次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2021/12/07

秋の日のカワセミ(その3:お食事)

   秋も深まり、食欲旺盛       
[つかまえたエビを食べようとくわえなおし、水しぶきが飛ぶ]
鳥類は体内に、エネルギー源の脂肪を蓄えることがあまりできない。
霜降りの鶏肉なんてないものね…。
代謝を落として冬眠し、春を待つことも、出来ない。
渡りをしてエサが豊富な場所に移動するほどの飛行力を持たないカワセミは、この場所で1年中食べ続けなくてはいけない。
良く動き、代謝も多い故の食欲旺盛は、秋だからではなく、1年中通じての事。
全面結氷するこの小さな池に住む個体たちは、冬の間、どうやって過ごすのだろうか?
下の写真は、不発に終わったダイビングの後、身震いして水を切っているところ。
カワセミの体から離れた水滴が。きれいな円弧を描き、逆光に円弧を描いて輝く。
今シーズン産まれたメスの子供かな?
全体にまだ少し、グレーがかっている。
足が濃い灰色から次第にオレンジ色に変わろうとしている。
だんだん母親と見分けがつかなくなってきた。
この時季、小エビをせっせと食べているけれど、小魚を捕れることもある。。
こんなに大きな小魚を食べた後も、まだまだ小エビを食べ続ける。
小魚といっても、カワセミの体長の半分以上の大きさ!だから、彼女には食べられる限界の大物。
一体、体のどこに収まり、更にどれだけ食べればいいというのか?…と驚かされる大食漢。
エビと一緒に枯葉をくわえてしまったようで…。
写真をPCで確認するまで、なんだろうと思っていた。
見ていると、頭がつるっとした子魚はすぐ飲み込むけれど、エビはさすがにとげがあるので飲み込んだ後、何度も首を振り…。
のどの奥に引っかかったかな??
雌の特徴の下クチバシのオレンジ色が、やわらかい晩秋の逆光に透け。輝く。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同
撮影地:新治市民の森
撮影日:20211114

0 件のコメント: