次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第12回特別活動は、「茎ブロッコリー・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月24日日午後の実施しました。次の特別活動の実施日・内容は未定です。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。

2021/02/07

活動報告:第7回特別活動(末尾に料理写真追加)

「 畑のお世話 ~ 
 ~ キャベツ・ハクサイ・茎ブロッコリー」の収穫 
2月6日土曜日午後、第7回特別活動を実施しました。
晴天で4月並み気温になりあまり風もなく、絶好の活動日和。
この日の準備は、午前中に資材を搬入。
午後は13時から作業開始。13時半から、船崎、高見の両氏が合流。
14時から活動開始。
この日の午前10時すぎに告知たのだけれど、思ったより多くの人が来てくれて…。
お話ししたのは、アブラナ科の作物の進化と、ヒトの歴史。
なんと今栽培されている多くの作物の共通した祖先は、ケール。
その原種の隠れた能力(葉・茎・花芽)を2500年もかけて、人類は伸ばし、育てておいしい野菜に育ててきた…ということ。
下の絵は、説明に用いた資料の一つ。
「ケールのチカラ」(ダイヤモンド社刊)を元に、加筆。
地中海の沿岸のケールの原種からケールが作られたのが紀元前5世紀。2,500年前の話。
その後、ケールから人類は、茎や花や葉といった部分部分の特徴を伸ばして、いろいろな作物を作り。
大昔にできた野菜もあれば、ごく最近育種された野菜もある。
茎を肥大させたコールラビは1世紀。キャベツも1世紀。ブロッコリーは18世紀。カリフラワーは15世紀。芽キャベツは18世紀。
ブロッコリーと中国原産の夏野菜カイラン(芥藍)とを掛け合わせた茎ブロッコリーができたのはまだ数十年前の事。
カリフラワーは、ブロッコリーから突然変異でできたらしいけれど、そこから発展させたカリフローレは、最近の育種。
私たちとても身近なキャベツは結球するものの歴史は意外に400年くらいの歴史で、特に日本で一般化したのは明治期、、、という最近だということもおどろき。
とんかつの付け合わせの千切りで広まったなどという話も…。

これから先も、ケールを祖先とした新しい作物が登場してくるかも??
ケールという種の遺伝子の中に秘められていた多様性が、人類の歴史の2,500年とともに花開いてきたということ…。
お話の後はお楽しみの収穫時間。
子どもたちは、船崎さんと高見さんの補助で、キャベツとハクサイを収穫。
お父さんとお母さんには、茎ブロッコリーの収穫から開始。
子どもたちには、キャベツの茎は太くて硬かったかな?
これは、カリフラワーの収穫。いい感じ。葉っぱはヒヨドリに食べられている。
茎ブロッコリーは、すでに私の手で頂蕾を摘蕾しておいたので、すでに側花蕾がどんどん成長していて…。でも、野鳥に随分葉が食べられている。
収穫物の全体は、こんな感じ。
各家族に、小ぶりだけれどキャベツ・ハクサイを一つずつ。茎ブロッコリーなどもほどほど分配できたかな?
分配は、いつものように番号をランダムにつけて…
小ぶりといっても、子どもたちの頭の大きさほど。
お約束の集合写真はこんな感じ。
掛け声は、「コロナに負けないぞ!オーーー!!」
この日の参加者は、
未就学:10名。
1年:5名、2年:2名、4年:2名、5年、1名、6年:1名。小学生の合計:11名。
子供の合計:21名。
保護者:15名。 12家族。
主催者(船崎、高見、岡本さん、小池):4名。
成人の合計:19名
総合計:40名(遅刻して駆け付けたMさん母娘を含みます)
《おまけ:収穫物での料理》
YNさんからのその日の夕食。畑のハクサイとアボガドのサラダ、畑の茎ブロッコリーのソテー。畑のキャベツの肉炒め。…この日収穫した野菜の3品盛り合わせ。
MSさんからいただいたその日の夕食。
息子のS君は「小池さんのお野菜おいしい…。」と言ってくれたとか!
「みんなが、愛情を込めて採ったから、もっとおいしくなったんだね…。」とも。
(…ただただ、涙)
ポトフ?に乗っているのは塩サバかな? 斬新!! おいしそう…。
「成瀬の鯖ラーメンが忘れられず、和風スープに鯖投入しちゃいました…」とのこと。
CYさんの料理。
「日曜夜、いただきました。マーボーハクサイと茎ブロッコリーの葉と茎でお浸しを作りました。ごちそうさまでした。」…とのこと。



この日の夕食と、翌日夜の我が家の奥様のキャベツ料理。
ご馳走様でした…。
文章:小池常雄
写真:船崎、岡本さん、YNさん、MSさん、CYさん、小池
ブログ編集:小池

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