次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2023/05/21

まちだをつなぐ30人(その後の報告・懇談会:末尾に読者からの投稿・追記あり)

    町田市長と懇談会で…     
5月16日火夕刻、昨年度参加した「まちだをつなぐ30人」の会議のその後の経過を報告する会に市より招聘されて参加。(この会議の最終回)
日程は、2部構成。
最初は、一般の参加者だけで、従来のような議論の方法「ワールドカフェ」で、3回、参加者をシャッフルして、議論。
30人の会議のはずが、既に前回よりさらに参加人数が減り、定員の半分に満たない12名程。
やれやれ…
3ラウンド実施した後、すでに組成した3チームに戻って、現在の課題や、今後の対応などを議論し…。
その後、3チームで発表。
私が所属する「SDGsまっちんぐまちだ」チームは、
最初に、私から、すでにマッチングが実現した2つ、調整中の1つについての報告を。
その後は、チームリーダーのM氏から、現状の課題、今後実現したいことなどを説明。
15時から17時10分までが第1部。
50分のブレイクを経て、第2部の市長を交えての懇談会。
18時から19時半という日程。
30人の会議のはずなのに、8人しかいない。
石坂市長は、5期目かな?
18年前に着任した際の、市職員の意識改革のお話などをされ…。
各出席者が、担当部の部長の司会でそれぞれまんべんなく、この会議で得たものなどについて、発言。

私は、石坂市長からの「町田市は0歳から14歳人口増が全国でもトップクラス」…という発言に対して、以下のような内容を主に発言。

「当活動は、10年以上前『地域子ども教室』という活動助成を市から受けていたものの、
役割は終えた?との事で市制度の変更で、助成制度自体が無くなってしまい。
当方のように参加費無料の活動の維持には活動費用の確保が必要不可欠。
ついては、市の助成が打ち切られて大変に困り…。
困った挙句、公募されている環境学習に関わる助成を調べ、苦労して応募。
色々な財団や企業など、公的な助成を複数受けられるようになり、
現在のように年間1000名の参加者がいる活動を継続できている事…などを説明。

市は「まちとも」に費用(人件費)を投じるようになっているけれど、目的は放課後の小学生の居場所・遊び場所を作る目的。
子どもへの環境学習を目的とする当活動とは目的も役割もまったく異なる。
潤沢ではない税金を用いて広範に助成できないにせよ、
こうした助成の情報などを提供できれば、税金にかわり、
外部からの支援資金を市内の活動に呼び込み、
活性化させることができるのではないか?
当活動は、国内有数の助成を獲得してきた実績があり、ノウハウにもなっている。」…と
[市長は公職なので、御顔は加工せずそのまま。小池は後列、向かって左。]

追記:01
この会議について、私が問題点と感じた部分は既に
に記載し、アップしてあります。

追記:02
上記、文章をアップ後、30人のメンバーであったO氏より下記のメッセージを頂きました。
転記していいですか?との私からの確認に、ご本人より
「特定の方の攻撃にならないようご配慮頂ければ全く構いません」
 …とのお返事を頂きました。
小池の責任で、3通のコメントを合体させ、一部調整させていただき転記させていただきます。

「小池さんありがとうございます。
長い期間、とりあえずお疲れ様でした♪

(今回の会議の問題点は、建築設計分野出身の)小池さんはよくお分かりかと存じますが、今回の課題は、特に建設(建築の分野)では、常識的(な事項の欠落)でした。
お金と時間、得たい成果物、目的、コミュニケーションというプロマネ(プロジェクトマネージメント)の基本が欠けていたからですよね。
(小池注:プロマネの基本は資金、目標、時間の3つ。これに情報管理を併せて4つ…ということもあります。前記のO氏の記載と少し表現は違うけれど、同じことですね…。)
(一般の企業活動では)社内へ、何を目的に、何を成果物とするか?を(明確に)言えないと(事業の推進は)難しいですよね。

(今回の会議では、)そのフォローもなく、(これから先)何が行われていくか…の事前資料もなく見えにくい。
この会議は、基本的なプロジェクトマネジメントの手法をまず、市役所側が理解しないと(この方法では、今後は)続かない印象でした。
もし、(この段階)で幾らか(市から活動助成)を得られるのなら1番わかりやすい。
参加できるのは、小規模事業者のトップか、大会社で担当部署がある、市から仕事を受注しているところぐらいになってしまう感がありました。

(今回の会議の問題点は)町田(市)だけに限らず、他自治体、地域団体ともに共通する課題かも知れません。
これまで、(会議の進め方や、プロマネの考え方に対して、市内部に)うるさい人がいなかったかもしれませんね。
ちなみに付け加えると、補助金は麻薬という意見もあります。
ある意味同感です。
しかし、新規の取り組み、リスクある試みに挑戦する際には、補助金がないと活かせません。


しかしながら、(今回の会議に参加し)地域を知れ、たくさんの方々と繋がれる意義は大きく、感謝しております。
つながりを作る企画は続けられたら良いのかなと思います。

地域(課題の)解決においては、ボランティア(活動で)お金をもらうは悪(と、考える思潮)が、根本にあるから、地域や市と民間やボランティア者の事業がうまく行かない気がします。
海外のNPO(職員)は、普通に高い給料もらっています。
(逆の考え方をすれば)お金が集まらない魅力ない事業は、そもそも価値がないと判断できるのかも知れません。
昨今では社会起業家も若い方では主流になりつつあり、クラファン(クラウドファンディングでお金が)で集まります。
私自身もクラファンで集めることもありますし、苦労して地域から得られる補助の数倍は集まる感覚です。
地域住民に役立つのであれば、クラファンをしていく…。
昨今の多様な価値観を取り入れ、(例えば)下北沢(駅)地下化に伴う地上有効活用のパーパス経営手法を考えつつプロマネを基本とした活動をするなど、より高度な難しいことと思うので、研究会資金集めプロジェクトをやっていくのもありかな?って思います。
地域活動にお金が発生するのが1番今の時代参加しやすいかな?という印象です。参加資格は、地域貢献を目的とした場合など条件付きで。

ちなみに付け加えると、補助金は麻薬という意見もあります。
ある意味同感です。
しかし新規の取り組み、リスクある試みに挑戦する際には、補助金がないと活かせません。

私が(かつて)鉄のエンジニアリング会社の研究職だった際、
日本で一番潰れそうにない会社で(あって)も新規の事業には必ず補助金を申請しました。
昨年、一昨年と(現在の立場で取組んでいる)紀尾井ホール、サントリーホールでの新しい取組みもそれぞれ(文化庁さんから)◯百万ずついただきました。
一方で通常の業務については、補助金でなくて普通にお金を頂ける需要ある価値ある活動をすべきと思います。
つまり、(社会活動を行う主催者も)一般的な企業的感覚を知らねばならないと考ます。
いいことやってるのだから金くれ…では行き詰まるなぁ…と。
社会保障費が増え、ますます(使える)予算が減ることを鑑みると、
社会活動をやるひと達が(お金を集める方法を)身につける必要がある気がします。

自論並べ、恐縮です。
いずれにしてもお疲れ様でした。
勝手に自論を申し上げ恐縮です。

〈おまけ:夕日に輝く市役所〉
このところ、市役所に長時間居ることがあるのだけれど、このタイミングは初めて。
陽が長くなった夕日に北側のアトリウムのフレームが白く輝く。
この町田市役所の設計は、私が院生時代の1年弱、長くアルバイトで通った槙総合計画事務所の設計。
槙先生に、ある雑誌の企画設計で私の提案を評価していただいたことが、ご縁だったのだけれど…。
日本橋の事務所に、院生時代から社会人になるまで4-5年ほど暮らしていた船橋の安アパートから通った頃が懐かしく思い出される。
文章:小池常雄
(「追記:02」はO氏の3通の文章を小池の責任で調整し、まとめたものです。)
写真:   同
ブログ編集:同
撮影場所:町田市役所
撮影日:20230516

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おはようございます。
素晴らしいの一言に尽きます。
何時もご苦労様でございます。
私事ですが母方の叔父夫妻が町田に住んでいまして幼少期より境川の池にザリガニ取りなどしに何度も通っていました。
叔父は他界しましたが叔母は現在も90歳で娘家族と同居して元気にしております。
また、友人もまだまだ数人住んでいます。
自身仕事の関係も含めて町田とは縁を感じております。
この場をお借りしてお子様方の健やかな成長と地域貢献されている皆様にエールを送らせて頂きます。

因みに開ける様になりました。