エサやりが、クマを殺す
ショッキングなこの写真は、環境省が知床で配布している注意書きに用いられた写真。
【知床に環境省の仕事で出張された高見顧問が送ってくださった写真などの第2弾】
写真のクマは、観光客からソーセージを投げ与えられ、味を覚えてしまい。
ヒトはエサをくれるものと思ってしまった メスグマ[コードネーム97B-5]。
ついには小学校の校庭に早朝に侵入し、死んだシカを食べていて…。
子どもたちが登校してくる前に、事故を防ぐために殺処分されてしまった…。
クマは悪くはないのだけれど…。
野生のクマと、ヒトとの間には、決して超えてはいけない一線があるということ。
これは、英語版がラミネートにパウチされて貼られたもの。
知床では、トイレなどあちこちにこのような注意書きが書かれているとか…。
野生動物はペットとは違う…それは、自宅の庭に来る野鳥を、冬の間だけ少しだけ支援していた時にも自分自身に言い聞かせていたことなのだけれど…。
こういった注意書きは、(女性にはちょっとごめんなさいの写真だけれど)外国人であろうが日本人であろうが、観光客として知床を訪れた男性諸氏には必ず目が行く場所に貼ってあったということ!
(女子トイレでは、どこに貼ってあったやら…。 紳士は想像したりしません!)
これは、チラシかな?
クマにもエゾシカにも近づきすぎてはいけないと、注意を促すもの。
ソーシャルディスタンスならぬ 知床ディスタンス。
右の2つの四角は穴があけられていて、腕を伸ばしてその穴からヒグマやエゾシカを見ると、適切な距離かどうかわかるというもの。
知床の知床自然センターで上映されている短編映画のチラシ。
これは、地元の環境団体がヒグマとの関係をまとめた、「ヒグマ・ノート」
広報センターの施設の中の「ヒグマと人間の一線!」という掲示。
でも、野生動物とのかかわりの問題など、考えさせられる。
高見顧問、ありがとうございました。
コメント:高見元久
写真: 同
撮影地: 知床
ブログ編集:小池常雄
0 件のコメント:
コメントを投稿