次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2021/02/09

スクールニュース Vol.540で紹介されました。

スクールニュース 最新記事, 
本物を目にする体験
(つくし野ビオトーププロジェクト2021年1月)
つくし野ビオトーププロジェクトの2021年が始まった。
例年、小鳥(シジュウカラ。最近はスズメも)の巣箱づくりを町田市立つくし野小学校の視聴覚室で行ってきたが、長時間の屋内での活動になってしまう。
そこで、毎年午前中に行ってきた同校敷地内に設置している巣箱の観察を主としたプログラムに切り替えて行われた。

スズメ・キジバト・ヒヨドリ・ツグミ。ムクドリ・メジロ・ハシブトカラス。
コゲラ・モズ・オナガ…さらにはカルガモ。

集合場所に貼られている鳥の資料。
これらはすべて、つくし野ビオトーププロジェクトの小池常雄プロジェクトリーダーがつくし野で目にした鳥。

普段目にする機会のない鳥の巣も本物を収集・保存しているものが並んでいた。

風もなく、よく晴れた穏やかな天候のもと、今日の活動はすべて屋外

この活動では、自然体験をする中で多くの生き物と接している。
ヒトは新型コロナウイルス感染症拡大予防のため様々に制限を強いられているが、畑の作物を注意深く観察すると、それらを餌にしようとする鳥や虫があちこちで生きている。
あまり嬉しくはないが小動物(ネズミという)との遭遇もある。
今年度はスペシャルプログラムに振り替えたが秋は水辺の生き物に親しむ機会があり、そしてこの日が大空を駆ける生き物の回。
陸川空、1年をかけてつくし野に、そして町田にどんな生き物がいるのかを知ることができるようにプログラムされているといえる。
ただし、知るだけで体験とは言い難いものの、野鳥と接するのはかなり困難なプロジェクトでもある。
そこで、巣箱をつくり、観察の機会を自宅につくるのがこの「空の回」の特長だ。
ではなぜ巣箱が必要なのか(樹洞性で巣箱を必要とする鳥がいるから)。
どんな巣をつくるのか(材料から違う)。
巣箱で何をするのか(卵を産んで、孵して、育てる)。
この季節のプログラムなのはどうしてか(これから巣づくりが始まるから)。
など、小池リーダーの話は続く。
小学校の正門横、金網の反対側にも巣箱を設置。2か所とも営巣跡があった毎年人気の場所

巣箱の中、きれいにつくられた営巣跡の例。
右の穴が出入口でひし形の角を下に逆三角に材料を敷き詰めた

その後、参加した34人(スタッフ込)全員で校内をぐるりと回り、非常階段の柱や正門横、樹木などに取付けた12か所の巣箱をすべて取り外して中を確認。
巣(営巣された跡)がどのようにつくられているのか、本物を自分の目で観察した。
結果はプロジェクトのブログで発表されているのでみなさまご自身の目で確認してほしい。

昨年の集合住宅(縦型)に続いて今年は長屋(横型)に挑戦。
どちらも結果は今ひとつで、鳥も密を避けた?

小池リーダーの説明によると、巣箱を使う鳥は樹に開いた穴や家のすき間などに巣をつくる樹洞営巣のタイプで、ヒヨドリやカラスのような樹の上に巣をつくる鳥達もいる。
そうした巣や鳥達を目にできるのか。
毎年2月はつくし野近郊の里山を巡る自然観察のプログラムが計画されている。」

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岡本さん、記事の配信、ありがとうございました!!(小池)

転載:月刊誌「スクールアメニティ」が配信する
Webニュース「スクールニュース」
ブログ調整:小池常雄

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