次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は66名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月14日 (土)午後の実施予定で準備しています。第5回特別活動は、実施日未定です。

2025/08/31

メダカ食うカマキリ!

 陸生昆虫が水棲魚類を食べる?そんな! 
昆虫でも水中生活をする肉食系の大型昆虫は、魚類を捕食することは知っている。
タガメなどが小フナを水中で捕食するシーなどは、図鑑などでもよく紹介されている。
でも、これまでの私の経験で陸生の昆虫は、肉食系でも水中の魚類が捕食の対象になるとは、つゆにも思っていなかった。
それが…簡単に覆ってしまった。
撮影は、Oさんちのおしゃれな玄関前の水盤の睡蓮の葉の上。
玄関扉の前に2つの大型鉢があり、片方の水盤にスイレン。
銀色の品種改良種のメダカが時々、スイレンの葉影から姿を現してお洒落。
よく見ると、スイレンの葉の上にカマキリが…
カマキリは翅がまだ短いのを見ると、終齢ではないけれど、オオカマキリかな?
写真はOさんがお送り下さった動画から切出したもの。
捕獲シーンは無く、捕食中の物だけれど。
よく観察してみると、片方のカマで頭部を、もう片方で下半分を抑えてあばれないようにしてから、腹部から食べている。
これはライオンなどが、草食動物を食べる時に栄養価が高い内臓部分から食べるのと同じ方法で驚く。
動画は以下

これは睡蓮の葉の上に残された食べ残し、
主に内臓を食べて、身の部分のほとんどは食べ残していることがわかる。
もっとも、カマキリは動画を撮影された奥様が、撮影後「うちの子(メダカ)が襲われている!」と追い払ったとの事なので、カマキリはメダカの身も食べたかったのかも?

「現場近くで同一個体と思われる泥棒を発見しました。
しかし今のところ犯行に及ぶ素振りはありません。」
…とのO氏のコメント共に下記の写真が…

このブログでも1年少し前(20240629)、我が家の玄関先の水鉢でみつけた「ヤゴ食うヤモリ」を紹介したことがあり・・・
つくし野ビオトーププロジェクト: ヤゴ 食う ヤモリ
爬虫類で陸生のヤモリ(イモリは水生の両生類)が、水面近い水草を足掛かりに水中のヤゴを狙っている。
残念ながら捕食シーンでは無いけれど、明らかに狙っている。

身近な環境に、驚きの自然の営み、光景が潜んでいる…といつも感じているけれど、
今回もまたそんな印象を持った経験となり。
文章:小池常雄
写真:Oさん、奥様
小池(ヤモリのもの)
撮影場所:Oさんご自宅玄関前の水鉢
撮影日:20250828他
編集:小池常雄

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