次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2021/11/22

ソラマメの種まきとバッタ

    ソラマメとカマキリ    
12月中旬に予定している第9回定例活動用のソラマメの苗の準備を開始。
5月末に畑で収穫し、乾燥させておいたソラマメを数日ひたひたの水に漬けると、お歯黒と呼ばれる黒い部分の横から、白い根が伸び始め、生きていたことがわかる。
左側が、数日水に漬けたソラマメのタネ。
同じものだけれど、乾燥させて保存させておいたもの。
水に漬けておいたもの5粒の重さは16.26g。
つまり、16.26/5=3.25g/粒。
乾燥させておいたもの5粒の重さは7.08g。
つまり、7.08/5=1.41g/粒。
つまり、数日で水を吸い2.3倍に膨らんでいるということ。
発芽させるときのみならず、乾燥ソラマメを食べるときも、こうやって水を吸わせてから食べるとか…。
子どもの頃は、どこの家庭でもよく時間をかけて豆を煮たものだけれど…

水分を含ませ、発根させたソラマメをいよいよポットに種うえ。
一つのポットに、3粒ずつ。
左のプラスチックトレーで、4×5鉢×2トレイ=40鉢。
苗にしないでも、豆類は直播(じかまき)でも意外にうまくいく。
希望する参加者にまた分けてもいいかと…。
発根した根っこも、またかわいい…。
これは、2トレイ目。
畑の西側隣家側の育苗スペースに設置。
豆類は栄養があって大きいから、キジバトやネズミにも大人気。
彼らへご馳走のプレゼントにならない様に、エンドウのタネを植えた後にネットをかぶせておいたように、下にトレイを反対において浮かせ、上にもトレイをかぶせておく。
12月半ばには、苗が育っている予定。

《おまけ》
鉄鋼マンさんより、写真とお便りをいただきました。
「カマキリたちもだいぶ疲れてきたようです。
一昨日(11月19日)、つくし野産オオカマキリが産卵しました。
見つけた時点でだいぶスマートになっていたので、無精卵ではないかと思いますが、春にならないとわかりませんね。
ところで、今年は、カマキリを5匹を飼ったので、大量のバッタを捕まえました。
こんなにバッタ類を沢山捕ったのは、中学時代の生徒会主催(私が副会長のときに止めてしまいましたが…)のイナゴ捕り以来です。
私の田舎では、そこここに馬頭観音と言うのがありました。
農村部でしたので、日清・日露戦争の際に物資輸送用として供出させられ『戦死』した馬達を弔う為のものと聞きました。
うちもバッタ観音を作らないといけないかな…と思います。

色んなバッタを捕まえましたが、バッタにも色々あるんだなあと思いました。
大きく分けて『跳ぶ』バッタと、『飛ぶ』バッタがいます。
最初は前者(下写真:緑の方)が多かったので手づかみできたのですが、
[オンブバッタのメスかな?枯れた葉のように体色の変化をしている。]
段々後者(下写真:灰色の方)が増え、虫捕り網を抱えてドタバタと追いかけることになりました。
[ツチバッタ。右後肢が無い。苦労して生きてきた証拠。]
よく、アフリカでバッタが大量発生し、大移動して農産物を食いつくして飢饉が起きる、というニュースを見て不思議に思っていましたが、こういうことなんだなあと思いました。」
鉄鋼マンさん、いつもながらありがとうございました。

文章:小池常雄、鉄鋼マンさん(掲載順)
写真:          同(掲載順)
ブログ編集:小池常雄

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