次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2021/11/16

秋の日のカワセミ(その1)

   食欲の秋?    
秋の終わりの良く晴れた日の朝、いつものホームフィールドの池にはメスの親鳥(クチバシの下側と足がオレンジ色)とメスの子供の姿が…。
これはメスの親が、ヌマエビを咥える姿。
近くにとまってくれ、羽毛などのディテールがよく写り。
これはじっと水面を見ていたけれど、獲物を見つけたらしく、首を持ち上げたところ。
それにしてもよくもまあ、こんなに濁った水なのに、水中の半透明で小さいヌマエビを見つけ、高い確率で捕獲できるものと関心する。
真下を見ると、こんな感じ。
頭部の羽毛の模様がよくわかる。
鋭く長いくちばしと頭部の関係も…。
下は少し離れたところに止まった姿。
生息する環境の中にいる姿も、また良く。
生きものは環境の中で生きていく…。
子育ての頃のような慌しさはないものの、相変わらずダイナミックなエサの捕獲。
カワセミは、時にダイビングする前、空中にホバリングして水中の魚を狙う。
飛行中の姿にピントを合わせるのはむつかしいけれど、何とかこの時は…。

新しいレンズが手に入り、操作に慣れるために、時間とタイミングが許せばホームフィールドの新治市民の森に通う。
以前は500mmのF8固定の反射式レンズ、テレコンバーターで2倍に焦点距離を長くしていたけれど、
今回はレンズ式のF6ほどの160~600㎜をテレコンバーターで1.4倍に。

以前はフルサイズ:1,000mm/APS-C:1,500㎜相当だったのが、
今回の新レンズ導入で、160~600mmをコンバーターで1.4倍、つまり
フルサイズで:840㎜/APS-C:1,260㎜相当
つまり、倍率は下がったけれど、明るくなって解像度は向上…つまり、羽毛や目元などディテール部分の描写力が向上。
体に脂肪という栄養分・エネルギー源の貯金をすることがあまりできない鳥類。
霜降りの鶏肉なんてないものね。
ニワトリのもも肉をさばいていても、脂肪はごく少ない。
ゆえに、毎日エサを食べ続けなくてはならないカワセミたちにとって、これから全面結氷することもあるこの池周辺の環境で、厳しい時間が始まる。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影地:新治市民の森
撮影日:20211103/06
ブログ編集:小池常雄

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