次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2019/06/26

アカトンボ:次々羽化

梅雨のむし暑い夜
こんな夜には?
6月19日水曜日は蒸し暑く…こんな日の夜は、アカトンボたちの羽化にはうってつけ。
こんな夜、我が家のミニビオトープでは、すでに羽化したギンヤンマに続いてアカトンボたちが羽化します。この日は少なくも4匹羽化。その後は、連日このペース。
ギンヤンマは、この時期に事前にさしておく庭木の剪定枝ではなく、ミニビオトープのガマの葉の少し先の方で毎年羽化。
アカトンボたちは、体と足の大きさからか、ガマではなく、小枝で羽化。
小枝を登った上、あるいはとことこと少し歩いて、コンクリートやブロックの壁で羽化するものも…。
ですから、周辺をまんべんなく探すことが大切。
我が家の玄関前のミニビオトープは、色々な環境を作ってあり…。
この時期、トンボたちは、きわめて無防備。
アリたちに襲われてしまうこともあり…。
翅がまだしわしわ。これからぐんぐん伸びる。
逆に私たちが写真を写すにはとてもよく…。
ライト(今回は棒状のLEDを使用)の位置を逆光になるように調整したりして、いろいろな角度から、パチリパチリ。
ピントが合うものも合わないものもあるけれど、後から選べばよいのでともかくいろいろ写すのが、大切。
この個体、翅が次第に膨らんでいて、これから急に伸びるところ。
薄黄緑色が美しく…。
のけぞっている時を、真上から見るとこんな感じ。

 水鉢の横のコンクリートブロックの壁でも羽化。
 真上から見るのも、この角度だと、また別の印象。
よく観察していると、意外に羽化の成功率は高くなく。
ようやく体を抜いて、翅を広げるための羽化液を体内から注ぎこむ段階で、何かの拍子でうまく片方の翅に液が送られなかったのか、ちじれたままで、うまくほろがらなかった個体も…。
こうなると、もう飛べない。アリに襲われるのを待つばかり…。
また、そもそも「えら呼吸から肺呼吸に切り替えることがむつかしいのか、枝を登ったところでこと切れてしまうものもいて、なかなか厳しい。
水中にいたまま死んでしまうものもいて…。
 羽化したヌケガラを、小枝ごと切り取って、ガラス瓶に入れるとこんな感じ。
《おまけ》
参加者のKさんが、お送りくださった写真。
スマホに100均のレンズを付けて写したもの。
羽化まであと少し。待っててね…。
以上です
文章:小池常雄
写真:Kさん、小池常雄
ブログ編集:小池常雄

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ヤゴ救出作戦に参加した小2ケンゾーです。
5匹のうち4匹羽化して飛び立ちました。
あと1匹もがんばって羽化させたいです。

小池常雄 さんのコメント...

ケンゾー君へ
書き込みありがとう!四匹なんてとてもすごい。
ヤゴの羽化は神秘的。これは、自分で世話して、自分の目で見ないと分からない!
五匹目の羽化の報告も待ってるよ!小池常雄