次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2019/06/26

アカトンボ:次々羽化

梅雨のむし暑い夜
こんな夜には?
6月19日水曜日は蒸し暑く…こんな日の夜は、アカトンボたちの羽化にはうってつけ。
こんな夜、我が家のミニビオトープでは、すでに羽化したギンヤンマに続いてアカトンボたちが羽化します。この日は少なくも4匹羽化。その後は、連日このペース。
ギンヤンマは、この時期に事前にさしておく庭木の剪定枝ではなく、ミニビオトープのガマの葉の少し先の方で毎年羽化。
アカトンボたちは、体と足の大きさからか、ガマではなく、小枝で羽化。
小枝を登った上、あるいはとことこと少し歩いて、コンクリートやブロックの壁で羽化するものも…。
ですから、周辺をまんべんなく探すことが大切。
我が家の玄関前のミニビオトープは、色々な環境を作ってあり…。
この時期、トンボたちは、きわめて無防備。
アリたちに襲われてしまうこともあり…。
翅がまだしわしわ。これからぐんぐん伸びる。
逆に私たちが写真を写すにはとてもよく…。
ライト(今回は棒状のLEDを使用)の位置を逆光になるように調整したりして、いろいろな角度から、パチリパチリ。
ピントが合うものも合わないものもあるけれど、後から選べばよいのでともかくいろいろ写すのが、大切。
この個体、翅が次第に膨らんでいて、これから急に伸びるところ。
薄黄緑色が美しく…。
のけぞっている時を、真上から見るとこんな感じ。

 水鉢の横のコンクリートブロックの壁でも羽化。
 真上から見るのも、この角度だと、また別の印象。
よく観察していると、意外に羽化の成功率は高くなく。
ようやく体を抜いて、翅を広げるための羽化液を体内から注ぎこむ段階で、何かの拍子でうまく片方の翅に液が送られなかったのか、ちじれたままで、うまくほろがらなかった個体も…。
こうなると、もう飛べない。アリに襲われるのを待つばかり…。
また、そもそも「えら呼吸から肺呼吸に切り替えることがむつかしいのか、枝を登ったところでこと切れてしまうものもいて、なかなか厳しい。
水中にいたまま死んでしまうものもいて…。
 羽化したヌケガラを、小枝ごと切り取って、ガラス瓶に入れるとこんな感じ。
《おまけ》
参加者のKさんが、お送りくださった写真。
スマホに100均のレンズを付けて写したもの。
羽化まであと少し。待っててね…。
以上です
文章:小池常雄
写真:Kさん、小池常雄
ブログ編集:小池常雄

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ヤゴ救出作戦に参加した小2ケンゾーです。
5匹のうち4匹羽化して飛び立ちました。
あと1匹もがんばって羽化させたいです。

小池常雄 さんのコメント...

ケンゾー君へ
書き込みありがとう!四匹なんてとてもすごい。
ヤゴの羽化は神秘的。これは、自分で世話して、自分の目で見ないと分からない!
五匹目の羽化の報告も待ってるよ!小池常雄