海に浮かぶ修道院に棲む生きものは?
モンサンミッシェルはフランス/パリから高速道路で5-6時間。ノルマンディとブルゴーニュの境、海岸から数百㎡の岩山・島に作られたとても有名な修道院。
ここに何か生き物がいないか?
探したけれど、周辺の牧草地にいるのは羊だけ…。
これは、名物のふわふわオムレツ。
オムレツというより、ふわふわの泡。島内にはニワトリの置物もたくさんあり…
入口の城壁にはためいていたのは赤字に金色の2匹の獅子?
これは修道院の坂道の途中にあった獅子?の口から突き出した蛇口。
蛇口の先には百合の花3つの紋章が…。王家のシンボル。
これは巡礼者のシンボルのホタテ貝これは、日本のスズメのような気配だけれど、ほとんど模様はなく…
ドバトがのオスが朝から愛をささやいて、頭を下げているのは日本と同じ。
やっぱりこれも違うなあ…と思って空をみあげると…
いたいた。 モンサンミッシェルに棲む怪物たちが…。
遠目には犬のように見えるけれど、よくよく見るとドラゴンかな?尖塔から突き出して大きな口を開けて吠えているように見える。
かわいそうにこれは頭は風化して取れている。
建築的な役割はつまりは「雨どい」。
欧州のキリスト教寺院のゴシックの尖塔に降った雨が壁を伝って流れ落ち、壁を汚さないようにするためのもの。
英語では、ガーゴイル。フランス語ではガルグイユ。そのほかではグロテスク(シメール)。
これらは皆、想像上の怪物。パリのノートルダム大寺院のものはとても有名。
何十もの怪物たちが、角を生やしたり、翼を背負っていたり、みなユニークな姿。
彼らは建築的な役割とは別に、聖堂を守るため、常に四方を威嚇する役割を担ってるそうで…。
想像上の生き物なので、ビオトーププロジェクト的な自然界の生き物ではないけれど、まあ良しとして、今日のテーマは「モンサンミッシェルの怪物」で決まり。
目まぐるしく変化する天候。橋の方向を迎えるとこんな感じ。
左側はノルマンディ地方、右側はブルゴーニュ地方。
日本人には、Dデイとワインのイメージだろうか…。
夜景と遠景。
以上です。
文章:小池常雄
写真: 同
撮影日:2019年11月3日フランス時間
ブログ編集:小池
0 件のコメント:
コメントを投稿