英国人の生活にはいきものがいっぱい?
ロンドンとパリの郊外・市内を短時間で回った中、生き物や生き物にかかわる様々なものを見たのはロンドンの郊外。
これは、Tin Tinと名前がついていた空き缶でできたウマかロバのオブジェ。(タンタンと読めばベルギーの漫画の主人公が元かな? あるいは、ティンティン(Tin-Tin)と読めば人形劇サンダーバードに出てきた若い女性の名前だけど(日本語版ではミンミン))
マナーハウスという田舎の高級レストラン+宿泊施設のような場所の入口に置いてあった。
掲示には、この施設の環境に対する姿勢など、環境メッセージ的な内容が書かれており。
どうやら宿泊客は部屋で自由に暖炉を使えるらしく、レストランに入るゲートの門の脇には薪が積んであり。
レストランの中庭のブロンズのウマ?たち。
耳の長さと足の長さ、体のバランスなどからよく見るとロバかな??
実物大だし、彫刻としてのレベルも高い
後ろに見えているのは、宿泊室の入り口。
そのレストランの前に飼われていたウマたち。
これはお店のゲート脇に置かれていた家型のもの。
最初はポストかと思い…でも差入口がなく、なにかちがう…。
とすると、単なるオブジェ?かともその時は思ったけれど、後からよくよく考えながら見ると、養蜂用の箱かな?
どうしてかというと、入口のドアを模したところの下にミツバチ用の入口が付いている。
蜜を回収するときは、切妻屋根をパカッと外すのかな?
バスからもたくさんの羊、馬、牛、豚が屋外で飼われているのが見え、牧畜と市民の生活が近い印象がする。
ホテルの朝食でも、ハムやソーセージ、チーズがとてもおいしい。でも、生野菜がほとんど出てこない。
よく見ると木製のパズル。ABC順に組み立てるもの。カラフルでかわいいワニ。
こちらは恐竜。
昔の小さな街道町コッツウッズが、今も当時の姿のままに使われ、おしゃれな街並みとして人気が出ていて、短時間だけど駆け足でウインド―ショッピング。
小さな町だけれど、生きもののネタがたくさんあってびっくり。
お店にかかっていた売り物の絵。左上に値札が付いてる。
日本ではまず、豚の絵は飾らないのかも?
大昔に習った豚の品種のヨークシャーとかバークシャーとかはイギリスだったけど…。
暖炉用品のお店のショーウィンドーには、動物の小物が並ぶ。
金物屋さんの前に並んでいた、アヒル(たち??用途は不明。
雑貨屋さんにも、生きものの姿をモチーフにしたものが多い。
トリは種類がすぐわかるほど、写実的。
小さなお店に入ったら、すべてが生き物をモチーフにした木製のものばかり。
用途があるものではなく、みなオブジェ。
デザイン的にもとても洗練され、センスが良く、レベルが高い。お値段も相応に…。
これはネコ科の何か??
各種小鳥の様々な姿をレリーフや彫刻で…。
巣で抱卵している鳥は何という名前かな?
クリスマスには、少し早い時期だったけれど、温かい照明で照らされたショーウィンドウの中には、犬をはじめ様々な生き物をモチーフにした小物がたくさん。
イヌとの近さも感じる。雑貨の小物屋さんの棚に並ぶ、様々な犬種の犬の小物。
金物屋さんのショーウインドーの前には様々な犬の様々な姿の鋳物。
これは、ピットブルという闘犬用の犬種を描いたお茶器にかけておく布。
色々な生き物モチーフの物に接し、イギリスの人たちの心に接したような気がして…。これで、ロンドン郊外シリーズの3回分はおしまい。
まだ続く???
文章:小池常雄
写真:同
撮影地:ロンドン郊外のマナーハウス・旧宿場町
撮影日:2019年11月初旬
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