそがある、どっち向きに植えるのか?とかいろいろ話しましたからね…。」…とお返事すると…
「その、いろいろが幼児語に変換され、聞いている親もハテナマーク(?)
一生懸命伝える姿と聞く姿が素敵な親子のシーンでした。」


〈おまけ 01:給食ゴチに…〉
この日も給食をゴチになり…。
右上はサバの味噌煮。すべて骨は除去済の物。
中央上は納豆にコマツナ?などが混ざっているもの。
これまでゴチになった給食の中では一番好みに合い

〈おまけ 02:巣箱取付け〉
わたしの手製の巣箱を1つ、園にプレゼント。
正門横のシマトネリコのシンボツリーに取り付け。
少し取付時期としては遅いので営巣するかは…。
デザインとしては可愛いので、入ってもそうでなくともこの場所に合っていいのでは?と。


〈おまけ 03:跡地にダイコンを…〉
このプランター、風雨にさらされながら長く使われてきたので、劣化が激しい。
特に底部の板が半分くらい腐食していて、修理は必須。
当初4万円/台で購入したと聞くけれど、調べてみると今は値上がりして5.3万円ほどする。
必要資材などを調べ。早急の修理をお勧めしたけれど、新年度の予算が取れるまでにまだ時間がかかる。
それで、最小限の手間で最短期間で何か…?と考え、ミニダイコンを種まき。
新年少か?年中に2か月先、はてさてひとり1本収穫させられるか?
文章:小池常雄
写真:Hさん、小池
撮影日:20240304
撮影場所:認定こども園 F幼稚園
編集:小池

0 件のコメント: