次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2019/06/15

ギンヤンマ:羽化

プールから救出したギンヤンマ:
羽化の報告

6月8日土、つくし野小学校のプールから救出し、3匹だけいたギンヤンマのヤゴは公平を期すために私が連れ帰り、自宅のミニビオトープに放しました。
ここなら、微生物もいてエサを与えなくても良いのです。
(このビオトープは、町田市のHPにも掲載されています。http://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/kankyo/kankyo/midori/ibent/biotoputukuri/biotope_picture.html
6月13日木曜夜遅く23時過ぎ、それでもと思い寝る前に再確認したところ、ガマの裏側の帰宅時に気が付かなかった場所で、羽化していることに気が付きました。
実はうまく写真を撮れなかったけれど、この時しっぽの先から、透明な水滴をポタ、ポタと数滴したたらせ…。
羽化したばかりで、おしっこ?と思ったのだけれど、モンシロチョウの羽化の時、蛹便(ようべん)という体液を排泄すると聞いていたので調べてみると…。
トンボも同じで、「羽化液(うかえき)」というものを排泄。
これは、羽化するときに折りたたまれていた翅(はね)を展開するとき、折りたたまれていた中にある翅脈(しみゃく)と呼ばれる中空の筋で、翅(はね)の補強にも役立つものを広げる時、体の中から体液を圧力をかけて送り込むのだそうでこれが「羽化液」。
私が見つけたときは、ちょうど翅(はね)を展開し終わり、もう不要になった羽化液を体内からぽたぽたと、排せつしていたということ。
長くトンボ救出はしていますが、初めて見ることができました。
広がった翅はこんな感じ。広がっているけれど、まだ薄緑色で黒くない。
これは、アカトンボのヤゴが羽化するところ。
活動でも配布した小枝の先に留まっている。
撮影したときはこんな感じ。
朝見ると、もう飛び立った後。ここにヌケガラが…。
腰のあたりが水色なのがオスなので、オスかな?
羽化したばかりで、まだ色がはっきりしない。
今頃はつくし野の空を飛んでいるのかな?
追記:
しばらく自宅の流しの上に、ブクブクをつけてヤゴを置いていたのだけれど、抜け殻はどこにあるか、見つけられみつけられないけれど、どうやら羽化したらしく。
ダイニングの中でトンボがぶんぶん。
窓を開けると、大雨の後で澄み切ったつくし野の青空に飛んでいきました。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影日:20190613・14
ブログ編集:同



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